NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

really really sad

2020年03月31日 | Weblog
↑ハッピー♡モーマンツ。(←イルカノだかタガログだか的発音です。「モーメンツ」ですわね)

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筆者。
私事ですが。
2009年3月11日、享年78歳で、実父は永眠したわけですが。
サリーこと、日本一のスキップおじさん名優岸部一徳氏。
喜劇王、志村けん氏。
お二人を合わせて、毎日の晩酌にハワイアンマカデミアナッツを5粒づつ。
その習慣を長年続けると、まるっきり筆者の実父になります。
実父。
そっくりなんです風貌が。
全体フォルムやノーブルな雰囲気は岸部一徳氏寄りですが。
目元や眉毛は、切って貼ったみたいに、志村けん氏とウリ双子。


↑昨日の実妹とのやり取り。


↑一見、悲壮感が殺がれていて、どちらかというと不謹慎臭にまみれているような会話ですが。
行間に、姉妹の嗚咽と悲嘆が沈められております。


↑奥さんわたし。
別の友人から、訃報第一報を受けた瞬間、なんだかもう涙でちゃった。
いやもう、はっきり言って号泣だったかも。

旦那さまと結婚してから、蜜月旅行がてら、二人で日本を訪れた際。
実家のリビングでテレビ観てても、日本語まったく解さない旦那さまにはちんぷんかんぷん。
でも唯一。
「バカ殿」
だけは、日本語なんかわからなくても、ただ観てるだけで大爆笑。
そうそして。
筆者の実父は知ったのです。
「うちの婿さんは、バカ殿が大好き」
だと。
やがて生まれた、目に入れても痛くない孫二人。
日本じいちゃんが、ほとんど毎月送ってくれる国際ゆうパック便の中の。
志村けん氏の爆笑ヴィデオ観て大きくなりました。
筆者の、日本からハワイに嫁いできた、同じ境遇の姐貴ぶんたちも愉しみにしてくれて、そのヴィデオは又貸しに又貸しを重ねたりもしました。
「へんなおじしゃん、みるみるみる~!」
我が子幼き日の声が、今も耳元に蘇るようです。
子1さんも言葉を失い。
子2さんは沈痛な面持ちで涙をこらえ。
「…my childhood memory…」
と、絞り出すように小声を漏らし。
この母も絶対に
「だいじょぶだぁ!」
って、志村動物園に戻ってきてくれるものだと信じていたのです。
ゴールデンレトリーバーのチロちゃんと。
白豆柴の殿くん。
待ってるんだろうな。
お父さんが家に帰って来てくれるのを。
なんだよ。
もう。
できるなら、うちで引き取りたいよ二頭とも。


↑大好きな大好きな大好きな僕のお父さん。
大好きな僕のお父さんのあったかいお膝。
愛息の眠りを妨げないように、このままの姿勢で微動だにできなくなっている犬莫迦のお父さん。
鼻の穴広げて、真面目な顔つき、犬莫迦のヨロコビに浸りきっている、なんだか可愛いお父さん。

奥さん。
わたし泣いたわ。
昨晩はなんだかやっぱり、安眠できなかったかも。
けんさんと実父のことと混同してしまって。
このネヴァダの広大で美しい景色も見せたかったし、カジノでもひと暴れさせてあげたかったし、何よりも溺愛する孫たちの成長ぶりも見せてあげたかったなぁ。
お父さん。
ものすごく。
喜んだだろうなぁ。
お父さ~ん。
とにかく、孫たち、とことん見護ってやってちょうだいよ~う!

けんさん。
筆者の実父と同じ目の志村けんさん。
その魂の、どうかどうか、安らかでありますように。
御遺族のみなさま。
衷心より、お悔やみ申し上げます。胸中お察しいたします。ぜひとも御自愛くださいませ。


旦那さまは。
えもっちゃんと、けんさんの「老芸者」コントが何よりお気に入りです。
これからも、家族一同、繰り返して観ていくつもりです。



コメント
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