どこ吹く風

旅のことを主に書く。

2006年02月15日 10時36分19秒 | バリ
 旅は西行芭蕉の例をとるまでも無く、心に何かを秘めて出て行く行為だ。
私の場合は例を挙げた人を間違えたようで、とにかく自宅から何処かへ行く事を旅と称している。

 遠いところ、宿泊を伴うものと考えている。日帰りでもいいのだが、それではナンダし・・・せめて島外へ出るのを旅と呼びたい。
旅と旅行はどう違うか・・違わないと考える。どちらでもいいので時により気分により使い分けする。

 では仕事で行った場合はどうか、これはムツカシイ。むつかしく考える必要は無いが旅は個人的な遊びが入る、仕事は自分で金を出さない。つまり行った先でのほぼ全ての時間は誰かの金で買われているのだ。
ここで羽目を外すと後で問題が起る可能性が出てくる。ただバレ無ければ良いという面もある。故に他人の金で出かけても精一杯楽しむことになる。

 現地で移動する間でも目に入ってくる光景は全て自分のものにできる。現地の人と話しをして仕事以外のことは自分のものになる。
こう考えれば仕事で出かけるのも悪くは無い。金の分、期待された分の仕事をこなせばいいのだ。

 どなたかこういう私を何処かに派遣してくれないかな~

 出張とか仕事の現場の関係で出かけた経験はそれほど無いが数えるほどはある。してやったり、と思う出張も経験した。ああいう旅はもう二度と望めないだろう。ほんの少しだけ苦労して十分オツリまで貰った。
公表しにくいので詳しく書けないけど楽しい3週間でした。
それはパスポートを持ってヤマトへ行った時のことです。

 最初にマニラへ行ったのも仕事絡みだったが楽しい想いをさせてもらいました。もちろん仕事はそれなりにチャントやったつもりです。しかしスポンサーがどう評価したかは別問題です。その時点では及第点だったのにその後別の問題が起ったとき、マニラでは何も仕事をしていない、と言われた、まあ金を出した人の人間性がそういうタイプだったので気にもしなかった。

 その後またマニラへ行ってくれと言われて数回行った、その間も仕事をしていない、言われながらも又行ってくれと言う、全く分裂症的な性格の人だった。私はその出張・仕事で金銭的には儲けなかったがマニラを知り結果的には良かったと思う。

旅に纏わる思い出はあれこれある、数も場所も多くは無いが自分なりに楽しんだので時には思い出しながら書きたいと考えている。