モンステラがぐんぐん育ってきてる。遅く植え込んだムスカリがあちこちから芽を出してきた。ダールベルグデージーにもちっちゃな花芽がいっぱい見える。レモンマリーゴールドにも青々とした新葉が。イベリスに白い蕾が見えてきてるし、ジャスミンにもたくさんの花芽が伸びてきてる♪
小菊ちゃんはつぎつぎ愛らしく咲いてくれる。
どこにもいけない日々の楽しみ。朝陽を思い切り浴び、小さなベランダで風もいっぱい浴びて、椅子に座ってお花の手入れ。
植物たちに癒される日々。
後ろ姿もこんなに可愛いのです。花びら一枚一枚が愛おしい。
退院後もリハビリに週2回ペースで通院。そして2週ごとの先生の診察日が昨日だった。最後まで残されていた縫合部の抜糸(膝)を済ませた先生から右脚に掛ける体重4分の3で行きましょと言われる。39キロかけても良いとの事で、前回同様これくらいが右脚に掛かる39キロと確認。(装具装着必須)
松葉杖は左側一本になる。私の場合、右脚骨折なので左側に松葉杖。
昨日から松葉杖と装具を付けた右脚、そして健常な左脚と出して歩くことになった。
リハビリ室で先ず、バーを使って歩行した時には普通にまっすぐ・・・意外な程普通に歩けた。
骨折なんかしていない感。苦笑
が、松葉杖一本使いで歩いてみると、楽に歩けたことは歩けたのだけど、ほんの少し身体が左に傾く。右脚にそんなにチカラかけて大丈夫かと頭が考えてしまう。リハの先生から考えないほうがいいです、すぐに慣れますと言われる。松葉杖は、使っていますが、軽く添えている程度という感じで大丈夫ですと。
右脚に体重かけて歩くという事だものね。
すっごく身軽になった!身体の右側に何もない!よし!装具が体重を受けてくれる!なにも考えずに真っ直ぐだ!笑
会計を待つ間も大鏡の前で歩行してみた。左足に履いている超厚靴底の厚さは変更なし。
松葉杖一本になるということは、歩行時に右手が自由に使えるということだった。当たり前な事だけどそれがめっちゃ新鮮な嬉しさだった。もうドラえもんのポケットみたいなパーカーの大きな前ポケットに物を入れて持ち運ぶことも必要なくなった。持てるもの!何でも右手で!持ちながら歩けるもの!
それに車のドアも、玄関のドアも、部屋のドアも、重いドアも軽いドアも開け閉めが普通に出来る。
利き手が空くとは、こんなに便利だったんだ。
一つずつできる事が増えてきた。
ヒアシンスも咲き出している。
このところメジロが2羽でやってくる。チュルチュルチュチュと賑やかにやってくる。
雨の日でもやってくる。
雪の日はどこで羽を休めているのだろ・・・
寒い。
澄み切った青い空。いつもの景色。お日様サンサンの窓際で退院翌日より寝転んで筋力トレーニングに励む。
退院後初めての2月4日の診察。順調に回復しているとのこと。右脚にかかる体重の比重を4分の1から2分の1にしようと言われる。(もちろん装具装着必須。)松葉杖は2本使用。
右脚にかかっても良い26キロの重さを体感する。結構踏み込む感じで26キロを覚えた。超厚底靴の左足用の靴(靴底が何重にもなっていた)から厚さ1センチ1枚分、底全体が、めくられて、左脚1センチ低くなる。(部屋ばきのスリッパも1センチ低くする)なのでなにも気にしないでそのまま歩いて、左脚に傾かなければ右脚には26キロかかることになるとのこと。順調に前進している。
うちに帰ってきてからの私の定位置より見上げる窓外の景色に・・・源平小菊の花花花。超可愛い!
退院の少し前。うちにいた夫から。
なんか花が咲いてるぞと・・・LINEで「なんか花」を映してきた。
それは源平小菊でし〜〜!と答えた。
昨春ハルジオンとヒメジョオンをようやく見分けることができるようになった〜〜って♪頃に見つけていたのがこの源平小菊!(エリゲロン)ピンクと白が同じ株から同時に咲くので源平って名前が付いているのだと思うけど、この楚々とした咲き方、葉形はこれ以上ないってくらいに愛らしいって気づいたのも昨春だった。
そのお花がやっぱり咲き始めていた!
