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牧草・チモシー試験栽培 飼料自給率向上へ 鳥取県

2013年08月05日 16時05分43秒 | Weblog
これも日本農業新聞e農ネットからだが「牧草・チモシー試験栽培 飼料自給率向上へ 鳥取県 (2013/8/4)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
鳥取県は、飼料高騰に対応するために牧草の自給率を高めようと、イネ科牧草チモシーの試験栽培に乗り出す。
たんぱく質を多く含むなど栄養価が高く酪農家の需要は多いが、夏の暑さに弱く県内ではほとんど栽培されていない。
栽培を可能にし、輸入品に頼っている状況を改善するのが狙い。
大山乳業農協と委託契約を結び、その組合員である酪農家が遊休農地で栽培する。
県は収量などの成果を見極めた上で、普及につなげる方針だ。

県は2013年度の6月補正予算で、畜産飼料高騰緊急対策事業(予算額2950万円)を計上した。
柱の一つがチモシーの試験栽培だ。

チモシーは北海道や東北など、冷涼な地域での栽培に適した草種。
県内でも栽培できることを実証し、遊休農地などでの作付けを増やして自給の仕組みを整えることで、コストを削減できると見込む。

試験栽培は大山町内の標高500~600メートルの地域で行う。
遊休農地1.3ヘクタールを候補地とし、大山乳業農協の組合員に作業を全て委託。
今月中に農地を整備し、9月上旬には種をまく計画だ。
順調に生育すれば来年春に収穫し、サイレージに調製して夏までには牛に給餌できるという。

大山乳業農協によると、県内での乳牛飼養に適した栄養価の高い牧草生産では、個人でイタリアンライグラスを導入した例がある。
しかし、冬の降雪や霜の影響で生育が振るわず、面積が増えていないのが実情だという。

同農協酪農課は「チモシーは寒さに強いので越冬でき、夏も冷涼な高標高地での栽培なので、安定的に生産できると期待している。少しでも飼料自給を実現し、コスト削減につなげたい」と事業の意義を強調する。

県畜産課は「気候条件や面積当たりの収量、経費などを見極め、県内農家に役立つ情報として提供することを目指す」と説明する。
同事業では、和牛放牧に必要な資材購入なども支援する。
というもの。

脱外国産資料という考え方は、地域ブランドを作っていく上で、これからは強く求められていくようになるだろう。
地域ブランドを作ろうとしています。しかし資材は全て外国産です」では、地域ブランドとしては情けない。
それでは差別化をしている事にはならないからだ。
地域ブランドを作るのなら、全てを地域から・・・

さらにTPPが動き出せば、余計、オールジャパンが必要となってくるかもしれない。
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