こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

各JAは戦闘態勢に

2013年03月14日 12時01分03秒 | Weblog
これは、あくまでも自分の考ええ方であることを、先に伝えておく。
よって、それを理解したうえで、1つの考え方なんだとして読んでほしい。
反対意見を言われても、困るだけなので・・・

明日TPP交渉参加が決まると思う。
結果的に、地方の声は、まったく聞き届けられなかったと考えていいだろう。
地方の声を聞き入れてくれなかったという事であれば、当然「聖域」という言葉についても、信用は出来ない。
最終的には、合る程度の、何かかしらの予算付けをして、それ以上については、各地域の判断と行動に任せるという事になるのであろう。

それだと、大きな産地は、それなりの対策を取ることは出来るであろうが、小さな産地は、人手不足、若者不足、リーダー不足から、全く作戦や計画が立てなれないまま、失速して崩壊していくだけであろう。
自分としては、小さな地域の方が多いので、当然日本の農業は衰退してしまうと考えている。

その中で、1つでも2つでも地域を行き残させるとしたら、そけは全世界、全地域との、農産物戦争だろうと思う。

順序・礼儀・ルールなどは関係なく、地域によっては減反も中止して、とにかく量を確保する必要があると思うし、優れている地域については、もっと付加価値を付ける必要があるであろう。

安さだけでは、外国産米には勝てない。
量でも勝てない。
地域だけのブランドでも勝てない。
ましてや、●●産の米というのであれば、もっと勝てない。

品質が良ければ、世界でも売れる、戦えるという事を言うが、日本中の、全ての産地や地域から、同じような品質のお米が、外国の同じ町で売られるようになったらとしたら、当り前の事として、全てが売れるという事は無く、結果として価格競争になるであろう。
今は、少ない輸出だから、売れているというのが本当のところだと思う。

企業になったとしても、価格が付かないのであれば、売り先が無いのであれば、経営が成り立たないのは当たり前の事。

自分が付き合っている産地・地域には、前々から言っている事であるが、今から、戦闘態勢に入ってもらいたいと思う。
国からの補助が無くても、県などから見はなされたとしても、地域として元気であれば、活性化する事が出来るのであれば、それでいい。

とにかく、早急に対策を取って欲しい。

まず、3年後が見える計画を。
そして、5年後の方向性を。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自民党TPP対策委員会が決... | トップ | みんなが見に行っている? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