こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

紙切れ1枚

2015年05月20日 11時44分08秒 | Weblog
自分が作っている産地のブランド米は、こだわり米のみを販売している「和穀の会」経由で、日本中のこだわり米を販売している米屋に届けられている。
なので、産地ごとの考え方というか、一般米と差別化米の違いなどを明確にしてもらうために、和穀の会から各産地へ1枚の記入用紙が、メールで届けられている。(届けていない産地もあるらしい)という事を、少し前に投稿したと思う。

それから少し時間はたっている。
はたして産地は、全ての項目を記入する事が出来ただろうか。
ほとんどの産地が記入することが出来ないままだろう思う。

たかが、紙切れ1枚である。
5分もかからずに、記入できるだけの記入欄しかない。
であるにも関わらず、産地は、この1枚すら記入できない。

なぜなら、全てが漠然とした計画で動いているから。

ブランド米とはが判っていない。
一般米と差別化米の違いは、慣行栽培か特別栽培かの違いだけ。

差別とは何なのだろうか。

売ろうとしている産地が、そのレベル。
それで、「高く買ってほしい」は無いだろ!

秋の新米販売に向けて、計画を立て始めている。
売り場の大きさは変えようがない。
お米のラインナップを増やせる店も少ない。

始まるのは、販売するお米の変更。

1つ加えるためには、1つ消さなければならない。
当然、北海道や佐賀など、沢山地域や品種を持っている処は、整理されやすい。
そして情報が出てこない産地や、売れていない産地は、消えていくだけ。

紙切れ1枚の提出期限は、今月末。
産地は、死に物狂いで記入してほしいものだ。
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