福島ズボラーヌ

https://blog.goo.ne.jp/nekozora-f

大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

懐メロ日記 04

2015-10-31 | ■懐メロ日記

英国を代表する女性シンガーの一人、ケイト・ブッシュ(Kate Bush)。
数々のヒット曲の中で、日本で一番知られている曲と言うと『嵐が丘』(Wuthering Heights)。
明石家さんまが司会をつとめたバラエティ番組
『恋のから騒ぎ』のオープニングテーマに使用されていました。

この曲がリリースされたのは1978年。
1986年に発表された彼女のベストアルバム『ケイト・ブッシュ・ストーリー』(The Whole Story)に
新しいバージョンがおさめられています。
『恋のから騒ぎ』で使われていたのは、この新バージョンの方ではないかと思う。
商品名は忘れましたが、かなり前にオーディオ製品のCMに使用されていました。。

野田阪神のイオンのBGMでは
複数のケイト・ブッシュの曲が流れているのを耳にしたことがあります。
『嵐が丘』は聴いた覚えがないのですが
ピーター・ガブリエルとのデュエット『Don't Give up』、
前述のベストアルバムに収録されている『Sat In Your Lap』も使用されていたと思う。
日本国内ではそんなにメジャーな曲ではなかったので
この2曲が流れてきたときはちょっとびっくりしました。

Kate Bush - Wuthering Heights - Official Music Video - Version 2

(ケイト・ブッシュ『嵐が丘』)

Heathcliff, it's me,Cathy.
Come home. I'm so cold!
Let me in-a-your window.

Heathcliff, it's me,Cathy.
Come home. I'm so cold!
Let me in-a-your window.


妙になめらかな不思議なダンスですが、
彼女は優れたパフォーマーとしても知られています。
デビュー前にはリンゼイ・ケンプにダンスとパントマイムを教わっていました。

この曲は彼女のデビューシングルです。
リリース当初、彼女はわずか19歳でした。
詩の題材は曲のタイトルの通り、エミリー・ブロンテの小説『嵐が丘』。
ケイトは『嵐が丘』のテレビドラマを見て、この曲を書き上げたと言われています。
10代でこんな曲を作ってしまうとは、なんて恐ろしい子…!

『嵐が丘』はイギリスの荒野を舞台とした男女の愛憎劇。
名作として知られていますが、私は高校時代に途中(どころか早々に)挫折し
よくは知りません。
エミリー・ブロンテの姉、シャーロット・ブロンテの代表作『ジェーン・エア』は
何とか読了したものの、物語に流れるあの重苦しさには辟易しました。
今でもブロンテ姉妹が苦手という意識は変わりません。
大人になった今では違う視点で読めるのかも知れませんが、手が出ない。

『嵐が丘』のあらすじはウィキペディアにも掲載されていますが
ちょっと分かりづらい文章です。
(そもそも原作の構成が複雑すぎる)
あらすじの解説文を読む前に、
登場人物の項目に掲載されている英文の関係図を見ながら読むと分かりやすいです。

Kate Bush - Wuthering Heights - Official Music Video - Version 1


ケイト・ブッシュの『嵐が丘』のサビの部分は、
ヒロインであるキャサリン(キャシー)の幽霊の台詞だそうです。
キャサリンとヒースクリフは恋愛関係にありましたが、色々あって二人は破局。
ヒースクリフは復讐の鬼となって、キャサリンを追い詰め、彼女は発狂して死亡。
幽霊となって、嵐が丘をさまようのです。
上記の『Version 1』のビデオでは白いドレスを着用しているので
より幽霊らしく見えます。怖い・・・

物語の背景となるのは厳しい自然環境におかれた閉鎖的な土地柄。
厳格な階級社会に翻弄された男女のドロドロした復讐劇です。
「moor」と呼ばれる土地は決して豊かな地ではありません。
ネット上の英和辞典で「moor」を調べると
『イングランドやスコットランドで heather の生えた排水の悪い高原地帯』とのこと。
heatherはheathとも呼ばれる植物です。
ヒースクリフの名のもとになるヒース(heath)は園芸店でよく売られているエリカのこと。
可憐な花ですが、ヒースが群生する土地は痩せていて水はけの悪い耕作には向かない荒地です。
当然、そこに住む人々は貧しい。
低温高湿な環境は健康上にも良くないでしょう。

