goo blog サービス終了のお知らせ 

沖縄1区では、あかみね政賢予定候補に対して、自民党公認・公明推薦の国場幸之助氏らとともに、急きょ立候補表明した、れいわ新人など5人で争うかつてない大激戦となっています。

2024-10-07 20:44:35 | 米軍基地が悪の根源

2024年10月11日(金)

かつてない大激戦。

沖縄1区・あかみね政賢予定候補の必勝と

「オール沖縄」4人全員の勝利のために全国の支援を緊急に訴えます

10月10日 日本共産党中央委員会 沖縄県委員会

 いよいよ総選挙です。「オール沖縄」対「自公政権」が激突する沖縄の選挙戦は、まさに、横一線の大激戦です。

 沖縄1区では、あかみね政賢予定候補に対して、自民党公認・公明推薦の国場幸之助氏らとともに、急きょ立候補表明した、れいわ新人など5人で争うかつてない大激戦となっています。

 あかみね予定候補は、8期24年、国会論戦873回、沖縄の声を国政に届け、県民のたたかいの先頭にたって奮闘してきました。あかみねさんの議席は、新基地ノー、「沖縄の心」をつらぬく「宝の議席」であり、絶対に失うわけにはいきません。

 2013年11月、辺野古新基地建設の断念を求める「建白書」でまとまった県選出の自民党の国会議員を辺野古容認に屈服させ、県民に分断を持ち込んだのが、当時の石破茂幹事長です。屈服させた石破首相、屈服した自民党に厳しい審判を下そうではありませんか。

 少女暴行事件など基地あるがゆえの沖縄の苦難が続いています。そのもとで、沖縄の軍事要塞(ようさい)化をさらにすすめ、沖縄を戦場にする、捨て石にする危険な道を決して許してはなりません。

 相手は国家権力です。自民党は、企業締め付けで集票機構をつくり、公明党などと一体に「あかみね落とし」に必死です。

 全国のみなさんに心からのお願いです。

 沖縄への結びつきを生かし、1区・あかみね予定候補をはじめ、2区・新垣クニオ予定候補、3区・ヤラともひろ予定候補、4区・金城トオル予定候補―「オール沖縄」4人全員への支持を全国から広げてください。選挙ボランティアなどにご協力ください。沖縄県党は、県議選など連続する選挙戦で大変厳しい選挙財政でたたかっています。ぜひ、選挙募金へのご協力を心からお願いします。

「1区募金」の送り先

【郵便振替】

 02060-0-37894

【加入者名】

 日本共産党沖縄県委員会

※通信欄に「1区募金」と記入のうえ、住所・氏名・職業をお書きください

【ボランティアセンター連絡先】

 ☎098(943)6278

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憲法第60条2項は、外国軍が韓国領土内に駐留する場合、国会に同意を得るよう規定しているが、自衛隊が在韓米軍基地を短期間利用する場合は「駐留」に当たらないと判断したもの。

2024-10-07 19:23:19 | 韓国を知ろう
 

韓国国防部「自衛隊が韓国内に一時滞在する場合、

国会の同意は必要ない」

登録:2024-10-08 06:42 修正:2024-10-08 07:58
 
 
先月、日本の海上自衛隊が米海軍と共同訓練を行っている=海上自衛隊のフェイスブックより//ハンギョレ新聞社

 日本の自衛隊が在韓米軍基地を利用するため一時的に韓国国内に進入する場合には、国会の同意は必要ないという立場を国防部が示した。憲法第60条2項は、外国軍が韓国領土内に駐留する場合、国会に同意を得るよう規定しているが、自衛隊が在韓米軍基地を短期間利用する場合は「駐留」に当たらないと判断したもの。しかし「駐留」の範囲を国防部が過度に恣意的に判断したのではないかという指摘が出ている。新たに就任した日本の石破茂首相は「安保タカ派」に分類される人物であるだけに、国防部の今回の解釈はややもすれば軍事的に「墓穴を掘る」ことになりうるということだ。

