こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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区分がアダ

2016年12月05日 22時51分02秒 | Weblog


普通なら、インスタ、FB、などにも投稿しているのだが、なぜかミスで、12月2日の自分は行方不明となってしまっていた。
なので、行方不明の2日について、書いていこうと思う。
 
新潟県JA北魚沼紀行-1
 
先週金曜日(2日)は、JA北魚沼が開催する、「JA魚沼米食味コンテスト2016」の審査と講演のために、新潟県へと行っていた。。
 
10:15 東京発 Maxトキ315号
11:47 浦佐着。
13:30 JA北魚沼本店に入り
14:00 開会。
15:15 45分間のミニ講演。
タイトルは「大ブランド産地に対して五ツ星お米マイスターから産地絵への提案」
16:10 結果発表と審査公表。
 
JA北魚沼には「コシヒカリ区分」がある。
SS:たんぱく質含有率4.8~5.3
   整粒歩合79位以上
   米選機1.9mm
SA:たんぱく質含有率5.4~5.5
   整粒歩合76~78
   米選機1.9mm
S :たんぱく質含有率5.6以上
   整粒歩合70~75
   米選機1.9mm
あまりにも有名で、色々な産地のブランド化の見本となっている。
もしも3角形にS・A・Bなんて表示がしてあれば、まずJA北魚沼コシヒカリの区分を参考にしていると思っても良いほど・・・。
 
でも、今回のJA北魚沼コシヒカリは、この区分がアダになっていると思う。
 
JA北魚沼は、どこにも負けない区分を作った。
実際に区分分けも出来ていた。
しかし、それは本物だっただろうか?
 
「選ぶ」と「作る」は違う。
「守る」と「攻める」も違う。
 
ブランド化計画は、作ったら終わりではない。
作ってから、ようやくスタートとなるのだ。
よって、計画を維持しようとか、守ろうではダメになる。
つねに「進化」と「挑戦」をしてしていかなければならない。
 
初めは「攻め」ていたはずのJA北魚沼。
しかし、知らず知らずのうちに、「守り」に入ってしまっていたと思う。
それが、今回の天候などによって、表に出てしまった。
 
「上が無い」「下が無い」は結果である。
「上」は、目指して作り上げるもの。
「選ぶ」という中では、「上」は出来ない。
 
ブランド化計画をしていくのであれば、当たり前のこと。
「守り」に入ってしまっていたことで忘れている。
 
今回は、そこがハッキリと判ったのではないだろうか。
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