そんなわびしい場所に建っているのですから、日が暮れると外は当然真っ暗闇。
地名に「嵐」と付くからには、強い風が吹きすさぶ場所だと思われます。
(強風が悲鳴のような音をたてて吹き荒れると何かで読んだような…)
そういうシチュエーションで、うら若い女性(の幽霊)が窓のすぐ外に現れて
「寒いわ、窓を開けて中に入れて…」と声をかけてくる…
ドアじゃなくて、窓っていうのが怖さ倍増です。
まるで『雨月物語』のような1シーンを歌いあげているのがこの曲なのです。

悲惨な死に様をした女性の幽霊が登場する曲を
なぜ、バラエティ番組の主題歌にしたのか、長い事不思議に思っていました。
しかも番組のタイトルはブロンテ姉妹とは関係ない、シェイクスピアの喜劇です。
『よしもと新喜劇』の幕開けに、演歌の恨み節がかかるようなものです。

しかし、今回この曲の歌詞と訳を改めて読んでみて、
「もしかして」とひらめいたことがあるのです。
キーワードは、明石家さんま、若い女性、寒い、家の中に入れてほしい。

かつて明石家さんまは『オレたちひょうきん族』という人気コント番組に出演していました。
当時のさんまは若くて独身、人気もありましたので、女性に非常にもてており
プレイボーイとして知られていました。
女性との交際におけるいろいろな失敗談を番組で揶揄されることがあり、
その中のひとつが定番のギャグになっていたのです。

それは、さんま宅のドアの前に若い女性(島田紳介が演じていました)が佇み、
「さんまちゃん、寒い…」とドアをノックするというもの。
さんまがどんなに嫌がってもしつこく迫ってきます。
(当時は笑って見ていましたが、今は笑えません)
ウィキペティアの「タケちゃんマン」の記事内では
『洗濯女』というキャラクター名で説明文が書かれています。

この『洗濯女』の台詞と
『嵐が丘』のキャシーの言葉「 I'm so cold! Let me in-a-your window.」を
リンクさせているのではないか…
と思うのですが、考えすぎでしょうか。
単に番組関係者のエライ人がケイト・ブッシュのファンだっただけかも知れませんが。


【参考】
・ワーナーミュージック・ジャパン|ケイト・ブッシュ
ケイト・ブッシュ - Wikipedia
嵐が丘 (ケイト・ブッシュの曲) - Wikipedia
嵐が丘 - Wikipedia

おまけ。
これが『洗濯女』です。
女性の扮装には、いろいろなバリエーションがありました。

オレたちひょうきん族 さんまチャン・・・さむい!

たこやき専門店 蛸

2015-10-30 | 吉野
JR環状線の高架下、野田駅の近くにあるたこ焼き屋さん。
ツタヤJR野田店の出入り口のすぐお隣、お持ち帰り専門のお店です。
実は、お店の名前はよく分かりません。
看板には「たこやき専門店 『蛸』たこにこだわり抜いたたこやき」と書かれています。
この場所は以前もたこ焼き屋が入居していて、少し前までは「屋喜里」という名前のたこ焼き屋さん、
さらにその前は「さぬきや」というお店だったようです。
(近くの居酒屋と同名ですが、姉妹店だったのかな?)



たこ焼きの味付けには複数あって、ちょっと迷いました。
スタンダードなのはソースもしくはソースマヨかと思いますが
生地にしっかり味が付いているので、ソース無しでも美味しく食べられると思う。

JR野田駅前はちょっとしたたこ焼き激戦区。
駅の北側には有名チェーンの「じゃんぼ総本店」、
地下鉄千日前線の入り口前にあるおやじ焼きが名物の「善乃ふわとろ」、
駅のお向かいには昔からある「キラク」。
野田新橋筋商店街や玉川四丁目交差点の南側の地域まで含めると
その数はもっと増えます。
気が付くと無くなっているお店もありますし、なかなか競争は激しそう。
このお店にも是非、頑張って長続きしていただきたいです。