 ハンギョレが4日、野党「共に民主党」のホン・ギウォン議員室を通じて入手した資料によると、国防部は「在日米軍の物資・人材などを在韓米軍基地に輸送するため自衛隊機が一時的に進入する場合、国会の同意が必要か」という議員室の問いに対し、「日本の自衛隊の在韓米軍基地使用のための一時的な進入は、憲法第60条2項に明示された我が領土内の駐留に当たらないため、国会での同意事項ではない」と答えた。しかし国防部のこのような答弁は、先月5日のシン・ウォンシク国家安保室長による国会の予算決算委員会全体会議での同様の質問に対する回答とは異なる。当時シン室長は「韓米駐屯軍地位協定(SOFA)にもない進駐に当たので、私は国会の同意を得なければならないと考える」と明らかにしている。

 国防部が言及した憲法第60条2項は「国会は宣戦布告、国軍の外国への派遣、または外国軍隊の大韓民国領域内での駐留に対する同意権を持つ」という内容だ。ここで「駐留」という単語は韓国では使わない日本式の漢字語であり、「駐屯」と似た概念だ。これまで韓国に進入する外国軍はほとんどが米軍であり、別途SOFAを締結している状況であるため、問題にならなかった。

 国防部の今回の答弁に関して、ハンギョレが憲法学者や国防専門家らに電話で尋ねたところ、憂慮の反応が出てきた。憲法学者のイム・ジボン西江大学法学専門大学院教授は「国防部がそのような有権解釈をする資格があるのか疑問」だとし、「この条項に対する解釈は領土主権と直結した問題だ。慎重に判断しなければならない」と述べた。

 強硬な安保観を持つ石破首相が、韓国政府のこのような解釈を利用し得るという懸念も出ている。石破首相は2017年、衆議院議員時代に自民党内の派閥会議で「韓国に居住する日本国民は必ず自衛隊が責任を負わなければならない」と述べている。

 国防部の解釈は、韓日役務相互提供協定(ACSA)に移行するための布石だという診断もある。ACSAは有事の際、弾薬や食糧、燃料などの軍需物資をやり取りできるようにする協定だ。8月27日、国会国防委員会全体会議でキム・ソンホ国防部次官はACSAについて「必要な措置だと考えている」と述べたが、すぐに「政府レベルで同意されておらず、検討していない」として自身の発言を否定した。北韓大学院大学校のキム・ドンヨプ教授は「現政府になって軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を越えてACSAを締結すべきという話まで出ている状況だが、韓日間の安保協力をより一層拡大するための布石ではないかと疑われる」と語った。

 ホン・ギウォン議員は「国防部の解釈がどの程度の活動範囲と期間を基準にしたのか確認しなければならない。韓国国民の意思に反する日本の自衛隊の朝鮮半島進入は絶対に不可能だということを、対外的に明確にしなければならない」と強調した。

シン・ヒョンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「沖縄の心」をつらぬく「宝の議席」――力あわせ何としても勝利を

2024-10-07 16:57:48 | 野党共闘は新しい世直し文化

2024年10月7日(月)

沖縄の基地をめぐる四つの大問題

あかみね政賢さんと「オール沖縄」の勝利を

那覇市街頭演説会 志位議長の訴え

 6日、那覇市内で行われた、あかみね政賢予定候補と「オール沖縄」4予定候補勝利を訴えた街頭演説会での日本共産党の志位和夫議長の訴え(全文)は次の通りです。

「オール沖縄」の4人全員勝利で、「ユクサー」政権に厳しい審判を

写真

(写真)訴える志位和夫議長=6日、那覇市

 沖縄のみなさん、こんにちは。日本共産党の志位和夫です。大激戦の沖縄のたたかいに何としても勝ちたい、「オール沖縄」とあかみね政賢さんの必勝をとかけつけました。(拍手)

 石破茂首相は、首相になったとたんに「9日解散、27日投開票」と宣言しました。「予算委員会をちゃんと開いて、国民に判断材料を示した上で信を仰ぐ」といったのは誰でしたか。数日前の自分の発言を平気で覆す。裏金問題にフタをしたまま選挙に逃げ込む。そういう人が、「納得と共感」を言ってもしらじらしいだけではないでしょうか。(「そうだ」の声、拍手)

