こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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「七夕(たなばた)コシヒカリ」の25年産新米の販売を始めました

2013年08月09日 11時45分35秒 | Weblog
昨日夕方より、佐賀県杵島郡白石地区の「七夕(たなばた)コシヒカリ」の25年産新米の販売を始めました。

「七夕こしひかり」の生産地である佐賀県の白石平野は、佐賀県の南西、杵島郡の東部に位置し、東西15km、南北9.5km、総面積8600haで六角川下流に広がっています。
農地のほとんどが海抜3m~6m程度の干拓地であり、土質は重粘土で地力に富み、気候は平均気温15.7℃、年間降水量1,844mmと比較的温暖で、稲作には最適の土地柄です。

「七夕こしひかり」は、極早期栽培のコシヒカリで、佐賀県で一番最初に収穫されるお米として知られています。
毎年、旧暦の七夕(8月7日前後)に収穫されることから、「七夕こしひかり」と命名されました。
九州では、佐賀県を含め、いくつかの県で早期コシヒカリが栽培されていますが、「七夕こしひかり」は、節減対象農 薬:当地比5割減、化学肥料(窒素成分):当地比5割減で栽培されております。

お盆前の暑い日に刈り取りをしますので、収穫後2時間以内に風による乾燥をして、品質重視の米づくりを心がけています。
2月の寒いときにビニールハウスをかけて苗をつくり、気象条件的に厳しい取組みですが、きめ細かな水管理により栽培されます。
また、堆肥・有機質配合肥料を使用して栽培するお米ですから、環境に優しく自然の恵みをいっぱい受けて育っています。

玄米については、極早期栽培ということから「活き青米」が多いので、販売前に玄米色彩選別機で、青色が強い玄米を除去してから店頭に並べております。
(この作業によって、炊き上がりの艶々感・米粒感・粘り感が、1ランクアップいたします)
それでも、全体的に黄金色というよりも青緑色がかって見えるかもしれませんが、精米すると綺麗な新米となります。

価格は昨年と同様、白米5kg3500円(税込)となります。
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