11月15日(火)に、四谷の(社)土木学会土木会館にて行われた「土木建設技術発表会2011」に本発表会では弊社から3名発表を行っています。
3人目の発表の「圧縮破壊挙動のAEモニタリングによるコンクリート損傷度評価に関する実証研究」について簡単にご紹介しようと思います。
この発表では、新技術であるDeCATシステムについて解説を行っています。DeCATシステムとは、新潟大学・鈴木准教授によって開発されているコンクリート損傷度評価システムです。通常、コンクリート材料の評価には強度が用いられることが多いですが、強度に加えて弾性係数を用いる事により、より詳細にコンクリート材料の材料特性を把握しようというものです。
新技術という事で、興味を示して頂けたようで、いろいろな質問が寄せられました。
そのほか、発表会では「リニューアル」「性能評価」といったキーワードでの発表が多く、新技術・新工法の情報をいち早く入手でき、詳しく学ぶことが出来ました。発表後の質疑応答では活発な意見の交換が行われ、とても有意義な時間を過ごすことが出来たと思います。
by T.H