こんなに元気そうに卵を抱くメダカが・・・ほんの1時間後に・・・亡くなってしまう。
ももがいた時から繋げてきた命だった。うちのメダカは皆、初め、たったの10匹から繋げてきた命。10年以上前からずっと。
卵を抱いているお母さんメダカに、ある日気づいて、卵って育つのかなあ?育てばいいなあと、別の鉢に「卵を産み付けてくれたかもしれない水草」を移しただけで、赤ちゃんメダカが、次々と生まれてきてくれて、嬉しい思いをいっぱいいっぱいさせて貰った。感動だった。
四年ほど前に、メダカのおじさん(私のメダカの師匠)から、まだ増やしていきたいのなら新メンバーを入れた方がいいと言われる。
可哀想な命のメダカを生み出さないためにはね。
そう言うことやっぱりメダカの世界にもあるのだとわかり、もう赤ちゃんメダカを望むのは止めると決めた。(新メンバーは入れない)
多い時には何十匹と数えきれないほど生まれてきてくれたメダカたちは、入れ替わってしまってはいたけど10年以上ず〜〜っと大家族だったんだもの。
メダカの寿命って何年なんだろうと思う。少なくとも今うちにいるメダカは赤ちゃんから大きくなって四年は生きてる。
今、4匹になってしまったけど。
そしてとうとう、今日、最後の4匹のうちの一匹が死んだ。それも卵を抱くくらいに元気そうに見えていたのに。
今日、卵を抱くお母さんメダカを見つけた私。
何を思ってしまったのか、もう卵は取らないはずだったのに、産んで貰う?と頭をよぎってしまって、
別の器に水草を入れてお母さんメダカを移してしまっていた。様子を見に行くと。目を疑った。メダカが横になってしまっていた。
ついさっきまで、普通に泳いでいたのに。
生きてなかった。ほんの1時間くらいの出来事。
ごめんなさい。ごめんなさい。卵なんて望まなければよかった。
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猫が金魚とかに悪戯しているって絵がよくある。うちのももはじ〜〜っと睡蓮鉢を見つめていても襲うことは全くしなかった。
関心なしって感じ。お水は苦手だったのかもと思えるのだけど。苦笑
すっごい腕利きの昆虫ハンターではあったな。もも。
そんなももに起きた不思議。ももに起きたというかメダカに起きたというか。
ももが逝っちゃった翌日に「12匹のメダカたち」が、死んだ。
お水にトラブルとか・・何か異変があったと言うことでもないと思えたし、まだいっぱい元気なメダカは同じ鉢を泳いでいたし・・・
そんな鉢の中で・・
メダカがいっぱい死んでいて・・・びっくりした。
掬い上げて数えてみたらなんと12匹!
ももについて行ってくれたとしか思えなかったメダカたちだったけど・・・
奇跡的な出来事なんてそうそう無い。
あれは単なる偶然だった?ももが一緒にちっちゃな命を引っ張っていくなんてことしないもんね。
不思議な現象だったなあ。