福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

CUCINA MAGIA

2013-05-31 | 福島
ほたるまち内、堂島川に面した所にあるレストラン。
前はリーガロイヤルホテル系列のカフェバー、
「リバーサイドテラス」が入居していたような。
お店のHPによると、「クッチーナマジーア」とは「魔法のキッチン」とのこと。

私がいただいたのは、1000円のプリフィクスランチ。



前菜は3種類から選べます。これはお魚の前菜。
すでに記憶がはるか彼方に薄れ始めていますが、
カツオのカルパッチョだったような。



メイン料理も3種類から。
パスタ、魚料理、肉料理からの選択。

大きな窓からは堂島川がのぞめます。
晴れた日などはとても気持ちが良さそう。

ただ、表側はデッキテラスと通路になっておりますので
外を行きかう人から、ちらちら見られます。
見られたくない人、紫外線が気になる人は、
奥のテーブル席やカウンター席があります。
都会の川辺で景色を見ながら食事を食べる、というのは
意外とできそうで出来ないことなので
出来れば、窓辺の席をお勧めしたいですが。
(見応えのある景色であることが少ないから。
 大阪は水都だけあって都心の水辺の景色には恵まれていると思います。
 少なくとも東京よりは)

カウンター席は奥が大きな鏡になっているので、
鏡越しに堂島川を眺めることができます。
これなら人の視線も、紫外線も気になりません。
もっとも、目の前にいるお店の人が気になるかもしれませんが。

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追記 2014.04

いつの間にやら、店名が変わっています。
今の名前は『マジーア・アルチェントロ』→ぐるなび

追記 2018.08

久しぶりに前を通ったところ、空き家になっているようでした。
食べログの公式情報ページにも「掲載保留」マークが付いています。

CUCINA MAGIA(クッチーナマジーア)
住所:大阪市福島区福島1-1-20 (ABC朝日放送の隣)
電話:06-6452-7771
休日:不定休


福島二丁目(5)

2013-05-30 | ・福島:風景・建築・史跡










「改正新版大坂明細全図」明治15年(1882年)。

明治初期の上福島村あたり。
蜆川沿いに「大道寺」「結笠松」と書かれているが
今はそれらしきものが見当たりません。
別の地図に「大道丁」という地名が同じ場所に書かれているので
その誤記かも。

「光チ寺」は福島五丁目の「光智院」、
「オカ松寺」は福島四丁目の「岡松寺」のことだと思う。
「五百羅カン 妙徳寺」は黄檗宗の寺院ですが、今は東大阪市に移転。
その隣に「久安寺」とありますが、このお寺も今は福島にはありません。


※「福島区の風景・街並み

福島二丁目(4)

2013-05-29 | ・福島:風景・建築・史跡
この辺りも昔は長屋が続く住宅地でしたが、
最近は飲食店が増えてきました。





細い路地のような道の奥にイタリア料理店があったりして
ちょっとした探検気分で食べ歩きが出来ます。



他の地域でも同じですが、10年前と比べると
だいぶんと長屋が減ったなぁ…

久しぶりに歩くと駐車場になっていたり、マンションになっていたり。
見慣れた景色のハズなのに、前は何があったのか全く思い出せません。



※「福島区の風景・街並み

福泉寺

2013-05-28 | ・福島:風景・建築・史跡
福島天満宮の近くにある寺院(真宗佛光寺派)。





このお寺は古地図にも掲載されていました。



「天保新改攝州大阪全圖」天保8年(1872年)。

上ノ天神の右上に「福泉寺」とあります。
この付近には「芦間池」(上記地図で上ノ天神の左上)という池があり
水路で蜆川(曽根崎川)とつながっていました。
その水路には江口橋という橋が架橋されていました。



「大阪市中地區甼名改正繪圖」明治5年(1872年)。

上ノ天神の近くには福泉寺以外にも「正福寺」という寺院名が記載されています。
しかし現在の地図にこの名前のお寺は載っていません。
すでに廃寺になったのか
天神さんの東側にあったようなので、なにわ筋拡張の時か
戦災などの被害で他地域へ移動したのかもしれないなぁ。
インターネットで検索してもよく分からず。
古地図にはありがちなのですが、
誤植でお寺の名前を間違っている可能性もあります。

「福泉寺」
住所:大阪市福島区福島2-9-26


※「福島区の風景・街並み

イタリア食堂 TAVERNA-PORCINI

2013-05-27 | 福島
福島のイタリア料理店「タベルナ・ポルチーニ」に行って来ました。
人気店のため、なかなか予約が取れず
(しかも日・祝日がお休みなので帰省と合わないし)
このたび、ようやく行くことが出来ました。

場所はJR環状線福島駅の南側。
古い長屋がぎっしり建て込んでいるエリアです(こんな感じ→五丁目①五丁目③)。
私が子どもの頃は住宅と小さな商店ばかりだったように思いますが
いつの間にやら飲食店街になっていました。
ポルチーニ以外にも人気のお店がたくさんあって
とても賑やかな場所です。

私達が行った日ももちろん満席。
食事中にも次々に新しいお客さんがやってきますが
満席のため、入れません。
今でも人気のあるお店なのだなぁ、と痛感しました。

このお店はジャンルで言うとイタリア料理店に入るのかもしれませんが
実際に行ってみた感じでは、イタリア料理を出す居酒屋というのが近いです。
一階のカウンター席だったのですが、お客もお店の人もとにかく賑やか。
落ち着いた環境でゆっくり話したいときには向きません。
わいわいがやがやと美味しい料理を皆でつつくのにぴったり。
お料理が出てくるのがかなり時間がかかるのと
お店が賑やかで落ち着かないのが難点ですが、
居酒屋感覚で行く分には問題ないと思います。
値段もそんな感じですし。

