キルトの時間 猫の時間 green+

☆いつもそばにももがいた☆
拙いブログですが、PC版でご覧頂ければ幸いです。

美味しいふわふわ♪

2008-10-30 22:46:45 | おいしいもの

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うわ~~~!雲だらけ~~!ふわふわや~~ん!

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五感のロールケーキは本当に美味しい♪Img_4213_3 ふわふわ♪ふわふわ♪ふわおいしい~~♪

お上品な甘さときて♪生クリームとやわらか~~い黒豆が・・・身体にもよさそうで~~(笑)ほんまに!おいしいんどっせ~~~♪

どうぞぉ~~!いっぺん、たべてみとぉくれやっしゃ~~~♪

Img_4200 栗とおいもさん(さつまいも)のモンブランもご一緒に、ど・う・ぞぉ~~~♪

Img_4155 こちらは北海道では有名!ホリのとうきびチョコ!香ばしい「とうきび」がホワイトチョコとマッチして軽やかで、と~~っても美味しいんです~~♪

なんと!東京のコンビニ(セブンイレブン)で、娘が見つける♪

まとめて3袋(?!)買ってる娘にお店のおばさんが・・・

「美味しいの?これ?」と聞いて来られて・・・・「めっちゃおいしいんです!これ!」と大阪弁(笑)で答えたらしい!

おばちゃん・・・買って帰りはるって♪

少しだけ娘がくれました。一袋10本入り。350円。

ちなみに・・・私・・・コンビニとはほぼ・・・無縁。笑 おまけにうちの近所、セブンイレブン進出なし!

Img_4238 ももも毛布もふぅ~~~わふわ♪

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一次審査に・・・

2008-10-26 17:47:59 | 手仕事

Img_4100_2 10月23日 午前6時23分

日の出まえ・・・

※夕焼け空がこんな風な色あいの時・・・翌日は雨になると・・・気象予報士が話していた・・・

このところ雨が多い。一雨一雨・・・寒くなるのですね・・・

Img_4110_2 ももの横のリーフレット・・・

来年のNHKのキルトフェスティバルのご案内!

ご案内とともに・・・送られてきたのが・・・「残念ながら・・・」の文字でした~~!はい!落ちました!

おちたの?おちたの?おちた??の~~~?

落ちたよ~~~!

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と言う事で・・・一昨日から(通知が届いたのは24日でした)このキルトは・・・ももと私のベッドスプレッドに!

温かいね~~!でも!まだまだちょっと固い!笑

ももちゃん!どんどん使ってちょ~~~だい!♪いい感じに馴染むまでね~~!

残念ながら・・・という結果。やはり・・・でしたね。キルティングを(パターン部分は落としキルト)完了していてよかった。私が作ったキルトだったけど、どうにもボーダーの仕上がり(デザイン)が・・・弱いのか?それともただ「しつこい」だけなのか?刺繍は愉しくても、このアラウンドザワールドには上手く、そぐわないようにも・・・実は思えてきていて・・・

ま!実力不足なんだけど!笑

本当はこのパターンのみで全体を仕上げたかった・・・

私が作って、そして、いつまでも側に置きたいキルトは。アラウンドザワールドだけで仕上がったキルトだ!とようやくはっきりと分かる! (もちろんアラウンドザワールドに素敵なボーダーを施されたキルトを何枚も見ています)ただ・・・私にはね・・・

いつの日にか・・・素敵なアラウンドザワールドのキルトが作れたらいいなぁ・・・

今回は、結果を見て、す~~~っきり♪

実は・・・もしもの時のために少しだけ中途半端な刺繍のライン強化をしていたの・・・ただ・・・どうも・・・それもいまいちで・・・

昨日から・・・その刺繍!少しずつ、ほどいてます!笑 無理やり入れ込んだ、ちょっと気に入らなかった図案部分を数箇所外した!(ほどくのも結構大変です・・・)外して、好きな図案だけになっただけでも・・・ちょっとだけ、良くなれたような・・・

あとは・・・取り残された図案のライン・・・綺麗にお洗濯して消しましょう・・・

アラウンドザワールド部分・・・・それだけは・・・時間を丁寧にかけた私の手仕事。ただただ・・・つないだ四角つなぎは、いとおしい。

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昨日・・・本屋さんでまとめ買いっ♪

どの本の特集も良いです!好きです!私はね♪

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植物たちの復活を

2008-10-22 23:59:30 | グリーンポット

Img_3855 めだか・・・見えた?

