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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

ホラーな我が家

2009-10-30 09:30:00 | Weblog
 数ヶ月前から時々、台所の方で怪しい物音がしていた。
喩えていえば、飢えた獣がうなるような音でもあり地の底へ一気に水が引いていくような音でもあり.......

 戸外に設置してある石油給湯器の調子が悪いので、その所為だろうと思っていたが、給湯器を修理しても怪音は一向に止まない。
それどころかどんどん喧しくなってくる。
原因を追求しようにも怪音の源が不明なのだ。

 しかし数日前、獣のようなうなり音は救急車のサイレンのような大音量に変化し、ついにその正体が判明した。
まさかキラリン(食洗機)だったとは!
でも使用していない状態の時に、どうしてこんな音が出るのだろう?
ネットで調べても我が家のような異常音のケースは見当たらなかった。
販売店に電話したら、三年保証なのでまだ無料で点検して貰えるとのこと。
しばらく待たされるらしいが我慢しよう。

 そもそも家って、普段から実に様々な不気味な音で出来ている。

誰もいないのに二階で何者かが歩き回っているような音
床下で無数の得体の知れない生物がざわめいているような音
風もないのに急に扉が閉まったり開いたり
片付けた筈の風鈴の音色が聞こえてきたり
壊れていた目覚まし時計のベルが突然鳴り響いたり

 古くなった我が家の奏でる奇妙な音や怪奇現象にはもう慣れっこになってはいるが、怖いのは音だけではない。

 先夜いつもの習慣で枕元の電気スタンドだけを点して「寝る前読書」を楽しんでいた。
主人公の妊婦に死んだ女が憑依するというホラー小説だったが、恐怖の絶頂にあった時、ふっと電気スタンドが消えて真っ暗闇になった。
夜中ゆえ絶叫することだけは辛うじて避けたが、私はあまりの恐怖に凍りつき息を呑んだ。
もう寝ながらホラーを読むのはやめます!絶対にやめますから!

 最近の我が家は、なにか禍々(まがまが)しい存在のものによって支配されているのではないだろうか?
七月にはドラキュラの古城と勘違いした蝙蝠男爵の訪問もあった。→【招かれざる珍客
そして昨日は.......





 外出から帰ってドアを開けようとした途端に目に入った。
安らかに眠っているような顔をして横たわっている珍妙な小さき生物。
気持ち悪いなあ。
毛並みの悪いところはももちゃんそっくりだが、丸い耳、ごま粒のような小さな目、細く長い尻尾。
こ、これは一体なんだろう? (...って鼠に決まっている!)
何も玄関先を選んでお陀仏しなくてもよいものを。




               ※ 明日私は北の大地に出没!