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日本の交渉参加反対 「雇用脅かしかねない」 

2013年03月05日 15時00分59秒 | Weblog
3時の休憩時に日本農業新聞e農netを見ていたら、「日本の交渉参加反対 「雇用脅かしかねない」 TPPで米最大の労働組合 (2013年03月05日)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
オバマ米大統領や米民主党にとって最大級の支持団体「米国労働総同盟・産業別労働組合会議(AFL‐CIO)」が、日本の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に反対する声明を発表した。
ワシントンで2月22日(日本時間23日)に行われた日米首脳会談の共同声明を受けたもの。
声明では「日本の参加への懸念は2国間の手段を通じて対処するのが最善」とも指摘。
日本の交渉参加に反対する業界・団体を説得するために事前協議で米国から、一層厳しい市場開放と規制緩和を要求される懸念が高まっている。

同団体は1200万人以上の組合員が加盟する米国最大の労働組合の中央組織。
声明は27日付で発表し、日本の交渉参加に反対する理由について「(米国内の)数百万もの上・中流階級の雇用を脅かしかねない」と強調した。
同団体が日本の参加について反対を明確に打ち出したのは初めて。

また「日本の自動車市場は世界で最も閉ざされた市場の一つ」と断じ、米通商代表部(USTR)に対して「(為替操作を含む)日本の非関税障壁を撤廃する全く新たな手法を取らない限り、米国の製品やサービスは、日本では意味のある市場拡大を実現できないだろう」と指摘した。

米国政府が日本の交渉参加問題に関して行った一般からの意見募集(2012年公表)で同団体は「TPPには未確認の点が多く、日本の交渉参加が労働者に与える影響について見解を示すのは困難」としていた。
共同声明を受けて反対の立場に踏み込んだ格好だ。

日米首脳会談の共同声明では、自動車・保険と、規制などの非関税障壁の課題に事前協議で対応することを確認した。
というもの。

TPPの話が本格化してくると、流石にアメリカ内でも、ゴタゴタしてきたな。
米国労働総同盟・産業別労働組合会議(AFL‐CIO)は、オバマ米大統領や米民主党にとって、最大級の支持団体なんだという事からも、そうとう問題となるだろうな。
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