今日は二十四節気で「小暑」、そして七夕ですが
あいにくの雨、梅雨の真っ只中ですものね。
本来七夕は旧暦七月七日今年は新暦の八月二十日
そのころだと綺麗な星空が眺められるでしょう。
お伝書には七夕の花は体に桔梗、用に刈萱、留に女郎花をいけるとあります。
庭の桔梗が咲きはじめました。
桔梗も女郎花も秋の花のイメージですが(七夕も秋の行事)、 実際にはこの時季から咲き始めます。
そして秋には二番花がちらほら程度、
そのせいか花屋さんに出回る量もどちらもこの時季のほうが多いように思います。
刈萱もまだ穂が出ていませんが芒より細い線の緑葉が風にそよぐ風情がとても綺麗です。
女郎花はあいにくまだ蕾が色づいておりませんが、これももうまもなく
というわけ桔梗と刈萱、そして女郎花の代わりに祇園祭の花と呼ばれている檜扇の三種を用いて
文月の風情を挿けてみました。