やっぱりとは・・・怪我する数日前。源平小菊に赤ちゃん蕾から、ちっちゃいままに白いお花を咲かせた一輪だけを見つけていた。けれど、こんなにさっぶい季節に続けて咲くのかなあ・・・と思ってたところだったので・・・嬉
小菊ちゃんたちがおかえり〜ってお迎えしてくれた!
こんなにさっぶいのに咲いてくれてありがとうね!
お日さまにもありがとうを!小菊ちゃんたちに燦燦と光を浴びせてくださって〜〜〜!
私も燦燦と光を浴びながらトレーニングするっきゃないな。頑張る!
一歩一歩だ。
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入院中に延々と編み続けた、ストールが15日に仕上がる。
中細毛糸 一号針使用 黒
二目二段の鹿の子編み 作り目104目 (仕上がりサイズ 幅35センチ 長さ180センチ)
入院して数日目から編み始め、一日2〜3センチ程しか進まない日から、徐々に座っていられるようになり・・・1日に編める長さも増やせていけて、小さな空間で、私は無心に編み続けた。
まるで修行のようだったな(笑)
そんな日を重ねて・・・重ねて・・・ようやく100センチ位まで編み込む。膝にかかれば温かい。毛糸のチカラ。まだまだ長さが足りない。退院までに出来上がるかと思っていたら案外早く退院することになったので続きは自宅で。
退院してからも、出来る家事をすませて時間を見つけて編む、編む、編む・・・
しなやかな黒のストール一枚出来上がる。
独りで、骨折部に装具をつけ、松葉杖を使って歩行練習に出た。
院内探検。階段の可愛いレトロな色調に気づく。
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令和2年12月30日、午前11時半ごろ、買い物に出る。小雨が降ってきたので帰ろうと思ったのだけど、そのまま自転車を走らせてしまった。スーパーの駐輪場に入る時、濡れていたかと思われたグレーチングのところで!バタッとアシストごと倒れる。倒れそうとか支えようとか思う間もなく倒れてた!折れた時の感触は全く感じなかったけど、立ち上がろうとしたら全く動けなかった。これって・・・これってまた骨折・・・アシストのペダルが足を直撃したのか・・ただただ右足だけが折れていると直ぐわかった。後日、夫が事故現場を見て、足の骨折で済んでよかった。入り口の横に結構大きな花壇があって・・・頭でも打っていたら。。。と。
救急車が到着した頃には、右脚、足首の少し上あたりが腫れ出していた。骨折してますねと、救急隊員の方が。もう頭の中真っ白。年末の30日。今年は子供たちの帰省も取りやめとなって、結婚以来40年、初めて夫婦二人だけのお正月を迎えることになると思っていたら・・・何もかもぶっ飛んだ!そのまま入院。搬送先。息子の同級生が院長になっていた外科病院。O君に手術をしてもらうことになる。
搬送当日に創外固定術施行。年明け6日観血的整復術施行。※パイプ様のものを膝下から通し、遠位端部辺り、骨折部をボルトナットで固定する手術。
1月2日より健常な左足の筋力を落とさないようにリハビリが始まる。創外固定されている右足は足の指先だけでも動かせるだけ動かす様に言われるが、腫れが酷くて、ほぼ動かない。
6日、午後1時より手術。術後、創外固定のネジが外されて足が自分の足に戻った。術後の痛み止めの点滴が切れても痛みはやってこなかった。ただ膝より下、脚、足首、足、指先と腫れが酷く、これだけはどうにもできない・・時間がかかりそうだと観念する。寝返りができない。まっすぐに上を向いてじっと寝ることが苦痛。
9日朝、バルーンが外され、使える足を使って、自力で立ち上がり、ベッド脇に置かれたポータブルトイレ移動が、独りでできる様になる。動く方が良いと言われ、寝ているだけはよくないとベッド脇に足をおろして、座ってみるものの足の腫れの違和感で短時間しか座れず。手術した足には、ギブス等何もつけられていないので、どうしてもかばってしまい、ベッドで身体を横にしてしまう。傷口、骨折部箇所には何ら痛みは起きていない。けれど、この頃、筋力が落ちていたのか、上向に寝たままで、右太腿を自力で全くあげることができないことに気づいた。
