福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

懐メロ日記 01

2015-10-12 | ■懐メロ日記

来月(11月)、『WBCS世界野球プレミア12』なる国際的な野球の試合が行われます。
テレビ放映は、テレビ朝日系列とTBS系列。
そのTBS系列の放送の際のテーマソングがこちら。
TBS系列のニュース番組でも『WBSC』を取り上げる際に、BGMにこの曲が流れます。
以前の『WBC』放映時も使用されました。
もちろん野田阪神のイオン店内放送でも耳に致します。
私が洋楽にはまるきっかけになった曲のひとつでもあります。

Journey - Separate Ways (Worlds Apart)


(ジャーニー「セパレイト・ウェイズ」)

Someday love will find you
Break those chains that bind you
One night will remind you
How we touched
And went our separate ways

If he ever hurts you
True love won't desert you
You know I still love you
Though we touched
And went our separate ways


この曲+プロモーションビデオの特徴は、と言いますと
・素晴らしいメロディー
・素晴らしい演奏
・素晴らしい歌唱

そして、
・絶望的な服装のセンス
・ビデオの主旨が意味不明

ボーカルがノースリーブやのにキーボードがツイードのジャケット着てるって
一体季節はいつやねん。寒いんか、暑いんかどっちや!
(まったくの独断と偏見ですが、当時のアメリカのバンドのファッションセンスはひどかったです。
特に西海岸。LAはマシだけれど、サンフランシスコのバンドは…)

そして、ビデオの映像もまたヒドイ。
ひとりサクサク歩き続けるきれいなお姉さん、
その背後でエア演奏を繰り広げるバンドのメンバー。
各人の動きがぎこちなく、コメディとしても中途半端です。
いまひとつ、狙いがよう分かりません。
当時、彼らは人気バンドだったはずなのに、
どうしてこんなに安っぽいビデオを撮影してしまったのか、謎です。
動画を掲載しといて、こんなことを言うのは何なんですが
この曲を好きな人は、この映像を見ない方が幸せです。

スポーツ中継のテーマソングに選ばれたのは、勇ましい曲調のせいでしょう。
しかし、歌詞の内容はと言うとグズグズした失恋ソングです。
歌の主人公である男性は、なぜ恋人に別れを告げられたのか
よく分かっていないようなのですが、
「そら出て行かれるわなぁ」とため息の出るような面倒くさい男です。

この曲の歌詞を知っていたので、『WBC』をテレビ観戦するたびに
番組のオープニングの時点で
「あかん、なんか負けそう」と猛烈に不安になっていました。
本当に、何でこんな歌詞の曲をテーマソングにしたんでしょうか。

と、ボロカスに書いていますが、
この曲はまぎれもなく1980年代を代表する名曲のひとつです。
それまでもっぱらアイドル歌謡(聖子ちゃんとか明菜とか)を聴いていた
私にはすごく衝撃的でした。
特にボーカルの素晴らしいことと言ったら!
ハスキーなのに伸びやかでよく通る不思議な声です。

私はリードボーカルのスティーヴ・ペリー(Steve Perry)のファンでしたが
ちょっと疑問に思っていることがあります。
それは、彼が今でいう「イケメン枠」に入っていたことです。
その頃の音楽雑誌の記事に「まるで王子様」みたいに書かれていたんですけど
そない男前か??
ファッションセンスも常に変だし。
声は文句なしに超!男前ですけど…
(当時の音楽番組で、ビートたけしに口角の上がりっぷりが変だと指摘されてました。私もそう思う…)

【参考】
Sony Music Online Japan International - JOURNEY -
ジャーニー (バンド) - Wikipedia
フロンティアーズ - Wikipedia(「Separate Ways」を収録しているアルバム)

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