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 追記
残念ながら閉店。

「たこやき専門店 蛸」
住所:大阪市福島区吉野3-1 JR環状線高架下
電話:
営業:
休日:
備考:

懐メロ日記 03

2015-10-25 | ■懐メロ日記

イギリスの人気バンド、ポリス(THE POLICE)の代表作、
『見つめていたい』 (Every Breath You Take、1983年)。
ビルボードのチャートでは8週連続1位という輝かしい記録を持つ名曲です。

30年近く前にリリースされた曲であるにもかかわらず
今もなお世界中で今も愛され、結婚式の曲として
また映画やドラマのラブシーンのBGMとしても使われています。

ほとんどの人がこの歌を感動的なラブソングだと思っているようですが、
実は非常に恐ろしい歌詞です。
英語圏の人たちですら、「美しい恋の歌」と誤解しているみたいなので
ふつうに直訳してると、この歌の恐ろしさには気付かないでしょう。
もし、恋人にこの曲をプレゼントしたいとか、結婚式で使いたいと考えている人は
一度、ネット上の訳詩を複数ご確認ください。
「Every Breath You Take 離婚」とか「Every Breath You Take ストーカー」で検索すると、
結婚式で使うことをためらうような日本語訳が見つかると思います。

この歌における「watch」は、見つめる・見守るではなく、「監視」です。
wikipediaの記事には「歌詞は悪意を持って監視している人間を扱っている」と
書かれています。

The Police - Every Breath You Take

(ポリス『見つめていたい』1983年)

Every breath you take
And every move you make
Every bond you break
Every step you take
I'll be watching you


この歌の主人公は、パートナーのすべての行動を監視すると宣言しています。
宣言ていうより、脅迫かな。
相手の呼吸にいたるまで監視しようと言うのだから、
もはやヤキモチというレベルの話ではなく、典型的なモラルハラスメント。
「I'll be watching you」は決して愛の囁きではありません。

DV男性は第一印象や外面が良いと聞きますが、まさにこの曲のようです。
美しくロマンティックなメロディと、じわりじわりと追い詰めるような歌詞。
この曲を作った当時、スティング(Sting)の結婚生活は破たんを迎えており
離婚問題に悩んでいました。
歌詞につづられているのは、当時の妻への嫉妬や猜疑心、執着心だと言われています。

二人の離婚は『見つめていたい』のリリースの翌年、1984年に成立しました。
ちょっと気になっているのがスティングの再婚の時期です。
現在の妻とは、1992年に法律上の結婚をしているのですが
二人はそれよりも前から長く事実婚状態にあり、
4人のこどもを授かっています。
現在の妻との間の最初のこどもが誕生したのは1984年。
…あれ?別居期間中から交際していたのかしら。
もしかしたら、この歌詞に出で来る粘着質な言葉の数々は
スティングが前の奥さんから言われた言葉だったりして…。

のちにスティングは、ソロシングルとして
『セット・ゼム・フリー』(If You Love Somebody Set Them Free、1985年)を発表しました。
これは『見つめていたい』とは真逆の歌詞で
「愛する人を自由にしておこう」(直訳ですいません)と歌っています。
リリース当時のインタビューでは、
『Every Breath You Take』の歌詞の様な行動・考えは間違ったことだ、と語っていました。
もしかしらたら、『見つめていたい』を封印する気なんじゃないかと思うくらい
強い調子で言っていたように記憶しております。

Sting - If You Love Somebody Set Them Free


スティングと二番目の奥さんとの結婚生活は今も続いています。
今度はお互いに自由を尊重できる関係なんでしょうね。


【参考】
ポリス (バンド) - Wikipedia
見つめていたい - Wikipedia

boulangerie Grand Jete

2015-10-23 | 野田
大阪中央卸売市場にあるパン屋さん、「グランジュテ」に行って来ました。



お店の場所は市場内の「マイドプラザ」(関連棟)の3階。
マイドプラザは正門を入って右側にある建物(上記写真)です。



お店の場所は、前に「patisserie LA MIDO」」が入居していたところ。
工房には「ラ・ミド」の番重(うちではああいうのを餅箱と呼んでましたが)が
置いてありました。
あぁ、あのロールケーキ!また食べたい…



