ハナシュクシャ ハナミョウガ ヤブミョウガ・・・
ややっこしい名の花たち
お伝書の軸附葉物十二種挿方の心得にある「縮砂」って
ずっとこの花だと勘違いしてました。
花縮紗
だってね、伝書解説にある花図ってこれに似てるでしょう?!
でも内容を読むと春に開花、秋に実がつくとあるます。
この写真の花は初秋に咲きますし
実はつかないと思います。
別名ジンジャーリリー、こちらの方が一般的かも。
じゃあ伝書にある「縮砂」って?
花茗荷(ハナミョウガ)のことだそうです。
ハナシュクシャでもヤブミョウガでもハナショウガでもありません。
以前この花を挿けたことがあります。
このときはまだこれが「縮砂」とは知らず伝書にある「熊鷹蘭」に似た花との位置づけでした。
「縮砂」(花茗荷)
「縮砂」だと思い、親戚宅で見つけ分けて貰って勇んで植えて数年
花縮紗の方は伝書の花じゃなかったとわかると正直魅力半減しました。
咲いた花を眺めるだけでした。
朝晩涼しくなったなあって感じる頃咲き始めます。
とてもいい香りがします。
夕方から咲きはじめそのころ香りも一層強く香ります。
秋は白!
そう!秋の到来を告げてくれる素敵なお花です。
魅力半減だなんて思ってごめんなさい。
花縮紗