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「北海道守り抜く」 政府に抗議、7000人決起

2013年07月26日 16時51分41秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに[TPP反対ふるさと危機]という特集があり、今回その中に「「北海道守り抜く」 政府に抗議、7000人決起 (2013/7/26)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
TPP交渉に日本政府が参加したことに抗議する総決起大会が25日、札幌市中央区の中島公園で開かれた。
JA北海道中央会など1次産業4団体が主催し、道や道経済連合会、道消費者協会、道医師会など業界の垣根を越えた43団体が後援。
約7000人が参加した。
大会決議では「交渉参加へと進んだ政府に強く抗議する」とした上で、「北海道を守り抜く運動を強力に展開していく」との決意を示した。

開会あいさつでJA道中央会の飛田稔章会長は「北海道は200%に近い食料自給率を誇り、国民の生活を守る農業地帯だが、その力を発揮できなくなってしまう」とTPP交渉参加に危機感を強調。
出席した道内選出国会議員に「北海道経済、農業をしっかり守り、責任を果たしてもらいたい」とくぎを刺した。

意見表明で道医師会の長瀬清会長は、国民皆保険制度などが改悪される懸念を指摘。
「米国の言いなりにはならない。日本の制度をどこまでも守りたい」と力を込めた。
道消費者協会の橋本智子会長は「残留農薬や食品添加物の基準が緩和されることに危機感を募らせている」とし、「共に考え、行動し、北海道を守り抜く」と表明した。

政党を代表してあいさつした自民党道連TPP問題対策本部長の今津寛衆院議員は「厳しい叱責(しっせき)は謙虚に受け止める」と、安倍晋三内閣がTPP交渉参加に向かったことを弁明。
「日本の農業、農村、食料を守るために全力で頑張っていく」と語った。

民主党の小川勝也参院議員は「TPPの重大性を知らない多くの国民に食の安全、自給率、北海道経済が壊滅することを伝え、必ず撤退を勝ち得る闘いにしよう」と結束を呼び掛けた。
公明、共産、新党大地の各党代表もあいさつした。

JA道青年部協議会の黒田栄継会長は「安全・安心な農産物を囲む笑顔の食卓を守らなければならない、何よりこの国の主権を侵されてはならない」と呼び掛けた。

大会後、参加者は同市中心街をデモ行進し、TPP交渉参加への怒りや危機感を広く訴えた。
というもの。

生産地の怒りの声は届くか。
地方議員の代弁は、中枢に届くのか。
小さな政党の声は、はたして聴いてもらえるのか。
色んな所で、納得がいかない部分があるし、疑問が残る部分がある。
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