かなり・・・腰が引けてます・・・笑

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もも・・・何処見てるの?

もも転落防止ネットに「緑の蛹」。ももには気付かれていませんね・・・ 

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チェリーセージの可愛いお花。

いよいよ小さなベランダに小さなお花が少しだけ・・・という悲しい事態になってしまった。この夏以降「コナジラミ・白くて飛び散る小さな2ミリほどの虫」の大量発生に悩まされている。ベランダでの植物生育にはどうも避けようのない、そして一度発生を見ると退治にかなり手間取る虫のようなのです。コナジラミに効くという緩やかな薬剤散布(モスピラン剤)では効果なし!オルトラン粒剤の散布も即効性なし。

次の手立てを「ベニカDスプレー」散布に期待することにして・・・とりあえず、ひどい状態のお花は刈り込む事に・・・ばっさりです。

薬剤も・・・本当は撒きたくないけど・・・どうにもなりません。

青じそなど・・・悲しい状態と化。吸汁害というか・・・葉裏にくっついて柔らかい葉の水分をどんどん吸って・・・葉っぱが白っぽく退色するのです。モッコウバラには密集して発生していて、その排泄物にすす病が発症、その部分を刈り込むと、来年のお花が望めそうもないところにまで刈り込む事態となってしまった。この夏・・・水遣りは欠かさなかったけど、隅々まで植物たちをよく見ていなかった。クレマチスにもワイヤープランツも、ランタナ、あけび、ベビーティアーズ、ルドベキア、メドウセージ、チェリーセージ、めだかの水草からガウラまで、もう!皆多かれ少なかれ・・・被害にあっていた・・・このままだと・・・柔らかい葉を持つ植物は皆、育たない・・・

その「ベニカDスプレー」ご近所のホームセンターから姿を消していたけど、今日ネットで見つけた。製造中止になっていなくてよかった。以前この薬剤が一番功を奏した記憶・・・

風が吹いているようで、吹いていないベランダ、雨が当たらないことも「あやつたち!」には良い条件・・・あ~~あ・・・嫌な虫~~~~!!

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浴室でこれを見つける♪

ロクシタンのハニーレモン フォーミングジェリー 250mL

ボディーシャンプーです♪

娘のだけど・・・使ってやった♪笑

ん~~~芳しい贅沢な香り~~~!優雅にバスタイム!明日からも使ってやろ~~!笑

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パッケージが!

2008-10-19 09:10:52 | おいしいもの

Img_3782 チチヤスのヨーグルト☆

いつから?こんなに可愛いパッケージになってたん?

めちゃくちゃ可愛い!

前は・・・水色だったか?(あ~~記憶が!チチヤスとカタカナで書かれていたと・・・)

とにかく!笑

少し前にスーパーでこのパッケージを見つけた!「いや~~ん!可愛すぎ~~~っ!!」

ヨーグルトです!美味しいです!トロ~~ンとしたなめらかな食感でほどほどに甘味があって・・・優しいお味!

うちの近所の大型スーパー(ジャ○コ)には置いていません。昨日もチェックしてきました。あのデカイ(いえ!広い)乳製品売り場は可愛すぎて似合わないかも!!もしも!並んでいたらね♪いっちば~~ん!可愛いパッケージだと思うのだけどね☆ 

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この「チー坊」・・・男の子?女の子?どっちかな~~?どっちでもいいか!!笑 

この前・・・チチヤス買ったの・・・いつだったか・・・そのあたりが・・・ちょっと気になる私なのです・・・

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あたしは・・・ちーずがすき・・・ ちーぼうって・・・そんなにかわいいくておいしいの? byもも

おにいたんたちが好きだったからね~~♪でもね・・・「チー坊」が、いたこと!おかあたんは・・・知らんかったわ~~~!笑

「チチヤス」は広島にある乳製品メーカーです。

20日追記

チチヤスヨーグルトですが、20日、大型店舗ジャスコの売り場をしっかりもう一度、見渡したら(!)あったんです~~!端っこのほうに!

