海辺の茶屋 しづき

聖天通り商店街にある居酒屋。
ビニール袋に包まれた（雨よけかな、夏場はちょっと可哀想）
白い大きなぬいぐるみがデンと座って、お客を招いています。

店頭のメニュー看板によると、
海鮮、中でもまぐろがメインのようです。

ランチメニューは４種類あり、いずれも７００～８００円くらい。
私はマグロのお刺身定食をお願いしました。
正式メニュー名称は失念してしまったのですが、
「大盛」の文字が入っておりました。
その名にたがわず、小さめの角皿にマグロのぶつ切りがてんこもり。

これに小鉢（山菜と薄揚げの煮物）とお味噌汁と御飯がつきます。
美味しい上に量が多く、しかも安いという、とても素晴らしいお店です。
カウンターしかない小さいお店なので、
平日昼は激戦間違いありません。
私が行った時は、男性店主お一人で対応されていましたが
手際が非常によく、あまり待たされることはありませんでした。
賑やかに喋るという感じではなかったですが、
明るく愛想のよい方でした。

壁に貼られたメニューを見ていると、夜もすごくおいしそうです。
「甘口の酒盗、クリームチーズ添え」とか、
「百合根のまるごと焼き」とか…
卵焼きも数種類あり、卵好きなら食べ比べたくなるかもしれません。
飲めない私ですが、誰か飲める人に便乗して訪問したいと思います。


「海辺の茶屋しづき」
住所：大阪府福島区鷺洲2-10-5
電話：090-1026-1519
休日：不明。土曜日は営業されている様子。

ウララカベーカリー

大開にあるパン屋さん。

可愛らしい店名と絵本の中から出てきたような外観が
素敵な小さなパン屋さん。
比較的最近できたお店だと思います。



野田阪神というよりは、中崎町にありそうなお店です。
内装もこじんまりと可愛らしく、小さな平台にパンが並んでいました。
若いご夫婦が二人で力を合わせて働いておられる様子も
ほほえましかったです。

いくつかパンを買いましたが、特に美味しかったのがカンパーニュ。
具材は日替わりのようですが、私が行った日はレーズンとくるみ。
しっかりした味わいのパン生地に、
細かく刻んだ胡桃とレーズンがぎっしり詰まっていました。
胡桃はしっかりローストしてあるのか
とても芳ばしく、香り高いものでした。
これ一つでも十分食べ応えがあります。
食感はさほど硬くなく、食べやすい。
見た目もきれいでしたし、とても誠実な味がします。
お茶にも食事にも合うと思います。

それから、キッシュ。
福島区内のパン屋さんでも、
しばしば見かけるようになったキッシュですが
こちらのキッシュは小ぶりながらも、
フィリングが実に美味しいのです。
（もちろんパイ生地も美味しいのですが）

他にも気になるパンはたくさんありました。
我が家からは少々遠いのですが、
これからも是非通いたいと思います。

「ウララカベーカリー」
住所：大阪市福島区大開2-14-3
電話：06-6464-5559
営業：7:30～18:30　売切れしだい閉店
休日：日曜日
備考：（野田阪神駅前から出発した場合）
　　　野田阪神本通商店街を進み、左手に「八坂温泉」が見えたら、あと一息。
　　　右側にメニューを書いた黒板が見えてきます。

-----
2011.01
お店のブログを発見しました。⇒「ウララカベーカリー」
新商品の紹介や、お得なサービスが告知されています。
訪問を予定されている方はご一読を。

年末にお邪魔しましたが、美味しいパンをたくさん購入できて幸せでした…
私のおすすめは、ツナと大葉のフランスパン。
大葉の香りがさわやかで癖になります！

中央荘（野田三丁目）

知人曰く
「野田でガウディみたいな建物を見た」



たぶんこちら（↑「中央荘」）かなぁ、と思うんですが。
（他に心当たりがある方、是非教えてください）

古きよき昭和の可愛いアパートだと思ってましたが、
そういえばスペイン風かなぁ。

素敵な建物なので、勝手に見学する人が多いのか
以前見た時は、入口ドア（モールガラス入りで美しい）に
侵入をたしなめる内容の貼紙が貼られていました。
確かに、中を見てみたいですよね。

ちなみに、現在も入居者募集中みたいです。

場所：赤バスのバス停「野田３丁目」付近。

追記１：
木造建築の前に派手な意匠の洋館風看板建築が施してあるあたり
いわゆるカフェー建築によく似ています。
入り口部分が「人目を忍ぶ」という感じなので
コメントでいただいた情報の通り、ラ○ホやったんでしょうね。

この手の建物は、私個人の感覚で言うと
「なんかドンくさくて古くて可愛い」のですが
見る人が見ると、淫靡な感じがするのかもしれない…。

追記２：
てっきり戦前もしくは戦後すぐの建物かと思っていたら、
不動産情報によると1983年（昭和58年）築。
アクティ大阪（大阪ターミナルビル）と同い年ですよ、そうは見えへんけど。
1983年代やったら、さすがに窓はアルミサッシだろうし、
鉄筋コンクリートで建てそうなもんですが。
「1983年に転業→アパートとして再出発」ではないのかしら。

参考：goo住宅・不動産　中央荘 大阪府大阪市福島区野田３丁目


※「福島区の風景・街並み」

福島ズボラーヌ日記（１０年６月）

所用があり、数日だけ大阪に帰ることができました。



久しぶりの大阪は蒸し暑く、
梅雨時なので天気はいまひとつでしたが
とても楽しく過ごせました。
美味しいものもたくさん食べれましたし。

私が大阪に到着した日は、
ちょうどサッカーＷ杯の日本×デンマーク戦を控えた日。
着いたのが夜、しかも翌朝外出する予定（ていうかその為に帰阪）があったので
テレビ観戦は諦め、さっさと床に着くことにしました。



東京の仮住居は幹線道路近くにあるせいで、
夜間も交通量が多く、とてもうるさいのですが
福島の本宅は住宅街にあるので、とても静か。
ものすごーーく深い眠りに落ちることができました。

が！！

真夜中、窓の外から聞こえる奇声で目が覚めました。
声の主は、若い男女。
何やら「ヤバーイ！」と大きな声で叫んでいます。
時刻は３時半～４時の間くらい。

「たぶんサッカーやろな。」とは思いましたが
眠気に勝てず、またトロトロ。
しかし、再び「ヤバイ！」の金切り声で目が覚めました。

若い皆さんは、何か感動すると「ヤバイ」と仰るみたいですが、
それが、dangerなのか、coolなのか、
はたで聞いているだけでは分かりません。
日本代表チームは、今危機的状況にあるのか
もしくは優勢なのか、どっちかなんでしょう。

結局、どっちの「ヤバイ」なのかが気になり、起きることにしました。
一度目の「ヤバイ」は本田選手のゴール、
二度目は遠藤選手が得点を入れたときのようでした。

後半戦、がんばって見ようと思ったのですが
途中で眠気に負けました。
夢うつつに、また「ヤバーイ」の叫び声を聞きましたが
（おそらく岡崎選手のシュートの瞬間）
そのまま朝まで頑張り（？）眠り続けました。

翌日は、結局中途半端に寝たせいで、一日中ぼうっとしてました。
電車に乗ったら、皆さんそんな感じで安心しました～。

※写真のお宅は、もちろん私の自宅ではないです。
　蔵が好きなので、見かけると写真撮ってしまうんですよね。