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どこ吹く風

旅のことを主に書く。

匂い 風貌

2006年03月09日 07時18分01秒 | 懐かしい旅の記録
 人にはそれぞれ個人を現す何かが出ているのだろうか。
ある年の瀬に趣味のグルーぷの食事会があった。食事ワイン酒に満ち足りて店を出て松山の繁華街を通り抜けようと歩いていると、そこはマツヤマ客引きが大勢いる。オニイチャンに可愛いオンナの子がチケット風なモノを渡しながら話しかけている、中には袖をつかまれている人も目に入る。

 参ったな~、私はああいうのに弱いのだ。断るのに苦労する、なんと言うて断ろうかと考えながら歩く、他のメンバーは少し遅れて付いて来る。ちょっと身構えながらオンナの子の横を通り過ぎる、が、何の反応もしない。遠目に見たときは確か客の袖を掴んでいたのに、今掴まれるか何か言葉を掛けられるかと身体を硬くしながら歩く私に全く反応しない。通り過ぎて後ろを振り向くと私のメンバー達は声を掛けられているようだ。

 ”ナンでだヨ~”どうして私に声を掛けないのだ、袖を引っぱらないのだ! オカシイと思い引き返してもう一度その子の前を歩くも全く反応しない。
オモシロク無い、私の尊厳がいたく傷つけられた感じがした。せっかく身構えていたのに無視するとは。
こういう連中は迷惑防止条例で検挙しろ、と心の中で思った。

 台北での話、例の偽ブランドショップを出てから皆さんは飲みに行くという、私はホテルまで歩いて帰れそうだったので散歩する事にした。近くにルイヴィトンの専門店があったので独りで笑った。
 裏通りを歩いていると女性が歩いてくる、すれ違いざまに声を掛けてきた「可愛いオンナのがいるヨ。」取り合わずにそのまま歩くと、付いて来てしきりに話しかける。メンドウと思ったので相手にしなかったが突然「お兄さんはオキナワから来たでしょう。」と言う。

 突然言われたので”そうだ”と答えた。何で知っているのだ、あの暗がりの中でどうして私がウチナーンチュと分かるのか不思議だ。その理由を聞くと「だって分かるもん。」程度の答しか聞けなかった。
東京とか京都の人には見えないのだろうか。
そう見て欲しい~!

 私は自分では極フツーの人間と思っているのに、傍から見ると文無しのシマーグァーに見えるか・・・
知性が発散するような雰囲気を醸し出したいのに。
40才を過ぎたら自分の顔は自分で責任を持たねばならない、とはリンカーンの言葉だったと思う。
直すにはもう遅すぎる、手遅れか・・・