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TPP 日加に市場開放圧力 米議員75人 政府に書簡

2015年04月09日 18時21分29秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「TPP 日加に市場開放圧力 米議員75人 政府に書簡 (2015/4/9)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
超党派の米下院議員75人が、環太平洋連携協定(TPP)の乳製品をめぐる交渉で、日本とカナダに対して十分な市場開放を求める書簡をフロマン米通商代表部(USTR)代表らに送った。
ニュージーランドなど競争力が高い国に譲歩して米国の市場が攻め込まれた場合、その「バランス」として日本などへの輸出拡大が必要になるとした。
酪農・乳製品団体はこれを支持する声明を発表。
日米両政府は、首脳会談を月末に控え交渉を前進させる考えで、こうした議員や団体からの政府への圧力が、交渉での米国の出方に影響を与える可能性がある。

酪農に関係する下院議員らは、3月31日付の書簡で「バランスの取れた成果を得るために、米国の酪農家にとって意味のある新たな市場アクセス(参入)を確保するよう」政府に注文。
バランスを求める背景には、TPP交渉参加国の中でもっとも乳製品の競争力があるニュージランドが、米国に市場開放を迫っているため。
「他の交渉参加国が、米国市場に強い関心があることを考慮に入れると、米国産乳製品の輸出機会を増やすことが必要だ」として、日本とカナダを名指しした。

書簡では、日本との交渉について「意味のある包括的な市場アクセス」が得られるように求めた。

特に、カナダについては、同国が乳製品の交渉に真剣に取り組んでいないとの情報に困惑しているとし、市場開放を求めた。
乳製品をめぐっては各国間で利害が複雑に絡み合っており、日米の農産物関税交渉の決着が難しい要因の一つになっている。

全国生乳生産者連盟(NMPF)など酪農・乳製品団体は書簡に賛同する声明を発表。
「日本、カナダとの交渉では、全乳製品の意味ある市場アクセスを交渉のテーブルに上げる必要がある」として、全ての乳製品を対象に強硬な市場開放を迫った。
というもの。

なんだか、今になって言われたように聞こえるが、最初から言われていた事。
あえて今言うのは、TPP交渉を妥協するときの言い訳作りのためだろう。
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