こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

退く準備

2016年08月17日 17時29分27秒 | Weblog
なんでもそうだと思うが、自分が提案・計画・実行したことが上手く行かなかったとしたら、やはり責任をとる必要はあると思う。
 
自分は、新しいお米の時代を作ろうとしていた。
そのために、自分がかかわっている産地に対して、色々と要望をしていた。
時代を作るためには、自分だけではどうすることも出来ない。
産地側の協力と行動が、どうしても無ければならないからだ。
 
しかし、産地側の腰は、自分の想像をはるかに超えて重たかった。
結果、何もしてもらえないまま、ついに新米時期となってしまった。
 
これからでも、何とかなるのではと、何度何度も考えた。
しかし、協力が得られないのであれば、どうなるものでもない。
 
こんな状態を続けていも、まったく意味はない。
どこかで判断をしなければと思っていた。
  
自分の計画からすれば、新米時期には実行できている予定であった。
それが、まだ1つも実行できていないという現実。
自分としては、計画は失敗したのだという結論を出す時期なのだろうと思った。
 
自分と産地だけの問題であれば、まだ言い訳もできると思う。
しかし、お米業界全体に対して提案をして、実行できなかったのである。
 
失敗したとなれば・・・・
やはり責任問題は避けて通れないと思う。
 
お米業界での自分の存在は、かなり異色である。
そんな自分の、責任の取り方は・・・・
色々と考えてきたが、良案は見つからなかった。
 
だからと言って、今までのような存在で有り続けるのは、やはり可笑しい。
なので、やはり第一線からは退くべきだろうという結論に至った。
 
と言っても、全てを投げ出してしまうということではない。
茨城県・長野県・福井県など、新しくブランド化を進めている産地に対しては、これからも全力投球で継続していく。
北海道中空知エコ米生産共和国や、島根県ご縁3国結び米についても、まだまだ継続していく。
頑張っていると判断できる産地についても、これからも協力してブランド化を完成させる予定。
マスメディアからの依頼も、まだ受ける。
しかし、それ以外については大人しくする考え。
 
こういう結論になると、不安に思うかもしれない。
でも、安心してほしい。
これからもブログなどでは、お米の情報の発信し続ける。
産地の情報は、極端に減ると思うが・・・
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