↑のヨーグルトではなく・・・青い蓋のついた低糖チチヤスヨーグルト!新しくなった「チー坊」のパッケージでした。

Img_4077 4個入りでパッキングされていたので可愛い「チー坊」の顔は前面に出てませんでした・・・

って・・・気付かなかった言い訳を・・・苦笑

チチヤスが大型店舗にて販売されていないようだと書いてしまって・・ごめんなさい!

売り場近くで商品補充をしていたお兄さんを捕まえて(笑)聞いてみると、この2ヶ月ほど、こちらの店舗には火曜日のみの入荷(少量)で入ってきていたと。気付かなかった~~!

今日は月曜ですよね?と聞いてみると・・・これからはコンスタントに入ってくることになったんです!とおっしゃるのです!

赤い蓋のは?・・・今日はないですけど・・・それも入ってくると思います!ですって♪

間違った事これまでにも・・・いろいろと書いてしまっていたかなぁと・・・反省・・・どのくらいの人がこの記事を読まれたのでしょうか・・・訂正させていただきます・・・

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日溜まりが・・・

2008-10-18 16:20:39 | グリーンポット

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「ももの日溜まり」・・・特等席♪

うちの南面。180度見渡しても全く何物にもさえぎられない・・・はるか遠くに葛城山系を臨み・・・空は青々とどこまでも広く・・・そこには日がな一日、我が家に影を作るものは、なあんにもないのです・・・

もし・・・「私の愛する小さなプランツたち」が、そこに一本もなければ・・・

ただ光がさんさんと入り込むだけで・・・

ももの特等席には美しい影はできないのだと・・・今朝・・・しみじみ思った。

先日「エントリーしたキルト」のキルティングをようやく完了した。通知が届かない間にやり遂げたかった。「残念ながら・・・」の文字を見てしまってからでは気持ちがなえそうで・・・笑

そのキルトに今、少しだけ手を加えています。刺繍部分の弱弱しさをあと少しだけ強くできないものかと・・・そして・・・ほんの少しだけ・・・強くなりつつあり・・・気持ちの中での整理がつきそうです。

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この夏の・・・めだかの家族の増減も一段落を見た。元気にすいすい泳ぐ、大めだか6匹、中めだか3匹、小めだか3匹!その小めだかの成長が少し気がかりなのです・・・大きくならない・・・小さい「まんま」・・・どうなっているのでしょう・・・

そして・・・その「めだかの鉢」のお水なのですが・・・

ミリオン(根腐れ防止剤)のお蔭様?透き通った「まんま」で傷み知らず!この美しいお水に驚異を見た!アンビリーバブルッ!お勧めです!ミリオン投入水!

数ヶ月水換えしていないのです・・・(蒸発分補給のみ)驚

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ミリキタニの猫

2008-10-12 23:27:02 | 日記・つぶやき

Img_3770_2紫式部と書かれた名前で購入。だけど・・これはどうも「小紫」だと言う事。ブログのお友達のyuchiさんに教えていただきました。その「紫式部」はもっと、野趣あふれ、葉っぱも大きくて実のつき方がとってもナチュラル・・・本家本元にはちょっと敵わないかな?うちの「紫」さん!

可愛いのですけどね・・・この「小紫」♪

Img_3822 金木犀の香りも・・・そろそろ遠ざかりはじめた・・・

またまた・・・映画のお話を。

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※ ↑2枚。映画「ミリキタニの猫」より。

昨年公開された映画(ドキュメンタリー作品)。事実は小説よりも奇なり・・・これだけでは、どういう映画か全く不明ですよね~~!公式サイトをクリックしてくださ~~い!とにもかくにも!NYにて、2001年に、この「ジミー・ツトム・ミリキタニ」と「リンダ監督」が出会って、この映画の製作にと動き始める事が、必然であったとしか思えない奇跡のようなドキュメンタリー作品なんです。第二次世界大戦、開戦により、アメリカで波乱の人生を送る事となるミリキタニの足跡を・・・台詞ではなくて、真実の言葉のみで・・・綴られた、素晴らしい作品です!私は言葉にならないほどに感動した。雑誌で映画の宣伝を見てから・・・一年かぁ・・・タイトルを覚えていてよかった!

