こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

癌が広がる

2017年09月05日 06時59分45秒 | Weblog


昨日、確認してもらうために福井県庁にメールで送っていた「いちほまれコンシェルジュ」を育成するための資料。

結構、赤ペンが入って戻って来た(笑)

赤ペンの部分については「なるほど」と納得は出来る。
これが全て、コンシェルジュだけでなく、一般消費者にも伝える事が出来たら、「いちほまれ」は本当にブランド米になれると思う。

だからこそ思う。
なぜ今年の試験販売を、もっと丁寧に扱わなかったのかと。

当初から、今年の試験販売は、消費者からのデータ収集が目的だったはず。
そして、そのデータ分析から、来年のブランド化戦略を組み直し、30年デビューする予定だった。

であるのなら、変な通販企画や、アンケート等がもらえない百貨店やスーパーでの販売数は、気持ち程度で良かったはず。

なのに、たった600トンしかない数量の半分を、データが取れない流通に回してしまっている。

愚か過ぎると思う。

データを取ってくれるのは米屋だけ。
その米屋の量が、圧倒的に足りなくなってしまっている。
販売したいと手を挙げている米屋に、「いちほまれ」が届けられないという、情けなさ。

したがって、ブランド化戦略に必要なデータは取れない。
とっても足りない❗️

毎回言っているが、新米御披露目の時に売れたという結果は、全く役に立たない。
1度購入して、自らが食べて、「もう1回食べてみたい」と買いに来てくれて、また美味しさや特徴を確認をしてもらって、「やっぱり」と3度目の購入があって、やっと「消費者が気にいってくれた」となる。

しかし「いちほまれ」は、散々説明していたにも関わらず、それが出来なくしてしまっていた。

今から新幹線のなかで、「いちほまれコンシェルジュ」育成の資料を、どう修正するかを考えるが、県が修正してきた内容にしたとしても、意味が無いように思えるのだが・・・

まぁ。
やるだけやるが。

最初のミスが、やっぱり「いちほまれブランド化戦略」の癌になったな。
もう消せないし。

これを持ったまま、ずっとブランド化戦略をしていくのは、かなり厳しいな。

絶対、デビューの時に、癌は大きくなるから‼️
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