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泊原発の緊急時対策所設置 1、2号機再稼働へ1月に前倒し

2013年08月02日 09時29分23秒 | Weblog
47NEWS経由の<北海道新聞8月1日朝刊掲載>に「泊原発の緊急時対策所設置 1、2号機再稼働へ1月に前倒し 08/01 07:10」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
北海道電力の川合克彦社長は31日、札幌市内の同社本店で記者会見し、泊原発1~3号機(後志管内泊村)共用の緊急時対策所の代替施設について、当初予定していた来年3月の完成時期を2カ月前倒しし、同1月に完成させる方針を明らかにした。
原子力規制委員会が先行して安全審査を行っている3号機に続き、1、2号機の再稼働を早める狙いがあるとみられる。

原発の再稼働は、過酷事故時の対応拠点の設置が条件。泊3号機は、1号機の施設内に暫定施設を設ける一方、1号機と、隣接する2号機の停止を前提とすることで、規制委の審査が進んでいる。このため、1、2号機の再稼働は、高台に設ける1~3号機共用の緊急時対策所の設置が条件の一つだ。

代替施設の設置を前倒しすることについて、川合社長は「(審査が)早まっても大丈夫なように来年1月までに造っておく」と強調。
規制委は3号機と同時に1、2号機を審査することに難色を示しているものの、川合社長はあくまで、全3基の早期再稼働を目指す姿勢を示した。

また、北電が規制委に提出した安全審査の申請では、1、2号機に関して、構造の異なる3号機の解析結果を流用したことなどから、安全審査が保留とされた。
川合社長は「最初からトラブルがあって申し訳ない。われわれの考えに甘いところがあったと反省している」と陳謝した。

その上で、1、2号機の再稼働に向けた補正申請については「(規制委の)指摘に対して真剣に慎重に取り組んだ上で、できるだけ速やかに再稼働にもっていきたい」としつつ、提出時期については「めどはない」と明言を避けた。
というもの。

川合社長は「最初からトラブルがあって申し訳ない。われわれの考えに甘いところがあったと反省している」と陳謝したというが、明らかに考え方が甘い。
北海道での事故は、北海道の全てを終わらせてしまうという事に、全く気が付いていないのだろうか。
農林業が被害を受けるのは当然の事で、事故が起これば、日本最大の農業国という言い方は、一生出来なくなる。
当然、北海道にとっての収入源である観光客もいかなくなるだろう。
そして、今の福島と同じ事が、ずっと続く。

そうなった時に、北海道電力は、どうやって責任を取るつもりなのだろうか。
会社の破産程度では済まないのは明らか。

そうならないためには、そうしないためには、急ぐべきではないというのは、誰が考えても当り前の事だろうと思う。
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