昨日の朝日新聞との話の中では、青森県「青天の霹靂」と、岩手県「銀河のしずく」の、新品種の話もしていた。
本当にお米が好きな消費者は、今でも米屋から、その産地の情報と研ぎ方、炊き方、食べ方等を教わって、その品種の特徴を楽しんでいる。
当たり前のこととして、精米したてをもって帰る。
精米年月日の古いお米に手を出す消費者は少ない。
産地が、そういう消費者がいるということを勉強しているのならば、産地精米を計画することが、いかにお米好きな消費者をガッカリさせてしまっているか、簡単に想像できるはずだ。
なぜ精米ばかりを販売するスーパーばかりを考えるのだろうか?
お米にこだわる消費者もいるが、圧倒的に、まだまだ価格で選んでいる消費者が多い。
産地は、なぜ米屋と、お米好きの消費者を切り捨てるのだろうか?
ブランド米を目指すと、カッコつけているが、実際には、完売させることばかりを考えているのではないだろうか?
ブランド米は、一夜にして出来ることはない。
しかし、一瞬にして無にすることは出来る。
青森県も岩手県も、もうブランド米を目指すことは諦めたのだろう。
長い時間をかけて作られた品種が、哀れでならない。
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