カウンター席は狭いので、お料理がどんどん来ると乗せる場所が無くなります。
さくさく食べた方がいいかな?とわりと急いで食べたのですが
前菜以降はスローペースだったので、あまり悩まないで済みました。
二階のテーブル席はどうなんだろう。

一番印象に残った料理は、一番人気という前菜盛り合わせ。
ウニのパスタはソースが甘くておいしかった。
お腹がいっぱいだったので、フォカッチャは頼まなかったけれど
次回言ったら是非、焼きたてのパンを頼んでソースをたっぷりつけて食べたいです。


イタリア食堂 TAVERNA-PORCINI
住所:大阪市福島区福島5-10-19
電話:06-6451-3700
休日:日曜・祝日
備考:人気のパンは系列の「パネ・ポルチーニ」でも買えますが、
   こちらも売り切れ次第閉店という人気店なので要注意。

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追記
お店の拡張工事が完了し、広くなりました。
これで予約を取りやすくなるかな?


大開一丁目(6)

2013-05-26 | ・大開:風景・建築・史跡
福島区は一部をのぞいて、多くの地域がかつては農村だったそうです。
しかし、工業化・都市化が進むにつれて、多くの人が住むようになりました。









「最新大大阪市街地図」昭和12年。
明治時代の地図と違い、書き込みがものすごく増えていて
都会になったのだな~と思う。
明治時代、この辺りはまだ「大阪市」ではなく西成郡だし。

西野田工科高校の前。
上記の地図によると、この辺りは茶園町ではなく大開町。





この細い道には今回、初めて入ったのですが
こんな大きな家があってビックリしました。


※「福島区の風景・街並み

大開一丁目(5)

2013-05-25 | ・大開:風景・建築・史跡
商店街から少しそれると、そこは住宅地。
古い長屋があちらこちらに残っています。





袖壁がいい感じ。



ここにも石畳が健在でした。



「新町名入大阪市街全圖」(明治33年)
水色はたぶん水路や河川だと思う。
明治時代の福島区北部は水郷の村だったのでしょう。
地図の上の方に書き込まれた集落は海老江。

※「福島区の風景・街並み

大開一丁目(4)

2013-05-24 | ・大開:風景・建築・史跡


山根乳業。

うろ覚えの記憶なのですが、鷺洲三丁目にも山根乳業さんの建物ありましたよね?
今は「ビバーチェ・サギス」という名前のマンションになっています。
昔はたくさん配達の車が停まっていたような。
少なくとも10年前は鷺洲で営業されていたように思う。





裏手には石材が置いてありました。
石畳の残骸か何かかな?

福島区を散歩していると、
「山根乳業」と「岡崎牛乳」の古い牛乳箱を時々見かけます。
どちらも今でも営業されているんだろうか?
大阪府牛乳協会の名簿には2社とも掲載されていません。

※「福島区の風景・街並み

大開一丁目(3)

2013-05-23 | ・大開:風景・建築・史跡
野田阪神本通をちょっとうろうろ。



味のある看板建築「浦島堂」。
お隣も看板建築の建物だったように思うのですが
いつの間にやら無くなっていました。



一階全面を覆う面格子がかっこいい家。
佇まいからすると、前は何かのお店屋さんだったのかな。



面格子が素敵と言えば、この喫茶店「コーヒーハウスなにわ」。



「實地踏測大阪市街全圖」大正7年。
以前の地名は「西野田茶園町」。
「職工学校」は「西野田工科高等学校」。
今、北港通と呼ばれている所は当時は川でした。
この川にかけられていた橋の名が「新橋」で、
新橋筋商店街の名前の由来になっています。


※「福島区の風景・街並み

創作レストランtre

2013-05-22 | 大開
野田阪神駅近く、北港通から野田阪神本通商店会側へ入った所にあるレストラン。
前は周食堂(レストラン周)があった所です。

メインはイタリア料理とスペイン料理のようで
メニューを見ると能勢産の野菜を使っていることがこだわりらしい。

私は「アヒージョ」のランチをいただきました。
アヒージョというのは、スペイン料理のひとつで
野菜や魚介類などをオリーブオイルで煮たもの。





オイルが地獄のように煮えたぎっています。
パチパチ跳ねますので、取扱いには注意が必要です。
この写真では分かりづらいですが、油で調理したせいか
野菜の色がとても美しいです。
オイルにはにんにくの香りや具材の風味がついているので
パンに付けて食べたり、スパゲティーをつけ麺のようにして食べるそうです。

お料理より何より、印象に残っているのが「店長」であるブタ君。
名前は「スリー」というらしい。
私がお店に入った時は奥で静かにしていましたが、
他のお客さんがかまうと興奮して暴れていました。
お店の人がなだめたら、すぐ落ち着きましたが。

最初はブタ君の姿は見当たらず(お店の奥の方にいたので見えなかった)、
まさか動物を飼っているお店とは思わなかった。
店頭に何か書いてあったのかな、見落としたのかも。
基本的には大人しくしているのですが、時々店内をうろうろ歩きます。
テーブルの下に入ってきて、鼻を押し付けられた時はびっくりしました。
動物が苦手な人間には結構シンドイです。

「創作レストランtre (トレ)」
住所:大阪市福島区大開1丁目4-5 ルワージュ野田1F
電話:06-4804-5530
休日:不定休
備考:創作レストランtre | Facebook