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原発避難者の6割、PTSDの可能性

2014年05月10日 19時07分03秒 | Weblog
朝日新聞に「原発避難者の6割、PTSDの可能性 早大など調査 朝日新聞 2014年5月9日(金)23:01」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
東日本大震災で福島県から東京都と埼玉県に避難した人の約6割に心的外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性があることが、早稲田大学の辻内琢也准教授(医療人類学)らの研究グループと、弁護士や臨床心理士でつくる震災支援ネットワーク埼玉(さいたま市)の調査で分かった。

調査対象は震災後に埼玉県と東京都に避難した約3600世帯。
今年3月以降、福島県などの協力で質問用紙を送り、世帯ごとに18歳以上の1人に答えてもらった。
4月2日までに600人が回答し、避難指示区域からの避難者が約8割を占めた。

質問にはPTSDの診断指標として世界的に普及する「改訂出来事インパクト尺度」の22項目が含まれ、有効回答の522人を分析した結果、57・7%が「PTSDの可能性がある」に分類された。
震災翌年の2012年は67・3%、13年は59・6%だった。辻内准教授は「避難者の心の傷は3年間ほぼ変わっていない」と指摘している。
というもの。

政府は震災後に、避難している一人一人の心のケアをしていくと言っていたのだが、実際には口ばかりだったという事なのだろう。
こんな厳しい状況が3年も続いているというのに、それでも福島の人たちを無視して、原発を動かそうとしている。
理解できないんだよな。
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