花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

山茱萸(さんしゅゆ)

2010年01月24日 | 嵯峨御流

三管筒に山茱萸と藪椿をいけました。
近頃竹器に惹かれています。
このお花は親先生のお稽古でいけたものですが
陶器の「三和の筒」に生けようかとおっしゃったところを
竹器にいけたいとお願いしました。

竹を花器として用いるようになったのは江戸の中頃以降だそうです。
一重、二重、三重、五重と一本の竹にいけ口をとりいけてましたが
その後二本、三本、五本、七本と竹器を何本か組み合わせて使うようになりました。
また置き方にもそれぞれ名称があり、三管筒だけでも9種13通りあります。
一年に型ひとついけるなら全部の型をいけるだけでも13年。。。
ふぅ~地道に稽古していくしかありません。

今回は「和合」の置き方で山茱萸と藪椿をいけました。