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相次ぐ異常気象 なお警戒を 寒気入りやすく天候急変 災害時 まず安全優先

2015年06月18日 17時29分35秒 | Weblog
日本農業新聞 e農ネットの[ニュースサイト]は「相次ぐ異常気象 なお警戒を 寒気入りやすく天候急変 災害時 まず安全優先 (2015/6/18) 」という記事であった。

内容は以下の通り
大気が不安定な状態が続き、全国各地で突風や集中豪雨などの異常気象が多発している。
梅雨前線の停滞で鹿児島や熊本各県では雨が続き、岩手県紫波町では1時間に100ミリ近い雨が降った。
多発する異常気象に専門家は「農作物も大事だが、まずは自らの命を守ることを第一に行動してほしい」と警鐘を鳴らす。

気象庁によると、今週に入ってから全国的に大気が不安定な状況となり、局所的に突風や雷、降ひょう、豪雨に見舞われている。

・突風やひょう集中豪雨・・・

15日には、群馬県伊勢崎市や前橋市で突風被害が発生、100棟以上のハウスが倒壊した。
気象庁はこの突風は、積乱雲で生じた下降気流の冷気が地上にぶつかることで発生する「ダウンバースト」の可能性が高いと発表。
積乱雲の下で上昇気流が渦を巻いて発生する「竜巻」とは違い、四方八方に被害が及ぶのが特徴。
このため、竜巻のような局所的な被害ではなく幅広い地域に及んだ。

同庁によると大気が不安定な状況下では竜巻、ダウンバーストのどちらが発生してもおかしくないという。
突風は2007年に42件発生したのに対し、14年は53件だった。
大半は竜巻だが、ダウンバーストも近年は年に数回発生している。

局所的な豪雨も頻発している。
活発化した梅雨前線の影響で、11日には熊本や長崎県で38万人に避難勧告や指示が出されるほどの豪雨に見舞われた。
16日には岩手県紫波町で統計開始以来、最多の1時間95.5ミリの猛烈な雨が降った。
同町農林課によると降ひょうで露地野菜の葉に穴が開いたり、畦畔(けいはん)が崩れたりといった農業被害が確認された。

石川県かほく市や埼玉県久喜市も6月の1時間雨量が各59.5ミリと過去最多を記録した。

九州でも雨が降り続き、鹿児島や宮崎、熊本県などの一部地域で16日までの20日間雨量が平年の3倍以上に到達。鹿児島県枕崎市では直近10日間で平年の6倍以上の雨量を記録した。
JA南さつま枕崎支所の日渡照市支所長は「被害は出ていないが、サツマイモの根腐れや地滑りが心配。これほど雨が降り続くのは記憶にない。毎日、不安だ」と漏らす。

なぜ、こうした状況が続いているのか。
同庁は「偏西風が日本付近で大きく南寄りに蛇行し、上空に寒気が入りやすくなっている」(気候情報課)と説明。
寒気の影響で突風や降ひょうが起きやすい状況となっている。
今後1週間は、全国的に局所的な豪雨や雷、突風に警戒が必要という。

異常気象にどう対応すべきか。
減災や防災対策に詳しい関西大学の永松伸吾教授は「雨が降り始めてからは、田畑や農業用水路の見回りは厳禁。特に災害が起きてから行動するのは非常に危険で、命を落とすことにつながる」と指摘、「全国どこでも異常気象は発生する。まずは気象情報に注意してほしい」と呼び掛ける。(尾原浩子)
というもの。

今年の天気はおかしい。
甘く考えていると、取り返しがつかない事になる可能性もある。

産地は、注意が必要である。
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