福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

福島ズボラーヌ日記(11年4月)

2011-04-12 | ■その他
地震から一ヶ月。
ようやく落ち着いてきました…と言いたいところですが
大き目の余震が続いています。
原発の様子もまだまだ油断できません。
それでも東北の皆さんに比べたら、
ライフラインが稼動してて、自分の家に住めるのですから気楽なもんですが。

今朝のテレビで「帰宅困難者」の話題が取り上げられていました。

『あさイチ』シリーズ 大震災から1か月(2)首都圏 なぜパニックは起きたのか?

この他にもフジテレビの「知りたがり」でも同様のテーマで放送がありました。
首都圏限定の話題だったので(全国ネットの番組ちゃうのかな)
「大阪では帰宅支援ってあるのかな?」
と疑問に思い、ちょっと見てみました。

3月に大阪での対策について、取り上げたテレビ番組がありました。

『NEWSゆう』緊急検証【4】帰宅困難者 そのとき家路につくには?

今日の放送とほぼ同じ内容です。

大阪市の対策についてはコチラ↓

『大阪市HP』大規模災害時における帰宅困難者対策

コンビニやファストフード店では、「災害時帰宅支援ステーション」という
帰宅困難者を支援する取組みがあるそうです。

「災害時における帰宅困難者に対する支援に関する協定」締結事業者リスト

リストに掲載されている業者の全ての店舗が
災害時帰宅支援ステーションの対象では無いと思います。
今回の地震発生当日、店内の片付けや従業員の安全のために
閉店しているファミレスやコンビニがあちこちにありましたので。
万一、営業していても多数のお客さんが押し寄せて大混雑している場合もあり。



↑該当する店舗はこのマークが目印です。

以前、阪神大震災で被災した帰宅困難ならぬ通勤困難になった人たちから
色々なアドバイスをもらっていたのですが
今回、それがすごーく役に立ちました。
半年ほど前に東京の人に話したら、
「心配性ね~」と一笑に付されたのですが
事前に備えとくのは決して悪いことじゃないです。

(1)普段から歩きづらい靴は絶対履かない。
    ハイヒールは履かない。
    最低でも5km歩けそうな靴を選ぶ。
    もしくはロッカーに歩きやすい靴を常備。
(2)オフィス履きの形状も吟味する。
    ミュールだと緊急避難時に転ぶ可能性あり。
    私はナースシューズを愛用してます。
(3)靴下を常時携帯する。
    長距離歩くと足が疲れますが、
    靴下を重ね履きするとちょっと楽になります。
    冬場は寒さ対策にもなります。
(4)デスクまたはロッカー内に食料品・飲料を常備。
    コンビニが開いているかどうか分からないので。
    私はお菓子少々、500mlのペットボトル1本を保管してます。
    バッグ内には必ず「あめちゃん」。
(5)スカーフまたはマフラー、もしくは風呂敷、大判ハンカチ等
    寒さ対策にもなるし、頭にかぶれば保護対策にも。
(6)徒歩での帰宅訓練をする。
    1年に1回でもいいので、徒歩で帰ってみる。
    最低でも地図を見ながらシミュレーションしておく。
    通行止めになる可能性も見越して、経路は複数検討しておくこと。

私の準備は上記くらいなのですが、
ちゃんとした人は、さらに

(7)携帯用ラジオ
    ラジオは情報早いです。
(8)小型の懐中電灯
    停電したら路上は真っ暗です。
(9)地図、コンパス(方位磁石)を携帯。
    自治体の防災マップなどを持っていると避難所が分かるのでいいかも。

『福島区HP』福島区防災マップ

『大阪市HP』危機管理室(市民防災マニュアル、防災マップ等)

私の場合、
「帰るべきかどうか?」の判断に非常に困りました。
会社全体としての意見は
「被害の状況、道路の安全が把握できるまで待機」でしたが
上司からの指示は
「仕事できる状態じゃないし、さっさと帰れば?」
真っ暗になってから、改めて「帰りなさい」と言われたのですが
ひび割れ・隆起・液状化した夜道を歩くのは大変でした…。