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国会答弁、党内議論置き去り まとめ役が“勇み足” 自民・稲田政調会長

2015年01月30日 16時04分11秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「国会答弁、党内議論置き去り まとめ役が“勇み足” 自民・稲田政調会長 (2015/1/30)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
自民党の稲田朋美政調会長の“勇み足”が、与党内に波紋を広げている。
農協改革をめぐり党内では昨年6月の政府・与党合意に基づいて議論の真っ最中。
ところが、取りまとめ役であるはずの稲田氏が党内議論を置き去りにし、結論ありきともとれる言動を公然と繰り返しているためだ。

「今の日本で中央集権的な組織、中央集権的な農業の在り方が果たしていいかどうか。私はそこから脱却すべきだと思っている」

29日の衆院予算委員会。質疑に立った稲田氏は、1枚のパネルを取り上げ、熱弁を振るった。
パネルには、JAグループをJA全中を頂点とするピラミッドに見立てた組織図が描かれ、「あたかも全中が強力な権限を背景に単位農協を上から押さえつけているかのような印象を与える」(ある与党議員)ものだった。

稲田氏が「中央から何かを指示されて言われた通りやるのではなく、単位農協が自主性を持って物事に当たるのが地方創生、農協改革の理念だ」「強制的な監査権があるのが今の(全中が行う)監査制度だ」などと持論を展開しながら改革の方向性をただすと、首相や担当大臣らが次々と全中廃止や公認会計士監査の導入を示唆する答弁をし、“出来レース”の様相を呈した。

しかし、与党が議論の出発点にしている6月の政府与党合意では、監査制度には触れていない。
しかも、全中が監査指導によって単位農協を縛っているとの見方に対しては、現場のJA組合長のほとんどが否定しており、与党内でも疑問の声が少なくない。

現場実態や党内議論を無視した稲田氏のこうした言動に、ある自民党議員は「まとめ役であるべき人が、自ら改革の旗振り役になってやりたい放題。勘違いも甚だしい」と痛烈に批判する。

連立を組む公明党からも「こちらに話がないまま、結論ありきで勝手に進められても応じられない」と不信の声が上がる。
というもの。

平等の立場で考えて行動していかなければならない立場の人が、このレベル。
シッカリとした議論が出来る訳が無いのは明らか。
この程度の事であれば、子供でも判断できている事だろう。

こんなレベルで、勝手に決められてしまった事を、子供たちが評価する訳が無い。
呆れかえって、そっぽを向くだけだ。

愚かな発想と行動の結果。
何度も万度も、日本の農業は振り回されることになる。
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