花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

燕子花

2013年05月20日 | 嵯峨御流


五人目最後の方です。
釣瓶で「置釣瓶」に挿けてもらいました。







この方も燕子花を配り木でいけたのは四月の前回のお稽古がはじめてでした。
その時は釣瓶ではなく陶寸渡でした。
よって釣瓶に触るのはこれが初めて
これまた無謀ですよね。
さすがに負担が大きすぎるので今回はこの釣瓶だけでなく
三和の筒や瓢も配り木は私が前もって張っておきました。
それでも縦姿と横姿を不慣れな花器にいけていくのはさぞかし大変だったと思います。
ほとんどお一人で縦姿も横姿もおいけになりました。
縦姿は伸びやかに長めの寸法で・・・とのアドバイス通り
いきいきとした花姿に入りました。 
横姿は一花七葉でいけてもらいましたが初めてでこれだけはいれば十分です!
清涼感あふれる花になりました。
この方夏にはお引越し予定
ですからこうやって一緒にお稽古できるのもあと数回・・・・・
いけ手の個性がお花に出るとよく言われますが
この清々しさ雰囲気のお花を眺められるのもあと少しかと思うとちょっと淋しくなります。






これも素敵なガラスでしょう。菓子器だそうです。
市松模様がとってもおしゃれです。
楕円型もカラープレートも用意されてましたが
敷板はガラスの模様にあわせて黒の角型を置いてみました。
銅葉のシモツケが効いてますね

アメリカテマリシモツケ‘ディアボロ’ カスミソウ ギボウシ