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1933年の室内装飾 庭園美術館

2019-09-01 21:35:28 | アート・文化

 

 

 

 

1933年に竣工した旧朝香宮邸(現 東京都庭園美術館)の建築。

建築の室内を構成する要素として、その木材、壁紙、漆喰の技法、設えの家具の意匠等にも焦点をあて、その素材や技法、携わった職人さんや企業についても、工事仕様書、カタログ等の資料から解き明かし、日本のものづくりを支えた人々の仕事に光を当てることを試みた建物公開展とあった。

少し前、こちらにお住いになられた朝香宮充子(のぶこさま)さまが、邸を建築するに当たり、調度品の設えはもとより、アールデコの粋を集成された邸の造営におおきく関わり、そのセンスを発揮されたとある番組で紹介されていたのを見ていた。建築に関われるとはなんと素晴らしいことだろう。ご自身の思いをこのようなお立場のお方が創り上げられた事に憧れを抱いてしまい、感動していた。

きっと素敵なお方だったのだろうなあ。楽しいお方だったのだろうなあと。

この日、私。愛らしい意匠の数々を目の当たりに出来、思わずうれしくなって邸の階段そろりと、昇ったり降りたり・・・窓から美しく手入れなされたお庭を眺め・・・しばしの休息。

漆喰の美しい壁面、天井にほのかに浮かび上がる照明の陰影にうっとり・・・

照明器具のどれもが繊細な造りでそれは素敵でした。

 

これまでずっと訪れてみたかった庭園美術館でした。写真撮影可とあったこの日最高でした!

充子さまの美しいハンカチーフ。

さらりとお使いになられていたのでしょうね。。。

こ~んなに大きくてこ~んなに愛らしいお花みたことありません。

お花?お花・・・おはな?