今朝、私はジミーに多くのことを教えていただきました。先日来のノーベル賞受賞の先生がたが・・・あきらめないことですよ・・・ジミーも絶対に絵をやめない。描き続けるって言ってた・・・平和への思いも失せてはいけない。戦争からは何も生まれない。

諦めない事・・・諦めそうになることばかりだけど、くじけそうになったら「ジミー」のこと思い出して・・・怠けたくなりそうになったら・・・その時も「ジミー」のこの映画を思い出して・・・そうすれば・・・きっと、きっと、小さくも頑張り続けられるかもしれないと思う。

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↑DVD「ミリキタニの猫」より。Img_3828

ももは「跳ぶこと」をやめない!

リンダ監督!相当の猫好きと見た!むちむち(笑)した可愛い三毛猫ちゃんが監督の愛猫。ジミーとお話できるんです♪ジミーの愛猫はグレーのキジ猫。ジミーにより、ストリートでピックアップ♪

ジミーの描く絵にかなり興味津々!

※ミリキタニ・・・三力谷という名字です。

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TSUTAYAのネットレンタル始める♪

2008-10-09 23:29:56 | おいしいもの

Img_3711_2  最中(もなか)のお話。 子供の頃大嫌いだった最中・・・今では、美味しく食べることが出来る!笑

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栗のお話。

Img_3714 同じ日。栗蒸羊羹を買った。このような説明がついてきた。

「栗」は日本原性の果実。

「日本の栗」を美味しく頂きたい!

食の安全・・・どこまで自身で確保できるものかと憂う事ばかり。結婚した頃(28年前)新聞記事の片隅に、大阪港に荷揚げされ、山積みされた「わらび」「ぜんまい」「筍」その食品は「水煮野菜」とあって・・・炎天下(と書かれていたと思う・・・)に放置され「カビ」やら「腐敗」が始まったものを「漂白」して詰めなおして販売するのだとあった・・(と記憶・・・)そのほとんどが例の大国からの輸入だとあった。(と記憶)

まだまだ若い新婚の奥さん(笑)の私だったけど、「漂白」という文字に敏感に反応した。あの「お洗濯」に使う「漂白剤」ではないと思うけど(詳しく調べていない)・・・信じ難い記事だった。そして、物凄く怖いと思った。とにかく、ここ数年、昨今の食品にまつわる「大きな心配ごと」が、これほどまでに取り沙汰されていない頃の小さな新聞記事だった。

あの記事を早いうちに、読んで、本当に良かったと思っている。

以来、可能な限り、食品に関しては、地物、旬のもの、お店を選んで、出来うる限り安心できる食品を買うようにしてきた。そして、物には見合う価格があると思っている。安さを求めるとどこかに「落とし穴」があるのだとも思っている。ただ・・・全てを見極める「目」など到底持ち合わせていないし・・・

生産者に製造者に消費者を決して裏切らないで!と切望したい!裏切りは必ず暴かれる。そして、最後には彼ら自身の「恥」となることです。それが、どうして・・・わからないの・・・

私はほとんど「外食」をしない生活だけど、今では息子、娘、外での食事が多い比率の生活となり・・・どこでどんな食材を「口」にするかなど・・・どうにも追いかけることもできない。

ももと夫の「ご飯」・・・それだけは護ってやらないとネ!

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レモンバーム。この葉っぱ!サクマのドロップのレモンの「あの匂い」♪どのレモンキャンディーよりも!あの匂いだと思う! 思い込みかなぁ~~~?!笑

あ・・・今日のタイトル♪忘れてました!

私!いよいよ「レンタルビデオ」屋さんデビュ~~~~!遅っ!!遅すぎ~~~っ!

はい!遅いです!ほんの近くにあった「ビデオショップ」が無くなったのが・・・十数年前・・・自転車飛ばして(!)30分ほどのところに(坂道険し!)TSUTAYAが出来たのが数年前。ただし・・・自力では「しんどい距離」・・・家族に頼むのでは・・・どうにもならなかった「私」に!

薔薇色に映りこんだ「あのCM♪」TSUTAYAのネットでレンタル~~~♪

ということで!契約しました~~~!

先月より利用開始!(初回月無料で8本見た!)利用料金一月8枚までで、1900円くらい!

