日本の「政治」の〈可能性〉と〈方向性〉について考える。

「政治」についての感想なり思いを語りながら、21世紀の〈地域政党〉の〈可能性〉と〈方向性〉について考えたい。

ネットで休校延長を求めて署名活動を展開する愛媛県内の高校生にエールを送りたい!

2020-04-07 | エッセイ
ネットで休校延長を求めて署名活動を展開する愛媛県内の高校生にエールを送りたい!

いま知ったばかり。保守的な愛媛県で、なんと高校生が休校延長を求めるネット署名活動を展開しているとは、「あっぱれ!」である。

自分の命を守ることが、身の回りの誰かを守ることにつながる。愛媛県と県の教育委員会のやることに、常に批判的かつ懐疑的な態度を持つことは、当然なことなのだ。県の公務員の中にも、そして教職員の中にも、本当は休校にしたい、すべきだと考えている者は多いのだ。県知事だって、入学式や、始業式は延期すべきだと、内心では思っているかもしれない。原発に関しても、本当はーーー・

しかしながら、「組織」(ごめんなさい、また悪い癖だが、私の言う組織とは、例の「システム」とその「関係」の「歩み」を念頭に置いている。とにかく、組織ということには変わりはないが。))の中で生きている以上は、組織の規則(掟)に、みんなが従わなければならないのだ。県知事の力で何でもできるかと言えば、また教育委員長の力で、さらには安倍首相の力で何でもーーー、それはできないのだ。みんな関係の中で生きているから、関係の中でつくり出される力を制御できなくなるのである。

それはそうなのだが、だからと言って何もできなくなるのか、と問われれば、それは違うのだ。今回の場合のように、ネットで署名活動を展開することで、そうした既存の権力関係(の力)に対して、別の力の存在を訴えることができるから、そこからまた、これまでとは異なる関係の力が働く可能性も生まれてくるに違いない。(ただし、どんな力持ちからだということには変わらない、それが厄介なのだ。自分たちだけが「正しい」とか「正義」だと思ってしまうと、それはまた別の問題を派生させてしまう。それは確かにそうなのだが、それもいろいろな活動を介して、学んでいくだろうから、私がここでとやかく言うこともないだろうが。)

たとえ、今までどおり、何も変わらないままであったにせよ、署名したという事実は、その行動の証は残るのだ。これからの活動がさらに大切なのだ。それが一番大切なことなのだ。あきらめないで、粘り強く、頑張ってほしい。私も勿論、応援している。ネット操作がうまくできない技術的問題から直接、ネットに署名はできないが、応援している。

それにしても、素晴らしいことではあるまいか。とにかくエールを送りたい。
(追記)にし
なんだ、かんだをくりかえして、やっと、Change orgを探し出して、署名を済ませたところですよ。

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