福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

海老江五丁目(1)

2013-02-27 | ・海老江:風景・建築・史跡
以前、「大改造!!劇的ビフォーアフター」で紹介された「ふじや書店」。
貸本屋さんです。



その時のタイトルが「まんが2万冊と暮らす家」。
当時の様子を番組サイトで少しだけ見ることが出来ます。

大改造!!劇的ビフォーアフター 匠の記録:まんが2万冊と暮らす家


※「福島区の風景・街並み


玉川四丁目(11)

2013-02-24 | ・玉川:風景・建築・史跡
福島区と言えば、「長屋」。
実際に街を歩くと、蔵や長い塀のある立派なお屋敷も結構存在するのですが。



長屋の魅力はその親しみやすさとデザイン性が豊富なところ。
古風な漆喰塗り、焼いた杉板を貼ったもの、
華麗なタイル装飾のついたものもありますし、重厚な銅板の長屋も多い。

惜しまれつつ休刊した雑誌「大阪人」でも昔、「長屋王国福島」と言うタイトルの特集が組まれました。
かつて区内で配布されていたフリーマガジン「野田+福島」の創刊号は長屋特集でした。

残念ながら、「長屋王国福島」の号は引っ越しのドサクサで紛失。
一緒に箱に入れたはずの「野田+福島」の本も無くしてしまいました。
一体どこに行ったんだろう…
年末、大阪の家で探したのですが見つからず。

「野田+福島」の長屋特集は今でもネットで読むことが出来ます。

地域のフリーペーパー「野田+福島」創刊号 ながややがな



「ながややがな」の説明によると、この建物は大正時代のものと思われます。

なお、この号に掲載されていた「DBF」は解体され、「starcat garage 」は移転されました。

発行された2006年、福島区の長屋は約2000戸。
「毎年200戸ずつ取り壊されている」と記事に書かれています。
2013年現在では一体どれだけが残っているのだろう…。

※「福島区の風景・街並み

玉川四丁目(10)

2013-02-23 | ・玉川:風景・建築・史跡
玉川四丁目(9)の家並みのすぐ近くが
以前にも投稿した玉川四丁目(4)の街並みです。

この辺も新しい建物がそれなりにあるのですが、
立派な和風建築が複数あり、独特の雰囲気になっています。
規模は違いますが、富田林の寺内町みたい。
そういえば、村の中心にお寺が2つある所が似ています。

お寺が2軒あるのは、本願寺さんが東西の2派に分裂したからかなーと
思っているのですが、どうなんでしょうか。











福島区は地図を見て分かる通り、中之島からも梅田からも近い。
にもかかわらず、こうして古くて大規模な和風建築が残っているのは奇跡的。
今住んでいる東京都江東区はもちろん、他の東京都内の街を歩いても、
古い商店建築や長屋は少しは残っていますが
こういう大きなお屋敷は都心にはほとんど残っていません。

古い家を維持するのは大変です。
まして立派で大規模であるほど、本当に苦労が多いと思います。
だから代替りのタイミングで家を手放したり、
建替えたりすることが多いのでしょう。

昨年の淀川区の渡辺邸解体は非常にショッキングな出来事でした。
福島区も都市化が住んで、これからどんどん景色が変わって行くでしょう。
個人で維持するのは大変ですが、
地域で古い街並みや美しい風景を守る取り組みが出来ればいいなぁと思います。

※「福島区の風景・街並み

玉川四丁目(9)

2013-02-22 | ・玉川:風景・建築・史跡
極楽寺(野田御坊)の近く。



白い壁に走る赤と青のラインが印象的。
昔はもっとクッキリと色鮮やかでした。
水色(というか淡いグレー?)の部分は何だろう。
小さなショウウインドウか何かだったのかな?
2階のベランダ部分の外壁には看板の跡らしきものがあります。
以前は何かお店屋さんをしてはったのでしょうか。



その並びにある家。
かなり古そうです、ちょっと老朽化が心配…
※追記:2014.07
この建物は今年の春頃に解体されました。



この角度で見ると、うだつで顔(2階の格子窓)を隠しているみたいに見えるなぁ。
緑色のテント、1階の大きな戸の感じからすると、前は何かお店だったのでしょう。
昔の野田村の中心だった場所なので、その名残で小規模な商店街があったのかなぁ。

※「福島区の風景・街並み

極楽寺(野田御坊)(2)

2013-02-21 | ・玉川:風景・建築・史跡
玉川の極楽寺の蔵。

以前の記事→「極楽寺(野田御坊)」(2012.04.08)



蔵=白い漆喰壁というイメージがありますが、ここは板が貼られています。



立派な基壇が目を引きます。

昔の野田村の中心地はこのあたりだったらしく
江戸時代の古地図を見ると、この極楽寺の他、
野田恵美須と円満寺、藤の名所として春日社等が書き込まれています。



この地図の赤く囲まれたところが野田村の中心地のようです。
○はたぶん野田恵美須神社のこと。
3つの建物は、右から「カスガ」(春日神社、藤の名所)、
「圓満寺」、一番左が「極楽寺」ではないかと思います。


※「福島区の風景・街並み








吉野二丁目(4)

2013-02-20 | ・吉野:風景・建築・史跡
野田新橋筋商店街近くの景色。



以前、ポンプ井戸を見つけた場所のあたりです。



細い路地が入り組んでいて、面白い場所です。
しかし間違って人様のおうちに侵入しているかもしれないと
ちょっとドキドキもします。



ポンプ井戸はこの路地にありました。



猫の販売所(?)は本日も営業中。

※「福島区の風景・街並み

吉野二丁目(3)

2013-02-20 | ・吉野:風景・建築・史跡


駐車場になっている所には以前、建物が建っていました。
どんな建物だったかは記憶にありません。
「しゃかりき432"」の第一号店はここにあったような…。
今は福島区内のみならず、海外(バンコク)にも支店があります。

駐車場奥の建物、オリジナルはどんな建物で
どういう順番でどのように増改築していったのでしょうねぇ。

※「福島区の風景・街並み





鷺洲二丁目(3)

2013-02-19 | ・鷺洲:風景・建築・史跡
商店街から少し横に行った所に、小さな蔵がありました。



こちらも周囲の住宅にさりげなく溶け込んでいます。
屋根の上には物干し台が乗り、一階の増築部分のせいで
ちょっと見ただけでは蔵とは気づきにくい。

今まで蔵と言えば古民家(お屋敷含む)に付属しているものというイメージがありましたが、
こうして周囲の建物と同化(?)しているケースもあるのですね。
玉川や吉野、野田でも見つけましたし、
真剣に探せば区内でたくさん見つかりそうです。
これから散歩する時は今まで以上によーく見てみようと思います。

※「福島区の風景・街並み