美術館のドアノブ・・・守一さんの「朝のはぢまり」
お邪魔します。
「アゲ羽蝶」を絶筆と・・・されて・・・・逝かれました。
最後の絵こそも・・・クロアゲハと花・・・だったのですね・・・
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昭和31年に軽い脳卒中の発作を起こされて以来、ほとんど家を出ない生活を送られることになる。(奇しくも私の生まれ年)
そのため画題には生活に身近なものが描かれるようになったそう。
家の窓から、眺める雨や月、庭に咲く草花や集まってくる虫たち、大切に育てている鳥、
そして共に暮らす猫など、守一さんにとって描くべきものはたくさんあった。とありました。この地で!です。
1977年(昭和52年)8月1日 97歳(数え年)で亡くなられる。
榧(かや)さんの作品
榧さんの作品
美術館のドアノブ内側は・・・守一氏の「夕映」・・・(おそらく榧さんの作品)
お邪魔しました・・・
「人生の最高目的は「生きる」こと」
と、母の手帳に走り書きされていたのを・・・母が亡くなってから見つけた。
どういう思いで、メモしたのかな?と「その一行」を、前にして・・・片付けしながら・・しばし見つめて、
「その一行」は、今「私の最高のお守り」になってます。
大正、昭和、平成、令和と94歳まで生き抜いた母。いなくなってしまってからも・・・「こんなこと書いてたの私に・・見つけさせて・・」
介護が必要となって最後まで「人」の生き様を見せつけてくれた母だったけど。
「この一行」からこそ!私の未来こそも!生きればいいんよとまたまた教わった思いを強くした。苦笑。笑。
守一美術館で・・
確かめられないけれど、母が書き残した「一行」もしかしたら・・・
守一さんから・・聞いたの?聞いてたの?
そんな奇跡はないかな?
「今何をしたいか、何が望みか」とよく聞かれますが、
別に望みというものはありません。だがしいて言えば「いのち」でしょうか。
by morikazu kumagai
素敵な一日を過ごせました。
榧さん作 「父と子」 猫います。