こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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9月の米価格1割安 先安観続き14年産苦戦 米穀機構

2014年10月21日 15時51分39秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「9月の米価格1割安 先安観続き14年産苦戦 米穀機構 (2014/10/21)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
米穀機構がまとめた小売価格によると、2014年産新米が中心となった9月の5キロ精米での販売価格は1783円で、前年同月比9.4%(184円)安だった。
関東、北陸の新米が本格的に出回り始める中、13年産の持ち越し在庫の多さから先安観は依然として強く、前月比では2.4%(42円)安と大幅に下回った。

最も販売が多かった価格帯は5キロ当たり1500円台の米で、全体の16%を占めた。
1500円未満の低価格が15.2%と多い。
同機構は「新米で5キロ1000円を下回る価格で販売したスーパーもあった」と話す。

販売量上位20銘柄のうち、茨城「あきたこまち」、千葉「ふさおとめ」は平均価格が1500円を下回った。
関東の「コシヒカリ」を見ると、茨城が前月比102円安の1589円、栃木が73円安の1696円、千葉が109円安の1633円と、いずれも新米出回りを機に大きく価格が下がった。

同機構は「日照不足による作柄悪化の懸念が高まった夏場以降も、小売価格は下がり続けている」と指摘。
実需者らの先安観は拭えていないのが現状だ。
というもの。

価格を下げての販売が、売る方にとっても買う方にとっても、全く意味がないという事を、段々と判ってきているようだが、時すでに遅し。
価格を下げてしまったものを、もう一度、元に戻す事は、現状では不可能。

ここにきて、ようやく全国的な出来・不出来が判り始めているが、産地によっては「味が無いから安いのね」と言われるかも。

下げる事はいつでも出来る。
しかし、価格を守る事は、時間をかけなければ出来ない。
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