こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

ケルシー教授、ワラック氏が会見 「TPPなぜ入る」 「日本は不利」と警鐘

2013年05月31日 15時46分49秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「ケルシー教授、ワラック氏が会見 「TPPなぜ入る」「日本は不利」と警鐘 交渉長期化も (2013/5/31)」という記事が出ている。

内容は以下の通り
なぜ日本は環太平洋連携協定(TPP)に入るのか――。
「TPPを考える国民会議」の招きで来日しているニュージーランド・オークランド大学のケルシー教授と、米国の非政府組織(NGO)「パブリック・シチズン」のワラック氏が29日夜、記者会見した。両氏は「日本が非常に不利な条件をのんでTPP交渉に参加する」との見方から、警鐘を鳴らした。

TPP研究の第一人者であるケルシー教授は、日米事前協議で日本側が大幅に譲歩したことや、日本が初参加する7月の次回交渉会合でも最大3日程度しか加われないことなどを踏まえ、「日本は異例な立場」と指摘。
米国でTPP反対運動を主導するワラック氏も「なぜ日本がこのような条件を受け入れてまで、参加しようとするのか分からない」と述べた。

ワラック氏は、日米がTPP交渉と並行して行う自動車や非関税障壁に関する2国間協議についても「他国はやっていない」と、日本の不利な状況を強調した。
また日本政府がTPPを成長戦略に位置付ける点に対し、北米自由貿易協定(NAFTA)の批准時にクリントン米大統領(当時)が「NAFTAは雇用を生み出す」とアピールしていたことを紹介。
逆に米国では雇用が失われたとして、警告を発した。

ケルシー教授は、TPPが「21世紀の協定」とされていることに触れて、「より柔軟で、各国の発達段階に応じた(議論の)余地を残しておかなければならない」、批判した。

各国が目指す年内の交渉妥結については、農産物の関税や知的財産権、環境、国営企業といった分野の交渉が難航しているため困難との見方を提示。
参加国や交渉分野が多いため、交渉長期化の可能性も示した。
というもの。

正論だ。
文句1つ無い。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浸水が必要な理由 | トップ | 未認可GM小麦発覚 オレゴ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