お楽しみ会をするあたり、生徒さんのお花は花屋さんで購入しましたが私自身は
今回庭で育てている花を使って挿けてみることにしました。
こうやって嵯峨御流のお花を教えるようになる以前は
どちらかといえば、庭の花を自己流でいけることの方が多かったのです。
「山吹玉川の景色」を挿けてみたいと思いましたが
すでに山吹が満開をすぎていたのであきらめ舟花器に
帆花艪花一株で出船の挿け方にしてみました。
板床には斑入り段竹と燕子花の葉で沼沢の景を挿けました。
4月中旬の燕子花は三枚葉がほとんどで
五枚葉はまだほんの少しでした。
花もなく地味すぎるかとも思いましたが、
斑入り段竹のおけげで私の好きな雰囲気のお花になりました。
二週間ほど経った今では燕子花からもう蕾が何本かみえてきています。
自分で育ててみて(鉢栽培)その成長の早さはちょっと驚きでした。
山吹はスタンドでいけてからお床に吊ったのですが
留の枝はしっかり紐を見切ってしまってます。
見る角度によって枝のとり方を注意しないといけなかったです。
しかしもう枝がとれずこのまま・・・
りんりんには木賊とシラー・カンパニュラタ 紫蘭を挿けてみました。
ドリームに挿けたのはホッサギラ・マヨールと紫蘭
このホッサギラ・マヨールは以前大覚寺の華道祭でいけてあり一目ぼれ♪
苗を探して庭に植えたものです。
グットタイミングで咲いてくれました。
紫蘭がまだちょっと固い蕾なのが残念・・・
大好きな若山さんの花器には柏葉紫陽花とカラスノエンドウ
この個性あふれる花器には不思議と野の花が似合うと思います。