こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

結果、行かない

2016年06月08日 16時12分58秒 | Weblog
Facebookなどで投稿していることから、なんとなく理解していることだろう。
21~22日に島根に行って、ブランド化についての協議をするのか、しないのかの件であるが・・・
 
結果として
「行かない」ということになった。
 
21日は
産地が出向いてくるということで妥協。
 
ブランド化計画を組み立てるというのは、考えているよりも簡単ではない。
 
計画を作るために、文化・歴史・風土・環境なども調べる。
当たり前のこととして、地域の現状も調べる。
 
さらに、1方通行からではなく。
色々な角度から広く浅く、色までも変えて見つめていく。
 
そして、その全てをまとめて、解析をする。
その結果から、現状で最も効果があるだろうという、1つのブランド化計画を作っていく。

であるが、それで終わりではない。
全てはそれからなのである。

ブランド化計画は、まず1つの本線にあたる計画を作る。
そして、その出来た1本を、今度は3本に分ける。
さらに、その1本ごとを、また3本に分ける。
 
ブランド化計画は、スタートしたら、3年間は、どんなことがあろうと止めることは出来ない。
止めるということは、ブランド化計画が壊れてしまったことを意味する。
 
なので、どんな状態になろうが、常に進めるように作り上げる必要がある。
 
この複雑な作り方が、Suzunobu Project Riceなのである。
 
本線が計画通りに進まなくなってしまうと、他の伏線を使用して計画を進めることになる。
1本が駄目になったら、また次の1本をつかって進める。
それもダメだったら、次の1本を使用する。
 
であるが、上の説明からも判るように、太い計画は3本。
その3本が失敗となると、全ての線が断たれてしまう。

断たれてしまった計画は、2度と使い物にならない。
新しく作り上げるには、まだ膨大な時間がかかる。
 
島根のブランド化計画の作り変えは2回。
実行して失敗したのなら、その失敗が、新しいブランド化計画の参考になる。
しかし、使ってももらえないまま、完全に2回作り変えたのだ。
 
今3回目の作り直しをしようとしている。
しかし、成功なのか失敗なのかの、結果すらわからない現状。
よって、計画シートに1文字も入っていない。
というか、1文字も入れることが出来ない。
 
21日に出向いてくるというが、何をどうすれば良いのか。
隠岐からは、「ご指導頂かないと、こだわり米部門の28年度がはじまらない状況なのです」と言われているが。
 
「指導」は、動いた結果、実行した結果に対して行っていく。
何もしていない産地に対して、「指導」なんて存在しない。
 
「宿題をくれれば、やっていく」とも言われている。
「宿題」は、1年前に出してある。
やってこないのは、島根だ。
  
そうだな、今すぐできる宿題というのであれば。
3地区本部が、毎日1~2回は、Facebookで産地の現状を、投稿することだろうな。
Facebookを見ている全ての人が、宿題をしているのかしていないのかが、確認できるから。
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