11日。自力であげることが全くできなかった右太ももだったが、この朝、嘘のようにあがるようになっっていた。筋力残ってた!?足首をできるだけ曲げてみるようにと言われる。今日より座ってテーブルで食事をすることにする。足裏を床につけて。
12日朝。右足指先、ほんの少し腫れがひいてきてることに気づく。右足用の枕を作って頂いていたのだけど、足を高くして寝るのがとてもしんどい。上げて休むと腫れはひくと実感できたので頑張ることにしたけれど、どうにも難しい。朝に足指先の腫れがひいていても夕刻頃にはまた腫れる。トレーニングすればするだけ腫れたり、ひいたりの繰り返しが続いている。足全体が重い。
17日、ようやく右足膝下の腫れが引いてきて、ふくらはぎあたりが柔なくなってきた。ただし足首はまだまだ腫れもあり、鉄の輪っかをはめられているかのような硬さを感じる違和感あり。実際の腫れからも解放されない。足首を動かすようにずっと言われ続けているが自力では、ほんの少ししか動かせない。食事中だけでなく、1日のうち、何度も床に足を下ろして、なんとか足裏を床にピタッと、くっ付けると言う動作を繰り返すことにする。きつい。
12日から松葉杖の練習が始まっていた。骨折した片足を上げたままでの松葉杖での歩行。松葉杖の使い方を教わり、まあまあ歩ける様になったが、松葉杖そのものが案外怖い。
21日。9日に型取りした骨折部に装着する装具が出来上がってきた。凄く足が腫れているときに型どりしていた。21日には随分と右足全体が細くなっていたのだけど、想定内の仕上がりなので大丈夫とのこと。骨折した足のかかとが浮いた状態で保たれる装具。膝に荷重を逃す仕組み。21日より装具をつけての歩行練習始まる。
松葉杖2本と装具装着した右脚、次に健常な左脚と出せば、驚くほど普通に安定して歩けた!
装具とセットになっている健常な左足に履く靴がすっごい厚底で、この靴底の厚さこそにも、荷重を逃す仕組みになっているらしい。
松葉杖2本使いで、左足に厚底靴履いて、右足に装具装着すれば、怪我した右脚にかかる歩行時の重さは、体重の4分の1ということ。この先、骨折部の回復状態を見ながら、右脚にかかる荷重を体重の2分の1。4分の3と増やしていき、通常に歩ける様になるまで持っていくという。
22日、退院許可が出た。
早く帰りたかったけど、もう少し歩行練習をしたかったことに合わせ、17日、トレーニング中に右膝内側、骨折箇所ではないところにおかしな痛みを覚えるようになっていて、良くも悪くもならない横ばい状態だったことも手伝って直ぐに退院する気持ちにはなれなかった。使い痛みと思われるとのことだった。よくあることらしいのだけど結構気になる痛み。
26日。足首は依然として固いままだけど、床に足裏を楽につけるようになってきた。松葉杖も、ほぼ自然体で使えるようになってきた。独りで歩行練習しても良いとの許可も出る。膝内側の痛みは横ばい状態。リハビリの先生に家での過ごし方、注意点等を叩き込んでいただいて、退院の日を29日と決めた。29日退院。
装具です。
年末30日、右脚、右下腿開放骨折、右脛骨骨幹部骨折、右腓骨遠位端骨折。救急搬送、入院です。
足首少し上辺り、三箇所、複雑骨折。
元旦の朝。見えた病室からの空。快晴。
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骨折部が、おかしく、くっつかない様に、搬送日、夕刻に創外固定術を受けた。
本手術は4日以降となるとの事。
夫に、ピン打ちされた脚!怖くてよう見んわ〜〜と言われちゃいました!
私も見たくない!見てびっくり!
骨折部に皮膚の上から4本結構ふっといピン打ちされ、えらいことです!
足首あたりの骨折でも膝から下は、えらく腫れ上がってきてて、スリムな私の左足の倍くらいになってる感!言い過ぎか?!苦笑 すっごいピンが打たれている割に痛みはない。助かる。骨さえ固定されれば、私の場合、前回同様、痛みが起きないことがわかった。
骨折部が、ぐらついた状態が恐らく一番痛みがきついのだ。救急車で搬送されている間が一番キツかった。
この日、入院3日目。週明けの手術に不安な思い。
先生と看護師さんたちの、「大丈夫ですよ」に、いよいよ勇気づけられる。
ドウダンツツジの芽?ちっちゃなちっちゃなトンガリ帽子?
あ!マッチ棒みたいっ!可愛いのです!
今日もご機嫌良くいつものウォーキングコースへ・・・
この五日後、骨折です。