花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

11月のお稽古花

2009年12月02日 | 嵯峨御流

今年も残すところあと一ヶ月、早いものですね。
11月に生徒さんに稽古していただいたお花をまだアップしていませんでした。
二回分まとめてアップします。
生徒さんに教えるようになって来春で二年になります。
月二回の稽古で、今のところ伝承花の盛花、瓶花、生花を中心に
月ごとのローテーションで稽古していただいてます。
先月はお生花の月でした。
一回目は黄金桧葉五本で三才格にいけていただきました。
二回目は枝物続きでは『また。。。』とため息がでてもらっても困ります。
草物を使って三才格の応用作品をいけてもらいました。
応用作品は生花特有の決まり事が限られている分
多少なりとも気軽にいけてもらえるお花です。
華やかさも加わって一回目に比べると楽しくいけてもらえたのではないでしょうか。

お生花は好みがはっきり分かれる花態です。私はもちろんこの花態が大好きです。
嵯峨御流の花をもっともっと学びたいと思う気持ちにさせてくれるのは
この花態があるからこそだと感じてます。
ですがやはりそう感じるに至るにはそれなりの年月も必要でした。
ひとり暮らしをしていた二十代の頃はこの花(特に枝物の生花)が部屋にあっても。。。
あ枯れにくいからいいけどねという程度の花だったように思います。
苦手意識や嫌いな花態だと感じないようお稽古の花態花材に心配りが必要だと思っています。


そうそう黄金桧葉だけど
さすがにそろそろ飾っているのも飽きてきた頃では。。。
小さくカットしてクリスマスのリースに使うとGOODだよ^^