ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

久しぶりにお勉強?その2

2013-11-06 01:53:43 | 日記
甲斐さんいわく…

【マイ・ジェネレーション】みたいに
辛辣な歌詞をちゃんと言ってるアルバムが売れると

ホントやって来て良かったと思うよ
今までひたむきにやって来たことがこの中に出てると思う


【HERO】がヒットした後のオリジナルアルバムとして
注目されたこともあったでしょうけど

その【HERO】のヒットは、以前に触れた通り
甲斐さんが『勝負に出た』結果だった訳だし…(笑)

当時の甲斐さんは…

25才が終わるまでに
強力な発言力を持ちたかった

ナンバーワンってことが
生きていく上で最高のものだとは思ってないけど

世間が『力が正義』だと言うなら
俺は欲しかったよ

この曲で1位になって
世の中がよく見えるようになったし

マスコミの矢面に立って
自分たちの置かれてる立場が明確になった
とおっしゃってます


甲斐さんのポリシーを曲げることなく
1位を狙える曲が出来たと確信しての
『1位になります』宣言をされて

実際に1位になった時に甲斐さんは
ご自身の『時代』の捉え方が
間違ってないことを確かめられたという


でも、その時代を生きていることを意識されてはいても
時代に迎合するような曲を書かれる訳はなく(笑)

甲斐さんの琴線に触れたもの
刺激を受けたものについて
ご自身が歌いたいと思うことを曲にされると

甲斐さんいわく…
いつも少し早いんだよね(苦笑)

サンストで…

以前に甲斐さんが
松田聖子さんに提供された【ハートをROCK】と

当時のサザンの曲を続けて流され
『同じモータウンだから(笑)』と話されたそうだ(笑)

作り手であると同時に
熱心な聴き手でもある甲斐さん
海外の音楽事情や動向に敏感過ぎるのか?(笑)

いち早く採り入れて発表しても
日本ではまだ受け入れ体勢が整っていない…
ということが度々あったようだ(苦笑)

奥さんは、ある音楽評論で…

甲斐よしひろという人は
いつも報われないところで頑張って
日本の音楽を支えている

その音楽に対する情熱には
本当に頭が下がる思いがする

と書かれているのを見つけ
こうして判ってくれている人もいるんだと喜んでいたけれど…(笑)


【マイ・ジェネレーション】が
甲斐バンドのアップの時期の象徴なら
【破れたハート…】~【虜】の頃がダウンの時期…らしい

【破れたハート…】をリリースする際、甲斐さんは…

10ヶ月くらい曲が出来ずにツライ時期だった
プレッシャーが重なって、人間関係でトラブルもあった

レコーディングして、採用したアレンジで
トラックダウンのために工場に回した翌日に
『もう一度やり直したい』とストップして貰った

自分の思いを通すのには
録音する状況作りのため、人間もお金も揃えなければならない

沢山迷惑をかけても、これは違うと思った時には
我を通してやらなきゃいけない

時代の中で呼吸しつつ
考えたり、音作りしてるんだから
自分の感じることを大切にしたい
と話されたそうだ

ご自身が納得できるものを作るために
日本にはない技術を求めて
海外に目を向け始めておられたんでしょうね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする