こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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ここまで違う内容になるとは

2011年02月07日 23時58分49秒 | Weblog
16日は高知県の南国市で、17日は長岡郡本山町。
同じ高知県での講演であるのだが、作っている資料は、全く違うものとなっている。

これからブランド化を考えていく地域と、既にブランド化を始めている地域。
資料を作っている自分でさえも、「こんなに差が開いているのか」と驚くほどなのだ。

南国市では、全国の米情勢や高知県平野部で生産される早場米の販売戦略、ブランド化へ向けた取組等についてなので、まず、消費地の現状を知ってもらうことから話して、その後で、ようやく本台の早場米の販売戦略の話となるのだが、消費地の現状の悪さを知った段階で、聞いている人たちは意気消沈してしまい、その後の販売戦略まで、頭が回らないのではと思えるのだ。

ところが、ブランド化を始めている本山町の方では、既に消費地の現状は等については説明してしまっているので、これから考えられる消費地の動きだけを話して、後は一気に、ブランド化の第二段階の話だけに専念する事が出来る。

地域としては、棚田ばかりの本山町の方が、将来においても不利である事は間違いないのだが、事態が悪化する前にブランド化を初めて、既に市場の評価を得る事が出来た本山町の方が、現段階では圧倒的に有利。

南国市は、今回の講演を期に、今年の秋のお米から、ブランド化の道を進む事が出来るだろうか。
今年の秋のお米からと言うと、早場米の産地であることから、田植まで、あまり時間が無い。
はたして間に合わせる事は出来るだろうか。
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