決して便利な場所ではないのですが、知る人ぞ知る人気店です。
タイミングによっては営業時間内でも商品がほとんどないこともあるそうで
行く前に電話で予約または確認をした方がよいです。

私は食パンやら、惣菜パンやらマフィンやらと色々とお買いものすることができました。
どれも美味しかったですが、一番びっくりしたのが
あらびきソーセージが入ったハード系のパン。
この手のパンは、ソーセージの汁気や旨味を
パン生地が吸ってしまっていることが多いのですが
(途中ではじけてしまうんでしょうな)
こちらのパンはソーセージがぷりぷりのままでした。
何かコツがあるんやろうなぁ。
お店のフェイスブックを見ると、私が行った時には無かったパンが
いろいろ紹介されています。
また頑張って早起きして行って来よう。

パンとお菓子の grandjete(グランジュテ)
住所:大阪市福島区野田1-1-86 大阪市中央卸売市場 関連棟(MAIDO PLAZA)3階64号
電話:06-6468-5524
営業:7:00~売り切れ次第終了
休日:日曜・祝日・市場休の水曜日
備考①:グランジュテ Facebook
備考②:boulangerie grandjete グランジュテ - アメーバブログ
備考③:通販 https://grandjete49.thebase.in/
備考④:instagram grandjete___

懐メロ日記 02

2015-10-17 | ■懐メロ日記

アイルランド出身の人気バンド、U2の代表曲『With or Without You』。
今年公開された映画『ソロモンの偽証』のテーマソングに使用されました。
映画の原作も読んだことがあるのですが、どこらへんがこの曲と合っていたのでしょうか。
ちなみに物語の舞台の地は私が以前住んでいたところの近く。
原作に漂う町の雰囲気(何とも言えない閉塞感)はよく分かります。

作詞はリードボーカルのボノ(Bono)。
インターネットを検索すると、たくさんの和訳が見つかりますが
簡単な単語が多いにもかかわらず、詩としては難解。
何度聴いてもよく意味が分かりません。
例えば、「君の目の中にある石」(the stone set in your eyes)は何の比喩なのでしょう。

U2 - With Or Without You

(U2『ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー 』)

With or without you
With or without you
I can't live with or without you

And you give yourself away
And you give yourself away
And you give, and you give
And you give yourself away


私が初めて聴いたU2の曲は『Sunday Bloody Sunday』(ブラディ・サンデー)でした。
物騒なタイトルの由来は、北アイルランドで発生した「血の日曜日事件」。
この曲により、私の中ではU2とは「大きな旗を振りまわして怒りを音楽にぶつけてるバンド」という
コワモテのイメージが出来上がりました。
アルバムの邦題も『闘』とか『焔』とか、やっぱり物騒。

そのイメージが大きく変わったのが、『With or Without You』が収録された
『The Joshua Tree』からです。
この『The Joshua Tree』(ヨシュア・トゥリー)は1980年代を代表する名アルバムのひとつで
世界的に大ヒットしました。
私は友達にダビング(もちろんカセットテープに)してもらい、
テープが擦り切れるんじゃないかと言うほど聴きました。
このアルバムをきっかけにU2への苦手意識が無くなり、初期のアルバムも聴くようになりました。
(ちなみに一番好きなU2の曲は『With or Without You』ではなく、『Pride』(プライド)です)

洋楽を聴かなくなり、U2のことも忘れてしまっていたある日、雑誌でボノの写真を見かけました。
すでにU2はアイルランドの若造グループではなく、大成功したベテランバンドになっていました。
昔は「学生活動に熱心なあまり留年を続けているヒネた大学生」みたいだった彼の姿は大きく変貌し
「金満悪役プロレスラー」のように見えました。
若いころからガッチリした体型だったけど、シルエットが立方体に近づいてるし
身に着けている金属が増えました。
男性の中には成功するとやたらと体を鍛えたがる人をちょいちょい見かけますが
あれはどういった心理なんでしょうかね。
(長渕剛も、昔は軟弱な体型でしたよ)

