どこ吹く風

旅のことを主に書く。

帰路へ

2006年02月05日 07時19分21秒 | 旅-トルコ
 トルコ最後の夕食は海戦レストランまで出かけての食事会だった、ガイド・添乗員のご両名に感謝します、リッパな仕事振りでした。
ガイドは会社仲間の人と近くのテーブルを囲んでいたので、私たちは入れ替わり立ち代りでラクやビールを持ってお礼の挨拶をしてきた。

 2週間は長いようだが広い国土を廻っているので飽きる事も無く楽しめた。もっと他の地域を見たいものだ。同行した皆さんとも時間とともに打ち解けて話し合うことも出来て、これから・・と思う頃にもう旅はオワリという感じだった。

 ホテルに戻ってーその時初めて自分の部屋に入ったー風呂に入った後離団組の部屋に集まって皆でワイワイ飲んだ。最後の夜になって初めての経験だった。
高層ホテルで小高い場所に位置しているので眺めが素晴らしいだろうが、格安ツアーの部屋は低層部、中庭に面したツマラナイ眺めだった。

 朝食後最上階まで上がってみた、バーやレストラン風な部屋がある、小部屋で書類整理をしている方に景色を見たいと身振り手振りで伝えると快くベランダを指差した。
ボスポロス海峡を目の前にした最高なロケーションだ、新市街地や連絡橋が一望に広がる。海峡を行き交う船の多さ、通勤用だろうフェリーや渡し舟が縦横に航跡を残して走っている様が絵の様に見える。

 私たちだけ楽しむのは勿体無いのでロビーで出発準備をしている人を連れて又登る。皆さんから感謝されました。

 出勤時間の渋滞の中それなりに時間をかけて空港へ。手荷物に入っている懐中電灯は預けるバッグに入れないと没収されると言われたが時既に遅し、入れることが出来ない。ライトはカッパドキアの洞窟見物の際に使うために持ってきたものでLEDを使用した2000円もした代物なので捨てるには惜しい。
ある人が自分のスーツケースなら直ぐ開けられると数個のライトを預ってくれた。

 なぜ懐中電灯が・・?と思うが、アメリカのポリスが使っているマグライトなら十分に凶器になる、とナットクする。

 免税売店での買い物も済みトルコのお金が数リラ残った、持ち帰ってもしょうがないので使い果たす事にして店を覗いても買える品がない、そこであめ玉を指さしてありったけの金を(数リラだが)カウンターに置いたら一掴みの飴をくれた。

 時間待ちをしている間みなさんはビールを楽しんでいる、私は努めてその場を見ないように通り過ぎた。ドルも無い日本円はスーツケースの中なので無一文状態だった。
待合室は日本人が続々と詰め掛けてきた、同じ便なのであの人たちも格安ツアーなのだろうと何故かホッとする、ここで日航で買えるグループに出会ったらチト面白くなかっただろう(笑)

 昼前に中継地タシケントに向けて飛び立った、4時間ほどの行程だが東に飛ぶので時間が倍以上速く進む事になる。暫らく飛ぶともう夕暮れになってしまった。

写真はホテルから見たイスタンブール 海峡横断橋
ワイン片手に夜景もいいでしょうね~