どこ吹く風

旅のことを主に書く。

添乗員・ガイド

2005年12月29日 09時53分23秒 | 旅-トルコ
 今回は出発時から添乗員が付いた。40才ほどの女性でベテラン風だった。
注意事項を説明するのは当然だが、毎朝点呼して出発すると、自分の経験を元に注意事項を話す、それが毎回完結するお話風でおもしろい。お客の失敗・トラブルを交えながら注意事項を守らないとこのような目に合いますヨとの教訓話が多かった。

 例に出すのは結果的にハッピーエンドになるのだが、話に出せない笑い話では済まないもの、悲惨な例も経験した事だろう。それらを何とか解決処理してきただろうからベテラン添乗員と言える。

 それに客あしらいというか、客の要望不満をさりげなく処理するところは見事だった。客同士の不満だから全員の前では言いにくいだろうが、お互いを傷つけることなく納めていく様は参考になった。

 飛行機の座席は添乗員がどうしようもないところがある、そのときも搭乗券をもらった後で調整していた。
サフランボルの宿は民家をホテルに改造した建物で、部屋の質に差があった。そのときは”籤ですから恨みっこ無しですヨ。"とクジを引かせて決めていた。もちろん3人部屋・一人部屋は考慮していた。

 家庭があるだろうに、15日間の長旅をするのは辛いものがあるだろうに、と他人事ながら同情した。絨毯見学のとき高価なものを買って、”予定以外にもう一本出なきゃならない。”なんて笑っていた。旦那さんもお子供さんもタイヘンだ。

 またガイドは日本語が上手い方だった。15日間なので政治・経済・文化・宗教・歴史・社会事情など何でも一応は知っていて解説していた。適正な解説だったかどうかは別にして勉強している感じがした。トルコを知ってもらいたい熱意が感じられた。

 大学で日本語を専攻したとの事で、日本の事情も詳しかった。また旅行社勤務なのでオミヤゲ品屋さんとの関係もあるだろうに、割りに公平な態度だった。

お二人の人間性が良かったので楽しい旅ができました、ありがとう

最新の画像もっと見る