ニュースなどテレビ番組で現在のボノの姿を見るたびに、寂しい気持ちになります。
(熱心なファンだったわけじゃないのに)


【参考】
U2 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー - Wikipedia
U2 - ウィキペディア
ボノ - Wikipedia

Clannad & Bono - In A Lifetime (1985)


おまけ。
この歌、すごい好きでした。

「ふくしま水辺フェス2015」

2015-10-15 | ■お祭り・イベント等
先日、「ふくしま水辺フェス2015」に行ってきました。
開催場所は大阪中央卸売市場のすぐ近く、野田南緑道です。
メインイベントは、川に浮かぶ中之島フローティングゲートパークというステージで行われる
ミュージシャンやアイドルのライブであるらしい。
ホームページの告知を見たものの、ほとんど知らない人ばかり。



「ワクワク水辺クルーズ」がお目当てだったのですが、早々に受付が締め切られた様子。
確かにすごい小さい船だったもんなぁ。
主催者が想像していた以上に人が集まってしまったのかな。

会場内では大阪の水辺の風景を描いた錦絵や古写真の展示があるとのことで
楽しみにしてたのですが、掲示板に複製を貼っただけのいい加減なものでした。
説明してくれる人もおらず、絵や写真の解説ボードも特にない。
こんなんだったら、別に展示コーナーなんて作らなければ良かったんじゃないの?
たぶん「文化的な催しも入れておかないと格好がつかない」という
お役所の事情なんでしょうね。

会場にはテントが並んでいて、「ご当地グルメ市」をしているとの触れ込みでした。
でも思った以上にお店の数が少なく、お客もすごく少ない。
「オシャレな洋服の交換会」もバザーの終わり際みたいな雰囲気。
午前中はにぎわっていたんでしょうか。



水上の台船の上に設営されたステージでは、
アイドルらしい若い女性グループが歌を歌っていました。
歌の最中、ステージの奥では壁画をライブペインティング。
「歌に合わせて描く」という感じでは無かったなぁ、
歌い手も描き手も「私は私、アナタはアナタ」という感じでした。
(ライブの映像はyoutubeに色々と上がっています)

アイドルのライブには人数が集まっていたようですが
本当にこれが福島区のPRにつながるのか、疑問。
水辺の魅力、お客さんに伝わったのでしょうか。
区役所が主催者に名前をつらね、大阪市税から助成金が出ている事業なので
もっとしっかりやって欲しいです。



おまけ。安治川対岸の「住友倉庫」昭和4年築。
相変わらずかっこいい。
いつか、悪の秘密結社を結成したら、ここを根城にしたいです。


ふくしま水辺フェス2015
・会期:10月11日~12日(終了)
・備考:「ふくしま水辺フェス」 | Facebook


DUCE MIX KITCEN (BAKERY)

2015-10-13 | 吉野
吉野二丁目に新しく出来たパン屋、「デュース・ミックス・キッチン」。
製菓・製パンの専門学校「大阪スクールオブキャリナリーアート」の跡地に
オープンしました。
(学校は今は「キャリナリー製菓調理大阪校」と名を変えて、西区北堀江に移転)
現在のお店を運営しているのも学校と同じ、ジケイ(滋慶)グループの会社です。



同じ建物内にカフェレストランが併設されています。
ベーカリーレストランと言う業態を考えると、
ご近所の「Bourangelie Tour de France」」とお客さんの奪い合いになりそう…。



けっこう前から、1階のガラス窓にパン屋+レストランがオープンするとの
告知が掲示されており、開店を楽しみにしていました。
私が行った時は、タイミング悪く、売り場に並ぶパンは少な目でした。
甘いものが食べたかったので、大好物のマフィンを購入。
購入したのは、ブルーベリー、オレンジ+クリームチーズ、紅茶+プルーン、
抹茶+ホワイトチョコレート。
個人的には紅茶が一番気に入りました。
(一人で食べてませんよ、家族で分けました)



お店の開店は朝8時から。
通学や通勤の途中で買って持って行ける時間なのがありがたいです。

DUCE MIX KITCENBAKERY)」
住所:大阪市福島区吉野2-13-10
電話:06-6110-5377
営業:8:00~19:00
休日:月曜日(祝日の場合は火曜日) 
備考:Duce mix Kitchen (デュース ミックス キッチン) - Facebook

懐メロ日記 01

2015-10-12 | ■懐メロ日記

来月(11月)、『WBCS世界野球プレミア12』なる国際的な野球の試合が行われます。
テレビ放映は、テレビ朝日系列とTBS系列。
そのTBS系列の放送の際のテーマソングがこちら。
TBS系列のニュース番組でも『WBSC』を取り上げる際に、BGMにこの曲が流れます。
以前の『WBC』放映時も使用されました。
もちろん野田阪神のイオン店内放送でも耳に致します。
私が洋楽にはまるきっかけになった曲のひとつでもあります。

Journey - Separate Ways (Worlds Apart)


(ジャーニー「セパレイト・ウェイズ」)

Someday love will find you
Break those chains that bind you
One night will remind you
How we touched
And went our separate ways

If he ever hurts you
True love won't desert you
You know I still love you
Though we touched
And went our separate ways


この曲+プロモーションビデオの特徴は、と言いますと
・素晴らしいメロディー
・素晴らしい演奏
・素晴らしい歌唱

そして、
・絶望的な服装のセンス
・ビデオの主旨が意味不明

ボーカルがノースリーブやのにキーボードがツイードのジャケット着てるって
一体季節はいつやねん。寒いんか、暑いんかどっちや!
(まったくの独断と偏見ですが、当時のアメリカのバンドのファッションセンスはひどかったです。
特に西海岸。LAはマシだけれど、サンフランシスコのバンドは…)

そして、ビデオの映像もまたヒドイ。
ひとりサクサク歩き続けるきれいなお姉さん、
その背後でエア演奏を繰り広げるバンドのメンバー。
各人の動きがぎこちなく、コメディとしても中途半端です。
いまひとつ、狙いがよう分かりません。
当時、彼らは人気バンドだったはずなのに、
どうしてこんなに安っぽいビデオを撮影してしまったのか、謎です。
動画を掲載しといて、こんなことを言うのは何なんですが
この曲を好きな人は、この映像を見ない方が幸せです。

スポーツ中継のテーマソングに選ばれたのは、勇ましい曲調のせいでしょう。
しかし、歌詞の内容はと言うとグズグズした失恋ソングです。
歌の主人公である男性は、なぜ恋人に別れを告げられたのか
よく分かっていないようなのですが、
「そら出て行かれるわなぁ」とため息の出るような面倒くさい男です。

この曲の歌詞を知っていたので、『WBC』をテレビ観戦するたびに
番組のオープニングの時点で
「あかん、なんか負けそう」と猛烈に不安になっていました。
本当に、何でこんな歌詞の曲をテーマソングにしたんでしょうか。

と、ボロカスに書いていますが、
この曲はまぎれもなく1980年代を代表する名曲のひとつです。
それまでもっぱらアイドル歌謡(聖子ちゃんとか明菜とか)を聴いていた
私にはすごく衝撃的でした。
特にボーカルの素晴らしいことと言ったら!
ハスキーなのに伸びやかでよく通る不思議な声です。

私はリードボーカルのスティーヴ・ペリー(Steve Perry)のファンでしたが
ちょっと疑問に思っていることがあります。
それは、彼が今でいう「イケメン枠」に入っていたことです。
その頃の音楽雑誌の記事に「まるで王子様」みたいに書かれていたんですけど
そない男前か??
ファッションセンスも常に変だし。
声は文句なしに超!男前ですけど…
(当時の音楽番組で、ビートたけしに口角の上がりっぷりが変だと指摘されてました。私もそう思う…)

【参考】
Sony Music Online Japan International - JOURNEY -
ジャーニー (バンド) - Wikipedia
フロンティアーズ - Wikipedia(「Separate Ways」を収録しているアルバム)

旬彩 和央

2015-10-11 | 福島
JR環状線「福島」駅の近くにある和食店。
場所は環状線の線路の北側、上福島小学校のご近所です。



お隣の建物は少し前に解体されて、更地になっています。
以前は「かまぼこの鱧六」という看板がかかった白っぽい建物が建っていました。



跡地はやっぱりマンションですかね。



お店の中は落ち着いた雰囲気。
席の配置はテーブル席が中心で、厨房の前のカウンター席が少し。
座席の間隔は比較的ゆったりしています。
のんびり食事やお酒を楽しめそうです。

お店の前を通るたびに、黒い看板に書かれたお昼の定食メニューが気になっていました。
特に数量限定の「出し巻定食」が!
ですが、私が行った時は残念ながら売り切れ後でした。
というわけで、第二希望の唐揚げ定食を頼みました。



これにご飯+お味噌汁+お漬物が付いて、700円。

唐揚げは揚げたてのあつあつで、とてもジューシー。
揚げ衣もカリカリです。
下味がしっかり付いているので、ご飯のおかずにぴったり。
にんにくの風味が強いため、
午後からの予定を考慮して頼んだ方がいいと思います。


「旬彩 和央」
住所:大阪市福島区福島7-5-5
電話:06-6452-0080
営業:11:30~14:00、17:00~22:30
休日:日曜日 
備考:

懐メロ日記 00

2015-10-09 | ■懐メロ日記

野田阪神のイオン(私はいまだにジャスコと言ってますが)で時々買い物を致しますが
ものすごく気になっていることがあります。

それは、店内のBGM。

明らかに選曲が偏ってませんかね。
80年代の洋楽ばかり。
私の知らない間に音楽の世界では80年代が流行しているのだろうか?
と思ったのですが、家人に言わせると
「選曲権のあるエライ人がその年代なんやろ。」とのこと。
なるほど、そうかも知れないなぁ。

80年代というと、私は中学~高校生でした。
それはもう熱心に洋楽を聞いておりました。
今とは違い、You Tubeもipodも無い時代。
CDが普及したのは80年代の後半で、それまではアルバムと言えば大きなLPレコード。
保管も持ち運びも面倒くさかったけど、大きい分ジャケットの芸術性は今よりも高かったと思う。
お金が無いので、もっぱらレンタルで借りていました。
録音するのはもちろん、カセットテープです。
たくさん録音したけれど、オーディオ機器の買い替えにより
テープはただのゴミとなりました。

ラジオ(FM放送)で音楽番組を聴いて、お目当ての曲を録音したりもしてました。
これを昔は「エアチェック」と言っていました。
テレビの深夜放送でも洋楽番組はいくつか放送されていました。
私がよく見ていたのは、「ベストヒットUSA」と「SONY MUSIC TV」。
「SONY MUSIC TV」は長時間ただただプロモーションビデオを流し続ける番組です。
放映意時間が長すぎて、120分のビデオテープに収まりきらないのが悩みでした。
でもヒットチャートを紹介する番組とは違い、
昔の曲や知らないミュージシャンの曲も流れるので
視野を広げるにはとても良い番組でした。

受験をきっかけにだんだん洋楽を聞かなくなり、そのまま年を取っていたのですが
イオンのBGMをきっかけに色々と思い出すようになりました。
今は切れ切れの記憶を頼りに検索すれば、曲名やアーティスト名が分かるし
動画サイトで視聴することもできます。
何て素晴らしい!

このブログのテーマは『大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。』なのですが
たまーに自分の好きだった80年代の洋楽(主として英米)についてぽつぽつ書いてみようかなと思ってます。

特定の年代にしか通じない、非常に偏った話になる可能性大なので
興味のない人はすっ飛ばしてください。
それから、音楽の話と言っても私には熱く語れるほどの専門知識はありません。
脂取り紙レベルの薄っぺらい話しかできません。
昔好きだった曲をしみじみと思い返すだけの記事です。
おおらかな気持ちで読み流していただければ幸いです。

【参考】
エアチェック - Wikipedia
ベストヒットUSA - Wikipedia
SONY MUSIC TV - ウィキペディア