駒井邸見学も視野に!「ウィリアム・メレル・ヴォーリズの建築の一つ」毎週金曜、土曜の二日のみ開館。)叡山電鉄、出町柳駅には、お昼頃に着いたのだけど・・・そこから・・・
たどりついたのが・・・一乗寺でなく、そのまま乗車し続け・・・叡電、終点の鞍馬駅だった!
出町柳駅に、やってきた「パノラマタイプの叡電 鞍馬行き」が、昨日の私に、何故か!鞍馬に行ってみたい気持ちに!させてしまい・・・軽い気持ちで「行き先変更」!笑
早速、天狗のお面に、お出迎えされました・・・
曇り空も手伝ってか・・・紅葉シーズンにはまだまだ早いと言うことで、観光客もあまりおられなく・・・とても静かな門前町・・・
めっちゃ写真が多いので呆れないで下さい!昨日の気持ちの脱線は、本当に、よかったのです!
仁王門
とても立派です!
すぐに鞍馬寺かと、石段を上がり始める!実はこの石段など、ほんの序の口で・・・
こんな階段も、ほんま!序の口で!
これから本殿への参道は厳しく続くのであった~~~!(ちょっとオーバーです!)なにも知らずにやって来る人がいるんですね~~!(私のことです!)笑
実は、駅舎で本殿近くまで、ケーブルで上がれますわ!と教わった!(100円ケーブル)そのとおりに・・・ケーブル乗り場に行こうとしていたんですぅ・・・そしたら、目に入ってきたのが・・・
などと(画像はクリックで全て大きくなります)書かれた立て札・・・こんなん書いてある!
出来るだけ、お歩き・・・ん~~~~!!
良し!ここまで来たからには!そして!私の足元と見ると!こんな事、予想もしてなかったけど「カンペール」の「ロングブーツ」に包まれていた!歩けるやん!と言うか・・・私の靴のラインナップは全て、ブーツからサンダルまで「カンペール」!
どんな町でも、山でもしっかりと歩けそうな勢いのいつもの足元!笑
では!しゅっぱ~~っつ!
両手と口を清め・・・
いざ!由岐神社に参拝!
こちらが又又愛らし~~~狛犬ペアで、なにやら大事そうに抱えていますよ・・・貴重な資料として本物は、現在、京都国立博物館にあるそうで・・・こちらは、少し大きく再現して魂を入れられた狛犬さんたちだとか・・・ほんまに子猫のような「狛犬」に見えました。
何を見ても・・・ももに似てる・・・似て見える・・・可笑しいですよね!私の「目」!笑
歩き始めて、まだ数分なのに・・・ケーブルに乗らなくてよかった・・・歩いてきて、せいかい・・・鞍馬の火祭りの舞台「由岐神社」です。
もみじが・・・美しい・・・ほんまに美しい。紅葉は見事だろうなあ・・・とは思うけど・・・かなりの混雑が見込まれるそうです。鞍馬の紅葉!
私など、なんの心も姿も、身支度なしに、いきなり鞍馬を訪れてしまったけれど・・・(反省です)
まだ7歳ほどの牛若丸がお父上、お母上と別れ、この地に預けられ、天狗に(私は信じませんが・・苦笑)武術を教わったこの地。16歳まで、どんな心持で、日々、何を思いながら過ごしたのかと、思いを馳せながら・・・歩を進めると、先程の、立て札ではないですが、様々な思いが(私の義経考は、しれています・・苦笑)・・・この山に真実生きた小さな牛若丸。同じ場所を軽々と歩いて、良いものかとさえ、思えてきたりしたのです・・・
中門をくぐり、ほんの少しの紅葉に、うっそうとした森のもみじの美しさにと、目を奪われながら・・・ぐんぐんと鞍馬本殿を目指す。
九十九折参道(つづらおれさんどう 清少納言が「枕草子」の「近うて遠きもの」の中に、「くらまの九十九折といふ道」と、記した道)を、歩ききり、本殿金堂まで、ようやく到着。約40分所要。
かなり歩いた感じ。汗ばんで、頬が高揚してきている。暑い!背中にも汗が・・・
こちらの本殿の拝殿スタイルが・・・靴を脱いでのようで・・・数名、並んでおられました。ちょっと緊張しますね!笑 ロングブーツだったので、私は並ばず!(??)
もう汗だくだし・・・この先が良く分からないし・・・ここまで・・・来たから・・・
ひきかえそうか・・・どうしようと悩んでいたら、寺の職員さんに・・・是非、奥の院へ参られませ。こちらまでいらしたのだったら、ものすごくよろしいですよ。そして、貴船神社まで、是非行かれませと・・・強く言われてしまう。どの位かかりますか?と聞くと、30分位ですよと・・・
この先の奥の院こそが!かの義経が修行をしたとされる秘境地だそうで!
もう今日の予定は、なくなってる!笑 ここまできたのだ!奥の院へと向かおう!貴船神社からバスで叡山電鉄の「貴船口」までいけるらしいし。あとは、恵文社にだけ、寄れればいい・・・
そして、奥の院へと踏み入れる・・・そこはまた・・・石段が続くのです。
上りがどこまで続くの~~と思うほどに、暫く石段が続く(といっても実際には15分ほど階段を登り続けただけだったのです・・・)息も少し上がってきて・・・ただそこにある階段を上ることが、そろそろ、きつくなってくる。
虫一匹、私の前には現れなかった。 山肌に、ある水場が現れる。ただ・・・
本当に悲しい・・・800年も絶えなかった「水」がここ数年枯れてしまったのだそうで・・・
義経が喉を潤した湧き水と説明があった。
山の水が枯れてしまうなんてね・・・
残念です。
こちらの大杉権現を頂上にようやく・・・下りに・・・この根っこが異様な姿で・・・あたりは、こんな根っこだらけ・・・
義経の魂が祀られた義経堂、平家を討ちながら、それでも最後には兄にも疎まれ・・悲劇の最後。
今では、義経の魂はこの山にあると信じられ「義経堂」に、遮那王尊として祀られています。
そして、直ぐ近くに、奥州に下る、牛若丸が、名残りを惜しんで、背丈を比べたとされる背比べ石がありました。(16歳にしては・・・現代人と比べると小さすぎる。当時の日本人は、かなり小柄だったと思われる)我背丈(158センチ)と、比べるも、かなり低く、肩までの高さほどの石だったのです。
消防隊の方々・・・訓練?それとも警戒でしょうか・・・
下ります・・・この頃には、息こそ上がらなくなるが、膝に・・・膝がいよいよ・・・歩きを緩めると「わなわな」してくる!「わなわな」しそうになるので、頑張ってしっかりと、早めに歩いた!笑 根っこの階段が多くて危ないので、景色を見ている余裕はなくなる。目は一点!足元だけ!
こちら鞍馬山!「尊天」信仰ということで、宗教色のないお山だそうです。
私たち人間をはじめ、万物を生かし存在させてくださる宇宙生命、宇宙エネルギーに感謝申し上げる信仰なのだと知る。
「月のように美しく、太陽のように暖かく、大地のように力強く、全ては尊天にてまします」と祈るのだそうです。
ようやく「せせらぎの音」が、聞こえ、貴船川が、眼下に見えてくる。 あ~~~いい汗かいたわ~~~。
貴船に着いた・・・鞍馬駅から由岐神社、本殿、奥の院、木の根の道もなんとか歩いて、貴船まで所要時間約1時間半。(本殿で座り込んだ・・・休憩込み!)
このあと貴船神社に向かい・・・
目の前に現れた長い石段に愕然!
まだ!あんの~~~~!!
続く!