 うちなーぐち(沖縄の方言)では、「うそつき」を「ユクサー」と言いますね。

 みなさん、「ユクサー」政権に、沖縄から厳しい審判をくだそうではありませんか(拍手)。「オール沖縄」の1区のあかみね政賢さん、2区の新垣クニオさん、3区のヤラ朝博さん、4区の金城トオルさん――4人全員の勝利のために、保守・革新を超えたご支援を心から訴えます。(拍手)

「沖縄の心」をつらぬく「宝の議席」――力あわせ何としても勝利を

 あかみね政賢さんは、2000年の初当選いらい、ずっと国会で一緒に闘ってまいりましたが、基地のない平和で豊かな沖縄のために、全力で頑張りぬいてきました。

 私が今でも深い感動を持って思い出すのは、あかみねさんが、10年1月に行った予算委員会での質問です。自らの生い立ちに重ね合わせながら、沖縄県民の苦難の歴史――米軍による強権的な土地強奪、数々の犯罪と事故が横行し、県民が虫けら同然に扱われた米軍による占領支配を告発し、このうえ新基地建設か、と中止を迫った、あかみねさんの歴史的質問は、議場を静まらせ、議場を圧し、国民的な大反響を呼び起こしました。(拍手)

 県民のたたかいあるところ、つねにあかみねさんの姿あり。それは多くの県民のみなさんが良く知っていることだと思います。うるま市石川に陸上自衛隊訓練場の建設計画がもちあがったときに、あかみねさんは現地にかけつけて調査を行い、市民のたたかいとむすんで、「オール沖縄」の5人の国会議員が衆参の委員会で繰り返し追及し、ついに計画を断念に追い込みました。(拍手)

 ほんとうに「宝の議席」です。絶対に失うわけにはいきません。「沖縄の心」をつらぬく「オール沖縄」の代表、あかみね政賢さんの勝利をみんなの力でかちとろうではありませんか。(拍手)

石破首相は沖縄で何をやってきたか――分断と裏切りを許さない審判を

 みなさん、この総選挙では、沖縄の基地をめぐって四つの大問題が問われています。

 どの問題でも「オール沖縄」と、あかみねさんの勝利がどうしても必要です。

 第一は、石破首相が沖縄で何をやってきたのかという問題です。

 石破首相と沖縄との関係で絶対に忘れることができないのは、13年11月、自民党幹事長として県選出の党国会議員5人を自民党本部に呼びつけ、「辺野古容認」へと屈服させたことです。記者会見を行う石破幹事長の脇で、うなだれる5人の姿に、「平成の琉球処分」だとの県民のみなさんの激しい怒りの声が沸き起こりました。

 県民への公約を裏切らせた者と裏切った者のどちらが悪いでしょうか。どちらも悪い(拍手)。裏切りは人間として最低・最悪の行為と言わなければなりません。(拍手)

 9月17日、那覇市で行われた自民党総裁選の演説会で、石破氏は当時のことをわびました。ところがその中身は、「沖縄選出の国会議員に大変な迷惑をかけた」というものでした。わびる相手が間違っているではありませんか。わびるというなら沖縄県民にわびるべきではありませんか。(「そうだ」の声。拍手)

 みなさん。「オール沖縄」とあかみねさんの勝利で、県民の分断と裏切りは決して許さないという審判をくだそうではありませんか。(拍手)

辺野古新基地建設に展望があるか――「これまでの経験」なら120年かかる

 第二は、辺野古新基地建設に展望があるのかという問題です。

 自公政権は、昨年12月以来、「代執行」という民主主義と地方自治を破壊する乱暴きわまるやり方で辺野古新基地を強行しようとしています。しかし、この道に展望があるのか。

 あかみねさんは、今年2月の予算委員会で、「いったい、いつになったら辺野古は完成するのか」と追及しました。政府は「今後12年で基地は完成する」といっています。しかし水深の浅い辺野古側の工事でも、当初は「半年で終わる」と言っていたのに、その10倍の5年の年月を要した。あかみねさんは、この事実を指摘し、水深が深く超軟弱地盤が広がる大浦湾側の工事では、長期化は必至ではないかと追及しました。