観たいDVD!音楽CDを予約リストに入れ、順位をつけておけば「膨大なストック」よりチョイスされ2枚ずつ迅速に送られて来る。郵便ポストに返却後、翌々日には契約者の自宅玄関まで配達してくれる。送料込み。

先月見た映画

リトル・ミス・サンシャイン パンズ・ラビリンス クレールの刺繍 デジャブ 転々 サルバドールの朝 めがね あと一本・・・なんだったかなぁ・・・そうそう衝撃的だった映画だった!あなたにならいえる秘密のこと 

今月の2本 フェイス・オフ 潜水服は蝶の夢を見る 

潜水服は蝶の夢を見る・・・ようやく観る事ができた・・・

人の尊厳は護られてた・・・生き抜くこと・・・でもそれは・・・いいかえれば死ねない状況でもあった・・・どのシーンも痛烈に心に響いた。誰にも起きないと決して言えない状況。身体の自由が利かなくて・・・残された身体の機能は左目の「まばたき」だけで・・・そして、その「まばたき」だけを使って言語療法士との根気強い作業を経て二人三脚で書いた物語。その作者の終焉は「肺炎」だった。享年43歳。何もかも手に入る生活をしていた「ELLE」誌の編集長の実話。

10月12日 追記

意識レベルでの障害には至らなかった主人公、自らの置かれた境遇をあわれむ事は止める事にした。想像力と記憶を呼び起こして、予定されていた本の出版を決意する。

アルファベットの書かれたボードを読み上げる言語療法士とのやり取りが「瞬き」でした。読み上げるアルファベットの文字のところで「瞬き」と言う風に・・・それで文字を作っていくのです。気の遠くなる作業です。

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天王寺の美術館

2008-10-03 23:32:06 | アート・文化

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大阪市立美術館(天王寺公園内)へ出かけてきた。佐伯祐三展 没後80年記念

子供の頃から一番身近な美術館だった。久しく訪れていなかったけれど、美術館の前の大階段に立ったとき、なんとも表現できない懐かしさがこみ上げてきて・・・いろいろなことを瞬時に思い出した。それは・・・私がまだ10代の頃の・・・

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佐伯祐三の作品、佐伯が26歳の頃、渡仏後、尊敬する画家、ヴラマンクに「アカデミック」と一喝されて作風が変えられたと説明にあった。このアカデミックと言う言葉の意味、良くわからないけど、優秀であっても魅力がない・・・面白くないということ?

以後、彼は相当苦しんだとあった。元々、佐伯の作風がそうであったのだと思うけど、力強いけれど暗い印象(私には)の作品ばかり。どれもが、あまりにも暗い巴里の空の下と思える作品ばかりで、正直少し驚いてしまった。今回相当数の展示がなされていたのだけど、そのどれもが(1926年ごろまでの作品)・・・私にはどうにも重苦しい印象・・・そして一旦日本へ帰国。再渡仏が1927年。日本では思うように描けなかったらしい佐伯29歳。念願の巴里に再度、着いたその年の作品から、がらっと作品の印象が変わっていて・・・白の分量が多くなったような(素人の私の目)作品のどれもが、ぱあっと抜けたように明るくなったように感じた。亡くなる1928年の作品、どれもが素晴らしくて。これも好き。あれもいい。この絵もと・・・ゆっくり見たあと、人のまばらな昨日の会場。十数枚を誰にも邪魔されず、一気に見渡せた。見渡している時に・・・急にこみ上げるものが・・目の前の絵が涙でぐらぐら揺れてしまう・・・佐伯はまだそのころの自分の絵に満足していなかったらしく、白い絵の具をチューブのまま練りだして煙突の上の雲とも煙ともとれる、その空をやけくそになって描いたと説明された絵もそこにはあったのです。

この年、3月に病に倒れ、6月に入院。8月には精神病院で逝ってしまうのです。30歳。くやしかっただろうな・・・もっともっと描きたかったのだろうな・・・生きたかっただろうな・・・

佐伯の尊敬したヴラマンクの絵が2枚会場にあった。確かに美しい絵だったけど、佐伯の絵の方がうんと魅力的に見えた。ユトリロの絵もあったけど「その絵」も、やけに普通に見えた。何が違うのかなぁと・・・見比べて、(絵のことは良くわかりません!私!笑)佐伯祐三が描く「空」は動いていることに気付いた!そう!空!暗い空も明るい空も!佐伯の描く空はどの空も何十年も経っているのにどれも皆、生きていた!Img_3744_2

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