嵯峨誌五月号を参考にして、体後添え流しもしくは三才格にいけてもらいました。
その後、お楽しみ会の様子をまとめたミニアルバムを皆さんで見ながら
来年はどういう風にしようか・・・等(皆さん意欲満々?!)おしゃべりし
楽しいお稽古となりました。
初めて太藺の五行格に挑戦しました。
まずは七宝を使っていけてみました。
それぞれ役枝等挿し口の場所もよくわからず自己流・・・
切り株の丸みがどうしてもうまくできません。
嵯峨三宝(特大)に替えていけ直してみました。
こちらのほうがまとまった感じになったように思いますが
とにかく思った以上に時間を費やし難しかったです。
青いジャーマイリスを挿けた後、残りの三色とも使って
菊の色彩盛のような盛花にしてみようと思いましたが、
途中でお生花の「株分け」にしたらどうかとおもいつき変更
葉数ぎりぎりで葉組もやや不十分、
花材は一種だけどこんな多色使いの作例は見たことありませんが
とりあえず独楽の花ということで見て下さい。
挿けて二日後
よい具合に花が咲きました。
実家の庭に色ちがいで三種類ありますが
これからまさに咲き始める!といういけるにはグットタイミング♪
花はいただくことがあっても葉までたっぷり・・・っていうのはまれ
実家の花なのでちゃっかりもらって帰りました^^
ブルーの花色のものをニオイ・イリスと同じ葉組で挿けてみました。
清々しいお色です。
ジャーマンアイリスって派手派手しい花というイメージがありましたが
花色によっては花菖蒲のような気品も備えているに感じます。
お楽しみ会をするあたり、生徒さんのお花は花屋さんで購入しましたが私自身は
今回庭で育てている花を使って挿けてみることにしました。
こうやって嵯峨御流のお花を教えるようになる以前は
どちらかといえば、庭の花を自己流でいけることの方が多かったのです。
「山吹玉川の景色」を挿けてみたいと思いましたが
すでに山吹が満開をすぎていたのであきらめ舟花器に
帆花艪花一株で出船の挿け方にしてみました。
板床には斑入り段竹と燕子花の葉で沼沢の景を挿けました。
4月中旬の燕子花は三枚葉がほとんどで
五枚葉はまだほんの少しでした。
花もなく地味すぎるかとも思いましたが、
斑入り段竹のおけげで私の好きな雰囲気のお花になりました。
二週間ほど経った今では燕子花からもう蕾が何本かみえてきています。
自分で育ててみて(鉢栽培)その成長の早さはちょっと驚きでした。
山吹はスタンドでいけてからお床に吊ったのですが
留の枝はしっかり紐を見切ってしまってます。
見る角度によって枝のとり方を注意しないといけなかったです。
しかしもう枝がとれずこのまま・・・
りんりんには木賊とシラー・カンパニュラタ 紫蘭を挿けてみました。
ドリームに挿けたのはホッサギラ・マヨールと紫蘭
このホッサギラ・マヨールは以前大覚寺の華道祭でいけてあり一目ぼれ♪
苗を探して庭に植えたものです。
グットタイミングで咲いてくれました。
紫蘭がまだちょっと固い蕾なのが残念・・・
大好きな若山さんの花器には柏葉紫陽花とカラスノエンドウ
この個性あふれる花器には不思議と野の花が似合うと思います。