どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ガイドのダナさん

2006年03月01日 11時14分15秒 | バリ
 ガイドのダナさんは背が高く日本語が話せて勿論バリを知っていて・・・あとは・・
竹琴というかジュゴグも叩けて優しい人でした。

 6~7年前のこと私たちのツアーを企画した大黒柱の千ちゃんから連絡があった”ダナさんが来るのであつまろう!”と。
歓迎会は千ちゃんの自宅で催されたので私たち家族は全員で参加した。
彼の家は通りから暫らく歩かねばならない、車が通れないのだ、ただしスラム街ではなく風致地区なので建物の増改築を含めて街並みの景観維持に努めている結果なのです。

 通りはくらい、若い女性が前を行く、多分今夜の会合に参加する方だろうと見当をつけて声を掛ける、”サラマッ マラム”と。その女性はニコッと笑って「コンバンハ」と返してきた。
なぜ今夜のメンバーの一員と分かったかというと、その場での雰囲気・ムードがバリを醸し出していたということにしておこう。

 会場である彼の家に着く前からこうである、家は既に大勢のバリキチ、バリかぶれの皆さんで賑わっている。
彼千ちゃんを通してバリに縁が出来た人がワイワイがやがや思い出話に花が咲き、中央にはダナさんもニコニコ顔で坐っている。挨拶をしたがこれまで何人も受け入れているのですぐに思い出せないのもムリは無い。

 ただ数家族が一緒のグループは例が無いので思い出したようだ。子供たちも大きくなっている、改宗のお祝いの話をしたら娘を見て「あの時ウンコがしたいと言い出して自分の家まで連れて行ったよネ、」と言う。
あとで良い年に成長した娘は”あんなヘンナ事を覚えていて・・・"と不満げだった。

 ダナさんの今回の日本訪問は、大阪の人が何時もお世話になっているのでと招待してくれたついでにオキナワまで足を伸ばしたとのこと。
ダナさんは職務以上に世話をし、その人柄が好いので大阪の方もお礼で招いたのだろう。
 オキナワでダナさんに会えるとは夢にも思わなかったし、直接は知らないがこちらのバリ好きの皆さんともお近づきになれたのも全て大阪の方のおかげです。
ありがとう名も知らぬ大阪の人。