ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

久しぶりにお勉強?その1

2013-11-05 10:24:27 | 日記
甲斐バンドといえば『ライブバンド』
というイメージを抱いてたんだけど

甲斐さんにとって
ライブとレコーディングは表裏一体だったようだ

甲斐さんいわく…

武道館だろうと人口1万人の町だろうと
同じ機材や照明を持って行くし

ライブを演る場所によって中身は変えられない

2時間で全20曲、ササッと歌って、ハイ!終わりなんて
ビジネスライクにライブはやれない

1曲1曲に照り返しやリアクションがあるから
刺激になるし、支えにもなる

だからって、ツアーをやり過ぎて
ボロボロのレコード出してたんじゃダメだし

いいものが出来れば
ライブも分厚い芯の通った走り方が出来る

本当は(レコーディングが)イヤでしようがないんだけど

全てがそこから発生するんだと
自分に言い聞かせて辛抱する(笑)

『ライブの方が良い』って
ずっと言われてきたバンドだからこそ

そのライブを信じて
アルバムを買ってくれる人達を失望させたくない

自分が中・高生の時に
どのくらい金があったかって考えると
軽く作っちゃいけないと思う

ライブに来てくれる人達が
自分の中で支えになっているんだよね


甲斐バンドがデビューした当時は
3ヶ月に1枚シングルを出さないと
存在が証明できない(汗)と言われていたようで

【バス通り】を発売してから
【裏切りの街角】をリリースするまでに
7ヶ月もかかったというのは

新人バンドにあるまじき(爆)
異例中の異例だったらしい(笑)

実際、レコード会社や業界関係者の方々から
『甲斐バンドはもう死んだのか!?』と
言われたりもしていたんだとか(汗)


当時のインタビューで、甲斐さんいわく…

プロなんだから、レコードが売れなければ仕方がないけれど
売るつもりで作って売れるものではないし…(笑)

バンドのカラーを明確にしようと格闘した結果
曲が出来るまでに時間がかかってしまった(苦笑)


甲斐さんのアマチュア時代のオリジナル
【ポップコーン…】をシングル用にと
苦労してアレンジを変え、歌詞も短くしたのに
A面になったのは【かりそめ…】だったようだけど(笑)

全10曲のアルバム『英雄と悪漢』をリリースするまでに
2枚のシングル(計4曲)が先行発売された訳で

これが『普通』だったというのが異常ですよね(笑)

当時、12歳だった奥さんは(笑)小遣いをやりくりして
レコードを買っていたんだけど

シングルに飛びついても
しばらくするとLPが出ることに気づいて(笑)
あまりシングルは買わないようにしたらしい(苦笑)

でも、文字通り
擦りきれるほど聴き込む性格なので(爆)
ちょうどシングルが『音飛び』し始める頃に
アルバムが発売されたようだけど…(爆)


【HERO】の後のインタビューでは…

シングルは、売れるために切るけど
売るためには作らない

魂無しに売れ線だと思って作って
それでコケたら本当に自分がダメになるよ

【HERO】もシングル用として作ったんじゃない

アルバムに収録するつもりの多くの曲の中から
シングルに向いてる曲を選ぶんだよ

ちなみに、CMバージョンの【HERO】は
ボーカルの音量が大きめになっていたらしい♪
コメント
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