 岸田文雄首相は苦しくなって、「12年」というのは「過去の経験を踏まえたものだ」と答弁しました。あかみねさんは、「これまでの経験を踏まえるというなら、12年の10倍、120年ということになるではないか」とズバリ批判しました。120年と言えば、今日、おぎゃあと生まれた赤ちゃんが120歳になるまで普天間基地はなくならないことになります。“辺野古基地に展望なし”が、あかみねさんの質問で天下に明らかになったのではないでしょうか。(拍手)

 政府は、「普天間基地の固定化を避けるため」と繰り返します。しかし事実は正反対です。辺野古に固執するかぎり、普天間は固定化される、これこそが真実ではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)

 みなさん。「オール沖縄」とあかみねさんの勝利で、「辺野古新基地建設はキッパリ中止」「普天間基地はただちに閉鎖・撤去」の県民のゆるぎない意思を示そうではありませんか。(拍手)

米軍犯罪根絶、地位協定改定――地位協定の壁に風穴をあけたあかみねさんの勝利こそ

 第三は、米軍犯罪を根絶し、日米地位協定の改定への道をどうやって開くかという問題です。

 昨年12月、米兵が、16歳にも満たない少女を誘拐し、性的暴行を行うという凶悪事件が起こりました。ところが、政府は事実を公表せず、沖縄県にさえ通報していませんでした。この事件を含めて、昨年以降、6件もの性的暴行事件が隠蔽(いんぺい)されていたことが明らかになっています。

 少女の人権と尊厳を蹂躙(じゅうりん)する重大事件を、自らの党略のために隠蔽する。隠蔽への反省も謝罪もない。ここまで堕落しきった政治には、厳しい審判をくだそうではありませんか。(拍手)

 米軍に不当な特権を与えている日米地位協定の改定は急務です。石破氏は、先日の那覇市での演説会で、地位協定の「見直しに着手する」と表明しました。この発言に期待された方もいるかもしれません。ところが、一昨日の所信表明演説では地位協定の「ち」の字もありませんでした。この問題でも「ユクサー」の政治をするつもりなのか。石破首相の姿勢が厳しく問われています。

 それでは、どうやって前に進めるのか。「オール沖縄」と、あかみねさんの勝利です。あかみねさんは、政府が地位協定改定に背を向けるもとで、その壁に風穴をあける大活躍をしてきました。少し前まで、公の催し事なら米兵が飲酒運転をしても日本が裁けないという密約があったのです。あかみねさんが「公式行事であれば飲酒運転をしてもいいというのか。そんなことで米軍の犯罪が抑止できるのか」と追及するもとで、日米両政府は、それまでの合意をあらため「飲酒運転はいかなる場合でも公務として扱わない」ことが確認されました。(拍手)

 みなさん。「オール沖縄」とあかみねさんの勝利こそ、日米地位協定改定の、いちばんの力になることを訴えたいと思います。(拍手)

沖縄の軍事要塞化をどうやって止めるか――戦争を絶対に起こさない外交こそ

 第四は、沖縄の軍事要塞(ようさい)化をどうやって止めるかという問題です。

 「安保3文書」のもと、敵基地攻撃可能な長射程ミサイルを南西諸島にズラリと並べるなど、沖縄の軍事要塞化が日米一体で進められています。今月末、沖縄全域を戦場にすることを想定した「キーン・ソード」と呼ばれる、空前の日米合同軍事演習が計画されていますが、とんでもないことです。その中止を強く要求します。(拍手)

 政府が音頭を取って、先島諸島の住民12万人を九州各県や山口県に避難させる計画を進めていることに、強い不安と怒りが広がっています。沖縄県民には、子どもたちを乗せた疎開船「対馬丸」が撃沈され、多くの犠牲者を出した悲劇の体験があります。かつて沖縄は本土決戦に向けた「捨て石」とされ、たくさんの犠牲者を出しました。今、再び沖縄が、アメリカの対中国軍事作戦の「捨て石」にされ、この美しい島が危険にさらされようとしている。こんなことは決して許してはなりません。(拍手)

 政府は、口を開けば「有事に備える」と言いますが、それでは外交をやっているのか。戦争を絶対に起こさないための外交にこそ、あらゆる力を注ぐべきではありませんか(拍手)。デニー県政がとりくみ、日本共産党が提唱しているように、東南アジア諸国連合(ASEAN)と協力して、東アジアの全体を戦争の心配のない平和な地域にしていくための外交こそ、憲法9条を持つ国の政府がとりくむべき仕事ではないでしょうか。(拍手)

 みなさん。「オール沖縄」とあかみねさんの勝利で、沖縄の軍事要塞化をストップさせ、外交の力で日本とアジアの平和をつくろうではありませんか。(拍手)

暮らし応援の政治への切り替えを。「基地と振興策のリンク」をやめさせよう

 県民の暮らしをどうやって良くするかも大きな争点です。

 物価高騰のもと、政府の調査でも国民の6割が「生活が苦しい」と訴えています。大企業・大金持ち優遇から、暮らし応援の政治への切り替えが必要です。

 みなさん、税金は、大もうけしている大企業と大金持ちに、応分の負担をしてもらおうではありませんか(拍手)。消費税を5%に減税し、インボイスは廃止にしようではありませんか。(拍手)

 沖縄の最低賃金は時給952円です。大幅引き上げが必要です。そのカギは中小企業への直接支援にあります。大企業の内部留保がどんどん増えています。増えた分に税金をかけ、10兆円の税収を中小企業への直接支援にあて、最低賃金を全国一律で時給1500円に引き上げようではありませんか。(拍手)

 賃上げと一体に労働時間を「1日7時間」に短縮しましょう。人間はただ働いて、食べて、寝るだけの存在ではありません。暮らしを支える「収入」とともに、「自由な時間」があってこそ、本当に豊かな生活といえるのではないでしょうか。(拍手)

 高すぎる大学の学費を、さらにあげる動きがありますが、とんでもありません。「学費ゼロ」をめざして、今すぐ半分にしようではありませんか。(拍手)

 沖縄振興予算が10年間で800億円以上減らされました。県民1人あたり年間5万5千円、4人家族なら22万円以上ものお金が奪われています。しかしみなさん、沖縄振興予算とはどういう予算でしょうか。苛烈な地上戦にくわえ、戦後27年にわたって米軍施政下に置かれた、過去の県民のみなさんの労苦に対して、国が「償いの心」として支出してきた県民の暮らし向上のための予算であります。基地とリンクさせて減らすなど絶対にやってはならないのです。(拍手)

 みなさん。「オール沖縄」とあかみねさんの勝利で、「基地と振興策のリンク」という卑劣な県民いじめをやめさせようではありませんか(「そうだ」の声、拍手)。翁長雄志前知事が言っていたように、米軍基地こそ沖縄経済の最大の阻害要因です。豊かで平和な沖縄をつくるために、一緒にがんばろうではありませんか。(拍手)

「オール沖縄」を発展させることにこそ、平和で豊かな沖縄への希望がある

 最後にみなさん。自民党政治を変え、平和で豊かな沖縄をつくる希望はどこにあるでしょうか。私は、「オール沖縄」を発展させることにこそ希望はあるということを訴えたいのであります。

 今年は、14年11月の知事選で翁長県政が誕生して、ちょうど10年目の節目の年です。私は、この10年間の沖縄県民のみなさんのたたかいから、多くのものを学んできましたが、とくに二つの点を言いたいと思います。

 一つは、保革の垣根を超えた共闘の大切さです。10年前の県知事選のさい、翁長さんと初めてお会いしました。そのとき、翁長さんが笑顔で語りかけてきた言葉を忘れません。こうおっしゃった。

 「これまで沖縄では、基地を挟んで保守と革新が対立していた。そのことでほくそえんでいたのは日米両政府です。これからは、保守は革新に敬意を持ち、革新は保守に敬意を持ち、力を合わせて平和な沖縄をつくりましょう」

 互いに敬意をもち、大きなところで団結する。ここにこそ未来があるのではないでしょうか。(拍手)

 もう一つは、「勝つ方法はあきらめないこと」という沖縄県民のみなさんのスローガンです。私は、17年に沖縄にうかがったおりに、名護市でこの言葉に接し、深く感動しました。強権をもって土砂を投入することはできても、県民の心まで埋め立てることはできません(拍手)。そして県民があきらめない限り基地は決してつくることはできません(拍手)。これが「オール沖縄」の固い確信であり、決意ではないでしょうか。(拍手)

 短期決戦です。「オール沖縄」の底力を発揮し、ご支持の輪を広げに広げ、あかみね政賢さんをはじめ4名の全員の勝利を、どうかかちとらせていただきたい。私たちも全力で頑張ります。(力強い大きな拍手)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イ・ジェミョン代表は今月5日、仁川市江華郡(インチョンシ・カンファグン)の郡守補欠選挙のハン・ヨンヒ候補の応援演説で、10月16日の再・補欠選挙は「江華郡だけでなく大韓民国を変える機会だ。

2024-10-07 16:49:17 | 韓国を知ろう
 

イ・ジェミョン「引きずり下ろすべき」発言…

与野党の「尹弾劾」攻防へと拡大

登録:2024-10-07 09:25 修正:2024-10-07 09:49
 
 
10月16日の再・補欠選挙の公式の選挙運動がはじまった3日午前、全羅南道霊光郡の霊光ターミナル市場のそばで、共に民主党のイ・ジェミョン代表が霊光郡守の補欠選挙に出馬したチャン・セイル候補の応援演説をおこなっている/聯合ニュース

 野党「共に民主党」のイ・ジェミョン代表による「選挙が待てないほど(問題が)深刻なら、途中であろうと引きずり下ろすのが民主主義」との発言が、与野党の「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領弾劾」攻防へと拡大している。

 イ・ジェミョン代表は今月5日、仁川市江華郡(インチョンシ・カンファグン)の郡守補欠選挙のハン・ヨンヒ候補の応援演説で、10月16日の再・補欠選挙は「江華郡だけでなく大韓民国を変える機会だ。(政治家を)懲らしめてもだめなら、引きずり下ろさねばならない」として、上のように発言した。尹大統領に直接言及したわけではないものの、政府与党の国政運営を批判する過程で出た発言であるため、「尹大統領弾劾を示唆したもの」という解釈が登場している。

 与党「国民の力」は、イ代表の発言は「自身の司法リスクを覆い隠すための弾劾攻勢」だとして強く反発した。チュ・ギョンホ院内代表は6日の記者懇談会で、「弾劾を念頭に置いた本音をそのままあらわにしたもの。弾劾をはっきりと示唆したもの」だと述べた。シン・ドンウク院内首席報道担当は論評で、「自身をめぐる司法リスクのわなに締め付けられ、正常な分別を失ったようだ」として、「大統領を引きずり下ろすという発言は、野党代表としての資格をイ代表が自ら放棄するということ」だと批判した。ハン・ドンフン代表は5日、釜山(プサン)の金井(クムジョン)区長補欠選挙の応援演説で「『大統領を引きずり下ろす』というスローガンを掲げ、選挙を政争の場に染めあげている」と批判した。

 これに対し民主党は、「『このままだと弾劾されそうだ』という本音が漏れたのか」として、「揚げ足取り」だと反論した。ハン・ミンス報道担当はこの日のブリーフィングで、「イ代表の発言のどこが反憲法的で弾劾を示唆しているのか」として、上のように述べた。パク・チャンデ院内代表はこの日の記者懇談会で、「イ代表の演説は尹大統領弾劾の話ではなかった。むしろハン代表の苦悩と考えがそのまま口に出たのではないか」と反論した。パク・ソンジュン院内首席副代表も、「ハン代表が(国民の力)内部の政治的分裂を考えた、自らの政治計算用の表現」だとし、「弾劾が常数化する可能性が高いので、『自分についてこい』と言ったもの」だと主張した。

シン・ミンジョン、オム・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする